【10月 田舎の風景】自然豊かな田舎での生活と育児
田舎暮らしは自然環境の良さが素晴らしく、豊かな自然の中で子どもが目一杯遊べるような場所が多いです。
私の住む地域は、人よりも虫や動物が多い場所で何年経っても変わらない風景です。
人混みが苦手な私にとっては住みやすく、子供たちも当たり前にある自然を受け入れて目を輝かせ遊んでいる姿が何よりもの幸せだと感じています。
四季を五感で感じ、あまりにも美しい自然美を記録しています。
【10月 田舎の風景・日常】
3歳の娘の七五三(しちごさん)祝いをしました。
子の成長を祝う日本の年中行事になりますが、我が家は神社で撮影をし子供の成長を感謝してきました。
撮影時は着物を着ているのに足りまわる娘をみて
3歳らしい健やかなありのままの娘を撮影することができて嬉しかったです。
例年10月の昼間は温かいので、神社を散歩することが多いのですが
日が暮れるとグッと風が冷たくなり
紫色の夕焼けが冬を連れてくるようでした。
10月の読み聞かせに おすすめの定番絵本【幼児から小学校低学年】
読み聞かせは、 親子のコミュニケーション作りに最適です。
また、 語彙力や読解力、想像力や集中力など、将来的に役立つ力がいくつも身に付きます。
私自身、10代後半から絵本が大好きで絵本を集めては友人や恋人にプレゼントするくらい絵本の魅力に虜になっていたので
我が子が誕生してからの「読み聞かせ」は私自身が大好きな時間です。
寝かしつけ以外にも、ママこれ読んでー!と持ってくるほど
子供たちも絵本を好きでいてくれていることがとても嬉しいです。
そんな絵本好きの我が家が読む、10月のおすすめ絵本をご紹介します!
10月は、運動会、遠足、ハロウィン、いもほりなど、行事がたくさんありますが、
コロナ渦の影響で開催縮小やイベント中止になった方も昨年から多いと聞きます。
私も二児の母として、新型コロナパンデミックの影響による子どもたちの心身の影響を懸念しています。
そこで、実体験できなくても、絵本で行事を体験し家庭で楽しめるといいなぁと思い、
我が家では率先して行事を体験できる絵本を読んでいます。
さかさことばでうんどうかい
作者は西村敏雄さんです。
インテリアとテキスタイルのデザイナーとして活動されている西村さんの画風は愉快で
我が家の息子も娘も大好きです。
「どうぶつサーカスはじまるよ」の絵本で、西村敏雄さんを知ったのですが、
こちらの本を読むと、子どもたちはクスクス笑い空気が明るくなります。
「さかさことばでうんどうかい」もユニークで、動物たちと言葉遊びが盛り込まれていてクスっと笑ってしまいます。
年中・年長さんの言葉を理解し始めた頃のお子さんだと特に楽しめるかもしれません。
ぐりとぐらのえんそく
作者は中川 李枝子さんです。
ぐりぐらシリーズは、中川さんの作品と、実妹の画家・山脇百合子さんの作画が大好きな我が家の鉄板絵本です。
ぐり、ぐら、のきょうだいが可愛らしく、我が家では、青い帽子の「ぐり」はお兄ちゃん。赤い帽子の「ぐら」は妹ちゃん。として読み聞かせを進めることもあります。
文章がリズミカルなので、同じくらいの長さがある絵本より読み進めやすく、子ども達が受け入れやすいのも良いのかもしれません。
『ぐりとぐらのえんそく』では、大きなリュックを背負い遠足に向かうぐりとぐらの姿が、遠足はきっと何かが起きるんだろう!とワクワクさせられる内容になっています。
リュックを背負ってお出掛けする子どもの姿って、希望に満ちていて、すべてが発見の宝庫なのだと感じます。
そこで、我が家では、お友達と遠足にいけなくても、リュックを背負って公園や図書館へ出掛けて冒険しています。
ナイトメアー・ビフォア・クリスマス
子どもの好奇心を刺激するハロウィン!
近年では日本でもハロウィンを行事として楽しむようになり身近なイベントに感じています。
10月31日は家族で仮装をして夕食を楽しむようになった我が家です。
日本の絵本でもハロウィン作品は沢山ありますが、ハロウィンはアメリカの作品『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』がオススメです!
作品のあらすじは、死者の町「ハロウィン・タウン」の住人達は怖い事や、人を驚かせる事が大好きで、「ハロウィン」当日、住人達は大盛り上がりですが、
「ハロウィン・タウン」の王様であるジャックは、毎年毎年同じことの繰り返しでしかない単調な「ハロウィン」に虚しさを感じていて…
どうなる?という感じです。
ファンタジー色とホラーティックな世界観が素晴らしく、ティム・バートンによるアニメーション映画を見ながらハロウィンを過ごすのも楽しいですよ。
今回は、行事ごとにフォーカスしてみましたが、寒い季節の絵本って世界に沢山あるなぁ。と感じました。
冬は温かい部屋で家族で寄り添い絵本の時間を楽しめると良いと思います。
2021年10月 に観た映画。DVD、Netflix (ネットフリックス)、映画館 で観た映画レビュー
コロナ化の中、不必要な外出を避ける生活が続いていてインドアの私も流石にお出掛けできない事にストレスを感じることがありますが
映画を観る数時間は非日常の世界に入ることができ、人生においてアートやエンターテーメントの刺激は必要なものだと感じています。
洋画、邦画、ドキュメンタリー、アニメ。
気になる作品はジャンル問わず観るので、素人目線で映画レビューします。
今回は、秋に観たくなる(私だけ?)ファンタジー、SF恋愛映画をまとめてみました。
陽ざしは温かいのに、風は北風に変わり、服装が薄手のセーターになったり、ショートブーツを出してみたり…
色づいた木々が美しく、移り変わる景色に、冬の気配を感じながら大切な人に思いを馳せる事が多いです。
決まりきった定義が存在せず、さまざまな解釈や受け取り方ができるSF映画は季節の移り変わりの時期におススメです。
1.『コープスブライド』視聴感想 ネタバレなし
2005年公開のティム・バートン監督によるロシアの民話を元にしたファンタジーアニメーション映画。
1993年公開の『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』同様、ストップモーション・アニメーション撮影で製作されていて
ティム・バートンらしい演出が魅力です。
息子と娘と改めて見直したのですが、私は毎回 涙なしには見られない作品です。
キャラクターも魅力的だし、大人も子どもも見られるファンタジーアニメーションで素晴らしいにつきます!
まとめ:子供と観るのにおススメ
評価:★★★★★
ジャンル:アニメーション · ファンタジー · 恋愛映画
2.Netflix『もう終わりにしよう。』視聴感想 ネタバレなし
監督はチャーリー・カウフマン。チャーリー・カウフマン作品で、
「マルコヴィッチの穴」「エターナル・サンシャイン」では脚本を担当していて、2作とも大好きな作品なので期待して視聴しました!
最初から最後まで、なになになに!!の連続で、途中で気絶しそうになりました。笑
そして、見終えた後のジワジワくる不思議な感覚と胸のザワザワ。
夫と観たのですが、見終えた翌日のお互いの視聴感想に盛り上がり、この映画は夫婦で一緒に観てよかったです。
ひとりで観ずに誰かと観るのがおススメです!
まとめ:チャーリー・カウフマンはやっぱり凄い!
評価:★★★★
ジャンル:ミステリ·SF·ホラー
3.Netflix『her/世界でひとつの彼女』視聴感想 ネタバレなし
スパイク・ジョーンズ監督・脚本によるSF恋愛映画。
コンピュータのオペレーティングシステム(人格を持つ最新の人工知能型OS)に恋をする男を描いた物語で終始美しい映画でした。
OSに恋をするなんて!?と思っていましたが、厭らしさよりも正直共感できてしまう部分が多くて、
私自身新たな感情の発見がある映画になりました。
まとめ:子どもには早い段階で見せたい映画
評価:★★★★
ジャンル:SFラブストーリー
4.Netflix『アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜』視聴感想 ネタバレなし
名匠リチャード・カーティス、最後の監督作品。
この作品を最後に監督を引退すると本人が表明しているだけあり、傑作です!
過去にだけ行けるタイムトラベル能力を、カーティス流のタイムトラベル演出がシンプル。
愛が詰った作品で最後は涙腺崩壊しました。
40歳手前の私だったら、タイムトラベル能力があっても使わないかもしれないけど、
20歳若かったらこの能力をたくさん使うのかもしれない。
まとめ:幸せにしてくれて、願わくば考えさせるように作られているカーティス作品に拍手
評価:★★★★
ジャンル:SF恋愛映画
【思春期のADHD】8歳の息子はプチ反抗期・中間反抗期かもしれない
子どもの成長過程において、反抗期は2回あるとされています。
2歳頃の「第一次反抗期」と思春期に入る小学校高学年から中学生頃にかけて訪れる反抗期が「第二次反抗期」です。
近年、思春期の少し手前、小学1~3年生に訪れるプチ反抗期を「中間反抗期」というそうで、子ども時代は、ほぼ反抗期じゃないか。と思ってしまいますが。笑
子ども時代は、それだけ精神発達の過程が多く「子供から大人へと成長するため」の大切なものなのだと思います。
我が家に関しては、3歳になった娘の「第一次反抗期」と、8歳の息子の「中間反抗期」なのではないか?
と思わせる日々を過ごしています。
息子については、「中間反抗期のはじまり」を感じる出来事が続いていて、
息子さんの態度や表情、発言に「あれ?」と思った瞬間がありました。
中間反抗期の5つの特徴
中間反抗期の特徴としては、次の5つが挙げられます。
1 口答えをする
2 反抗的な態度をとる
3 なんでも自分でやりたがる
4 注意されても聞かない
5 親よりも友達を重視するようになる
一般的には、反抗期と同じような特徴が挙げられていますが、息子の変化は以下です。
1 抱きしめられるのを嫌がるようになった(触るな!といった)涙
2 毎日好きだよ。と言ってきたのに言わなくなった
3 異性への感情の変化を話すようになった
4 明らかに私(母親)への当たりが強い
具体的なのですが、私への反抗頻度に「あれ?」と思ったため、中間反抗期の序章なのでは?と感じています。
子供から大人へと成長する過程で誰もが通るものとされていますが、
息子の反抗的な態度(きっと序章なのに…)にADHDの言動もプラスされ、
ついムキになって怒り返して状況を悪化させてしまい、どうしたらいいの!と叫びたくなります。笑
ですが、一端落ち着いて『反抗期は子どもの成長の証』と理解をして、冷静に対応していきたい!
中間反抗期の時期にある子どもは、
これまでの親や身近な人だけの家中心の狭い世界から、学校や友人を通して広がった広い世界に適応しようと努力しているようです。
それらのストレスや、疲れ、葛藤が、時に反抗的な態度にもつながると考えれば、子どもの発達の過程として、温かく見守れるのかもしれません。
発達障害の二次障害「反抗挑戦性障害」
ADHDタイプの子どもの反抗的な態度を放っておくと「反抗挑戦性障害」と言い、
発達障害の二次障害になってしまう可能性があるようです。
反抗挑戦性障害とは、9~10歳未満の子どもに見られることの多い障害で、
症状は「かんしゃくを起こしたり、イライラしやすい」、「権威ある人や大人と口論したり、規則を破る」、「執念深い」の3つに分けられるようで
最近のプチ反抗期の息子の様子を見ているとイメージできてしまう「反抗挑戦性障害」…。涙
子どもが発達障害の二次障害になってしまうと、専門的な対応が必要になり、改善するまでの時間がさらに長くかかるようで、
ここは反抗的態度を様子見せずに、状況の改善のために対策を講じて実践することが必要のようです。
反抗的な子どもに有効な対応3つ
特にお母さんにだけ反抗的な子どもへの「正しい対応」で、有効な対応が3つあるようです!
①感情的にならず、冷静に対応する
②お父さんに状況を理解してもらう
③子どもには約束を守りきらせる
①感情的にならず、冷静に対応する
発達障害・グレーゾーンの子どもは、お母さんの感情的な態度に敏感です。
お母さんが感情的な態度で接してくると、さらに反抗的な態度で言い返したり、無視したりします。
お母さんは、子どものこのような態度にさらに腹を立てて感情的になってしまうため、子どもの態度がさらに悪化していきます。
そうならないために、子どもの反抗的・挑発的な態度に対しては、決して感情的にならないことです。
お母さんは冷静な態度を保ち、子どもが冷静になるまで待ちましょう。
一時的に、子どもの反抗的・挑発的な態度がエスカレートすることもありますが、ここでもお母さんは冷静な態度を貫きます。
冷静な態度を続けていると、次第に反抗的・挑戦的な態度で接しても無駄であることを、子どもが自ら学習し、態度も落ち着いてきます。
お母さん、お子さんともに冷静になれたら、お子さんの気持ちをたくさん聞いてあげると良いようです。
②お父さんに状況を理解してもらう
お父さんには、「子どもが母親の言うことをきかない」という状況を、理解してもらいましょう。理解してくれる人がいることで、お母さんも安心できます。
お父さんに子どもの反抗的な態度について説明するときも、お母さんは冷静な態度で接することが重要です。
お父さんに説明するときに、お母さんが感情的な態度だと「お母さんが感情的だから、子どもも感情的になるんじゃないの?」と言われる可能性があります。
子どもが、どのような状況でお母さんに暴言をぶつけ、反抗的な態度を取るのかを具体的に説明して、理解してもらいましょう。
③子どもには約束を守りきらせる
約束したことをなかなか守れないのが、ADHDタイプの子どもです。これが繰り返されると、大人の方に「仕方がない」とあきらめの気持ちも出てしまいます。
ただ、こうやってあきらめていくと、子どもはどんどん約束を守れなくなっていきます。
大人になったときに約束を守れないままだと、さらに困りごとが増していきます。
約束は、守りきらせることが大切です。また、約束を守れたらご褒美をあげるなど、ルールを明確に決めておくのも重要です。
約束を守れなかったときに、大人が子どもの弁解や屁理屈にとりあわないよう心がけます。大人が決めたことを破ったのでは、子どもは約束の大切さを学べません。
ただし、約束を守れなさそうな状況の時に、感情的にならないことが大切です。冷静に、普段と変わらない口調で
「そろそろゲームの時間が終わりだよ。ご飯を食べようか」
「時間オーバーだよ。次は何をするんだっけ?」
といった風に、子どもに声をかけます。最初はなかなか言ったとおりに動きませんが、
穏やかな口調で何度か言い続けることで、次の行動に切り替えられるようになります。
①②③は、反抗期への対処法だけではなく、子育てをしていく上で大切な教訓だと改めて考えられました。
イヤイヤ期の娘については、『共感する』と言うことを大切にしているのですが、
頭にきても『否定をしない=共感する』というのは年齢関係なく親が必要なスキルかと思いました。
「子育て四訓」で学ぶ親のありかた
以前、「子育て四訓」というのを紹介しましたが、
目を離せ、心を離すな。というスタンスはADHDの息子への見守り方に大きな影響をあたえた言葉です。
「子育て四訓」
1 乳児は しっかり肌を離すな
2 幼児は肌を離せ 手を離すな
3 少年は手を離せ 目を離すな
4 青年は目を離せ 心を離すな
子どもたちが成長していく過程には、大事なポイント(タイミング)があるということがわかります。
それぞれの時期に意識してやらなければならないことがあるということです。
子育てとは別の面から見れば、「親離れ」、「子離れ」の実現=「独り立ち」を手助けすることといっていいのかもしれません。
そのためには、「離さない」ことも大事だけれども、それと同じくらい「離す」ことが大事である。
と、「子育て四訓」はそう教えています。
小学生の息子は、とりわけ上の3 少年は手を離せ 目を離すな は、よく肝に銘じておかなければならないことだなと感じます。
1から10まで、なんでもすべて口うるさく教えていては、子どもは受け身になるばかりで、自ら進んでやろうとする意欲や自主性は育ちません。
主体的な態度を育てるためには、その子に寄り添いながらも、そっとヒントを与えて気づきを促したり、自分の頭でできるだけ自力で考え、
解決しようとする姿勢を後押ししていくことが大事なのだと思います。
今回、プチ反抗期中と第一次反抗期の息子と娘と毎日格闘…していますが、
成長中の子ども二人は、親の行動や言葉をよく見て聞いているので、子どもだから。大人だから。ではなく、
ひとりの人として行動し、息子と娘と接していきたいと考え過ごしています。
また、息子のプチ反抗期で嬉しかったことがあり、
『親よりも友達を重視するようになった』『異性を意識するようになった』ことです。
家庭だけの世界ではなく、自ら交友関係の世界に入ったことや、好きな女の子への特別な意識が芽生えたことで、
他者への想いを口にするようになったのはとても嬉しかったです。
好きな人を喜ばせたいという感情や、友達との関係性で、恥をかいたり、傷ついたりすることで、精神的な成長と実践的なコミュケーションを経験できることは、ADHDの息子にとって療育だと思うのです。
親の私がヒーヒー、ワーワーと、嘆いたって意味がない。笑
冷静に落ち着いて対応し、成長を見守りたいです。
【ADHDの息子と学校生活】小学校からの呼び出し
息子の学校は2学期制なので10月中旬で前期が終了するということで、
久しぶりに担任からのお呼び出しがありました。
1年生の頃に比べて、担任からの電話や呼び出しが減っていましたが
最近の息子は、衝動的な暴力・暴言が度々勃発してきたため
担任からの呼び出しには合点がいきました。
以前、ADHDの子どもの暴力・暴言について記事にはしていますが
『原因のない衝動的な暴力・暴言』には、ずっと頭を悩ませてはいて
何らかの要因があると考え推測したところ、
夏休み明けは3度目の緊急事態宣言で学校は半日授業で開始し、
緊急事態宣言解除に伴い10月から通常に戻り5時間授業が開始したのですが
5時間授業になってからも掃除の時間や休み時間に
『原因のない衝動的な暴力・暴言』が起こるようになったことに気がつきました。
2年生になってからは授業中の脱走、出歩きは徐々になくなり、
椅子に座っていられるようになり授業中に我慢ができるようになったのは大きな成長ですが
40分ほどの授業を1日5回受けるのは息子にとっては大きなストレスなのかもしれません。
実際に、息子本人に、授業中は辛くない?と聞いたところ
息子自信は自覚がないのか「辛くないよ!」「時々、授業がつまらない時は違う本を読んでいたり、落書きしちゃってるけど!」と
ケロッとしているので、良かったのか悪かったのか…笑
担任にも上記の話をしたところ、
「確かに!5時間授業になってからですね!」と理解して頂けました。
息子の学校生活については、担任(学校)と出来る限り情報共有するようにした方が
お互いにとって良いと1年生の生活で学びました。
担任の考え方や力量でも生徒への対応は変わってはきますが
まずは対話する事で、お互いを理解し合い信頼関係をつくっていくことが大切な事だと考えています。
2年生の担任については、2年生進級の頃は、息子と衝突することが多く
息子の言動に苛立ちがあったと率直に話をしてくれて、
私は我が息子ながら担任の気持ちが理解できるので。笑
同調する気持ちと、私も素直に息子のADHDに関する想いを先生に伝え、
家庭で出来る限りのサポートをするので学校での様子を共有させてほしい事を伝えました。
小学校の教員は特に多忙で、教員の労働時間については頭が下がります。
その多忙の中、ADHDの息子のフォローは先生の負担になると承知で、感謝しています。
そして、息子の学校生活は「安全第一」を目指しているので
担任が大半のことを大目に見てくれるようになったのは、家庭と担任が都度コミュニケーションをとっているからかもしれません。
もうひとつは、家庭で当事者の息子とも話をする時間を作ることを大切にしています。
担任と息子、親と息子、親と担任。
が、それぞれの時間で対話し意思疎通していると
すれ違いがあった時に、互いの意見をすり合わせることができます。
実際、心の内は分かりませんが、
学校からの呼び出しは、大切な対話の時間だと考えるようにしています。
周囲からの意見やアドバイスにきちんと耳を傾けることで
相手もこちら側の意見を聞き入れてくれることもあります。
当事者の子どもを守るために、サポートをするために
どんな時も私は飛んでいける人でいたいと思っています。
2021年10月に読んだ 育児本&育児に役立つ本
育児や発達障害に関する情報は、インターネット上以外にも書籍を通して体系的に学ぶことができます。
今月も様々な本を拝読しました。その中でいいなと思った物、オススメの物をいくつか紹介します!
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1. 子どもはみんな問題児
著者は、中川李枝子さんです。
中川李枝子さんといえば、童話『ぐりとぐら』シリーズを思い出す人が多いかと思いますが、
中川さんは保母として働きながら執筆活動をしてきた方で、アニメ映画『となりのトトロ』のオープニングテーマ『さんぽ』の作詞を行っていてマルチに活躍されています。
代表作は数知れずではありますが、個人的に、実妹の画家・山脇百合子さんの絵を見ると中川さんをイメージしてしまい、優しさに溢れたご姉妹の感受性は温かなご家庭で育ったのではないかと感じます。
今回の『子どもはみんな問題児』を読んだときは、中川さんの「思想」に感銘を受け涙が出ました。
人間の本質を理解しているから、子どもを大切にしているし、生きる上で大切な考えや行動を示してくれている本でした。
この本の帯には、「この本こそ、子育て中の新米ママの味方だと思いました」という言葉を、宮崎駿さんが書いていますが、まさに私の育児バイブルになりました。
悩んでいるお母さんには是非読んでもらいたい本でオススメです。
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2.なぜきみは生きるのか 10歳からの人生哲学
著者は、大坪信之さんです。
大坪信之さんは、自身の子育て中の経験から幼児教育に興味を持ち、1992年に徳育教室(現コペル)を設立されていて、自身もADHDだと公言されています。
子ども達に読んで欲しいと書かれた著書なので、大人であればあっという間に読めてしまう内容ですが、独自の感性論が面白く世代関係なく読み進めることが出来ると思います。く
私が大坪さんの本を手に取った理由は、息子の思想と大坪さんの思想が似ていると感じたからでした。
一読してみて、まだ語彙力の低い息子の言葉を大坪さんが翻訳してくれたような感覚になり、この本を読んで良かったです。
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また本は紹介したいと思います。
ADHDの息子が好きなこと・得意なこと
心身ともに日々成長している息子ですが、2年生男子の平均よりもガッシリ見えて体つきがしっかりしてきたように感じます。
実際、手に負えないくらい愚図ってしまった時に怒りをぶつける息子なのですが、
声も大きく体当たりしてくる時があり、私は跳ね飛ばされてしまう事があり、衝動的な感情をコントロールさせるサポートの難しさを感じることがあります。
男の子なんてそんなものよ。なんて言われたり、
親が悪い。なんて言われたり、
ADHDと命名された個性は、簡単には理解できませんよ。笑
ただ、生き物全て、毎日同じ日なんてないし、理解できないところが無い人なんていないはずです。
上手に隠せたり、上手に自分で消化出来たり、上手に人に頼れたり、するだけだと思ってしまう。。。。
でも、そんな思考を持っていても、息子の事で悩みは尽きません。
ひどい事を言ってしまったこともあるし、大きな声で叱ってしまう事だってある。
NGなことだと知っているから母親失格だなとも思い、私自身が前向きになる方法を沢山取り入れています。
前回、ADHDの息子のすごいところ100個を書きだしてみたという記事を書きましたが、
その記事と似てはいますが、息子が好きな事や得意な事を思い返してみるようにすると、あら不思議、心は前向きになることに気づきました。
ADHDの「好きなこと」と「得意なこと」
一般的に、人間の能力の「得意なこと」と「好きなこと」の2つは、似たような印象を受けますが、実態はまったく別物になります。
得意なこととは先天的であり、好きなことは後天的です。
生まれつき得意なことはありますが、好きになるのは環境や出会い、タイミングによって変わってくるそうです。
ですが、息子を見ていると、「好きなこと」は人1倍集中して取り組める分、人より成長が早いです。
誰よりもスキルや経験がなくても、続ければ追い越せるくらいの力を発揮することがあります。
そこで自信がつき「好きなこと」が「得意なこと」になる事が多いように感じるのです。
息子の「好きなこと」
・LEGO(レゴ)が好き
・ブロック全般が好き
・生き物が好き
・妖怪が好き
息子は幼児期からブロックが好きで、集中してブロックを楽しむ事が多く、
2歳になった時に「ニューブロック」で創作するようになりました。
5歳くらいになると「LEGO」で遊ぶようになりました。
他にも、「クリエイティブボール」や「マグネットブロック」の玩具を使い、
立体で楽しむようになりました。
生き物については度々記事にしている通り、幼児の時から大好きです。
ただ育てるだけではなく、「危険生物」や「最強生物」について関心があるようで
危険なウィルスについても調べるほどです。笑
昨年から猛威をふるう新型コロナウイルスはパンデミックと言われ、
現実に生活にも大きな影響を受けている経験を息子は生きているのも運命だったようにも感じてしまいます。
物心ついたころから「研究者になりたい」という夢が、新型コロナウイルスによってリアリティある夢になったのは
幸か不幸かは息子のみ知ることです。
生物好きの延長で「妖怪」です。
日本で伝承される民間信仰において、人間の理解を超える奇怪で異常な現象や、あるいはそれらを起こす、不可思議な力を持つ非日常的・非科学的な存在に夢中です。
妖怪でも、西洋妖怪やモンスター、未確認動物(UMA)も好きで、とことん!すぎて、息子の興味には感心してしまいます。
不思議とすべての好きなことが連動していて、大きな好奇心や探究心を育てていることは間違いないのです。
そこで、息子の「得意なこと」は?
息子の「得意なこと」
・絵を描く
・空想力や想像力がある
・立体を正確にとらえる
・記憶力がある
LEGO(レゴ)やブロック全般が好きことで、空間認識能力が身に付き、絵を描くことや、立体を正確にとらえる事が得意です。
絵では、絵(2次元)の中に、空間(3次元)が正しく描写されることでリアルな絵、迫力のある表現が出来たり
算数や工作で立体物の創作につまずくことが少ないです。
記憶力については、好きではないものでも良く覚えていて、暗記が得意なのは生活する上で優位かと思います。
ですが、ワーキングメモリーが低いので、記憶力が上手に発揮出来ないことはあります。
最後に、「空想力」や「想像力」があることは大きなメリットでもあり、息子自身が誇りに思ってほしいことです。
好き嫌いがはっきりしているのか、割り切った考え方ができるので判断が早いことが多く、独特の価値観を持っています。
だから、他の人とは違った思考(空想・想像)ができるのだと思います。
ADHDの息子は「好きなこと」が「得意なこと」になる傾向が高い
全頭に、一般的には「得意なこと」と「好きなこと」の2つは、実態はまったく別物ということですが、
息子は「好きなこと」を徹底的に追求する特性から、「得意なこと」になっているように感じます。
単純に、追求された「好きなこと」に対して、周りは沢山褒めてくれるので、自信になり更に追求していきます。
きっとADHDの子は褒められなくても追求していく集中力がありますが、周りの大人が見守ってくれている。と思えた方が
「得意なこと」へとなる可能性は高いのではないでしょうか。
逆に、興味がないこと、嫌いなことは、関心がない事だとはっきりしているので…笑
「好きなこと」を追求させてあげられる環境を作ってあげて、我が子の没頭している姿を理解する時間を親が持つことで
怒ってしまいたくなる言動があった時も、心を穏やかにする事が出来るのかもしれません。
一筋縄ではいかないことばかりですが、ADHDの子の「好きなこと」をもっともっと発揮させてあげて
日常の小さな失敗は笑ってあげられる母になりたいと思っています(切実に…)
【ADHD小学生と生き物】昆虫・川魚(淡水魚)・爬虫類の飼育
息子は幼児期から生き物に興味があり、夢中になって虫取りをする姿は正に狩りをしているようです。
ADHDの遺伝子が狩猟民族から受け継がれているという説は事実だと思わせるような。息子の動きは狩りをしているようなので、息子の狩猟スタイルにひいてしまう人もいます。笑
度々記事にしていますが、私が「田舎暮らし」を決断した理由のひとつは、息子の狩猟姿を見てです。
田舎暮らしをはじめて5年経ちますが、この5年で飼育した生き物はたくさんです。
残念ながら飼育に失敗して生き物が命を落としてしまった経験も多いです。
命に大きいも小さいもないので、飼育していると「かわいそう」と周りから言われるたびに親として悩んだこともありました。
ただ、息子自身の飼育したいという気持ちを尊重し息子自身の心身の成長を願っていて、そして飼育するということは同時に責任を伴う事を経験してほしいと考え飼育を止めずにいます。
飼育するにあたり、生態を知らないとはじまりません。
そして、食べないと死んでしまう。
環境を整えないと死んでしまう。
ということを、息子自ら学んでいます。
弱肉強食や食物連鎖も、言葉から学ぶのではなく実体験で知ることで興味や知識は増える一方です。
どんな生き物も食べずにいれば死んでしまう
生き物を飼育することで「食べる」ことを深く考えるようになった息子。
生き物の命のつながりは「生き物は生き物を食べる」という絶対的な仕組みがあり息子は食事を残さなくなりました。
お腹がいっぱいでどうしても食べられない時は「ごめんなさい」と食事と私に言います。
そして、飼育している生き物に食べる物を与えるために、息子は毎日、飼育中の生き物の食べ物探しをしないといけないのです。
大半が、生きている物を食べる生物が多く、例えば、
カマキリであれば生きたバッタを食べます。
カエルは生きたミミズを食べます。
ヤゴは生きたオタマジャクシを食べます。
食べ物探しは、骨の折れる仕事なのです。
ですが、息子が食べ物を獲らないと飼育している生き物は死んでしまうので、食べ物が獲れない日が続いた場合は息子本人が自然環境に逃がすようになりました。
その点、野菜の切れ端を食べてくれる生き物に関しては飼育しやすいことを知りました。
カタツムリやコオロギは野菜の切れ端で大丈夫なので、息子は、ママ、切れ端お願いね!とお願いしてくるので、わたしも出来るだけ美味しそうな切れ端を渡します。笑
キリギリスに似たクツワムシはハムを食べたのには驚いたりと、「食べる」ことは興味深いことだと生き物の飼育で学びました。
淡水魚を飼育の楽しみ方
淡水魚飼育をはじめたのは、近所の農家のおじさんがメダカをくれたのがきっかけでした。
昔使っていた水槽を父が大切にとっておいてくれたので、父から譲り受けました。物を大切にする父なので水槽の砂利もとっておいてくれていました。
父が金魚を大切に育てていた記憶がよみがえり、古いものを受け継げたことが嬉しく子どもたちと大切に使おうと思ったことで水槽のある生活が5年経ちました。
当初は用水路で見つけたメダカだけだったので、ペットショップでアカヒレという魚やシマドジョウ、ヤマトヌマエビを購入し飼育していましたが、
息子が田んぼや用水路で、ミナミヌマエビやシマドジョウを捕まえられるようになりました。
繊細なエビの飼育にも馴れると、ミナミヌマエビの繁殖に成功し、小さなエビの赤ちゃんを発見したときは家族で大喜びしました。
最近では釣りにも目覚め、コイ科のモツゴ(たぶん)を釣って飼育し始めました。
フナは近所のおじさんが、卵から孵化させたものを譲ってもらい一緒に育てることになったりと、毎日何かしらの生き物との出会いです。笑
淡水魚のいいところは、水温の温度管理が難しくないのと、エビやドショウはコケやフンを食べてくれたり、エビは脱皮しますが、これはドジョウが食べてくれます。
残念ながら死んでしまった魚は、エビやドジョウが食べてくれるので、小さな水槽の中でしっかり共存関係が出来るのが良いです。
死んでしまった物を食べることは命の循環で、命を継ぎ足し、継ぎ足し、生きていることが実体験で理解できるのではないでしょうか。
爬虫類(蛙・二ホンカナヘビ)を育てる
田畑に囲まれているので、真冬以外は蛙が至る所で姿を現してくれます。
蛙はとてもデリケートな生き物で飼育するのがとても難しく、何度も挫折し自然に戻しています。
蛙は育てるのが難しいので、オタマジャクシを蛙にするまで飼育し、蛙になったら自然に戻すようにしました。
オタマジャクシが蛙になるまでの変化は見ていて興味深いので、好奇心旺盛な子は飛びつくんじゃないでしょうか。
ニホンカナヘビは息子が大好きな爬虫類で、ほっとくと手にいっぱい掴まえてきてしまいます。笑
たまたまニホンカナヘビのメスを飼育していた時に、卵を産んだお母さんカナへビが翌日死んでしまいました。
息子はショックを受けましたが、自分がお母さんになると言って卵の孵化に挑戦し、40日間の飼育で見事に孵化させることが出来ました。
夫も私も、卵の孵化には驚きましたが、まさかの、もう一匹いたカナヘビのメスが卵を新たに卵を産み…
2度目の孵化を成功させたので、カナヘビの赤ちゃんが5匹になってしまいました。
孵化を成功させた息子の熱意に負け、我が家ではカナヘビの飼育にも本腰が入ったのです(現在真っ只中)
爬虫類が苦手だった私は、卵からの姿をみているのでカナヘビの赤ちゃんが可愛くて仕方なくなってしまい、家族でカナヘビ飼育を大切に楽しんでいます。
カナヘビは、静かで、寝ているか食べるか遊んでいるかです。
猫のような動きで狭い場所が好きだったり、きょうだいでくっついて眠ったり、高いところに登ってみたり…
見ていて飽きません。笑
生き物がいる暮らし。生物が好きな息子から学んだこと
生き物を飼育するということは、汚れた物を綺麗にする仕事の方が多いくらいで実際は大変なことです。
人間でいえば拉致されて監禁されていると同じことなので、本来は捕まえたら観察をして自然に戻すのがいいと思います。
我が家で飼育していた生き物も出来る限り自然環境に戻してお別れするようにしています。
昆虫類は特に短命なので、子孫を残すために生きているようにも見えてしまうし、常に何かしらに狙われて生きているので激動的な生涯で命の尊厳を教えてくれていると思います。
多動傾向で、動くものに興味があることから、息子は衝動的に生物を追いかけているのかもしれませんが、
大きくは好奇心があることで、生態まで興味を持つことに繋がったのは、とても良いことだと思っています。
以前の私は、生き物を見ると眉をひそめてしまっていましたが、今は、子供と一緒に興味を持ち胸を膨らませることが出来ていることは幸せなことだと思うのです。
大げさに言えば、見える世界が変わって、害がない生き物であれば、共生できると思うようになりました。
息子の並外れた好奇心は、息子自身が大切に育てて欲しいと思います。
私は、そんな息子が大好きなので、いつまでも見守っていこうと思います。
【ADHDの息子のすごいところ100個】好きなところ、いいところを書きだしてみた
我が子の好きなところを100個書けますか?
我が子の良さに気がつかないと、母親である自分自身を責めてしまったりする事があります。
日々に追われ余裕がなくなると、ついつい子どもの言動にイライラしてしまい
悪いこと(対して悪いことじゃないのに)に目がいってしまいがちで
周りから褒められたことがあるはずなのに、謙遜しすぎて受けとれないままスルーしてしまったりします。
大好きで大切なのに今日も怒っちゃったな…
明日は褒めたい!怒らずに過ごしたい!
の繰り返しです。
そこで、ADHDである息子の好きなところをどんどん探して、自分も息子も幸せな気分にしたい!させて下さい!笑
親バカで良い!我が子をもっと認めてあげよう
息子の好きなところ、いいところ・すごいところ を100個言い方が違うだけで意味は同じ?ということも出てきますが、サラッとお付き合いください。
- 明るい
- いつも元気
- 行動力がある
- 痛みに強い
- ユニーク
- ひょうきん
- 独特
- オリジナリティがある
- 楽天的
- 誰とでも仲良くなれる
- 素直
- 初対面でも話せる
- 天真爛漫
- 純粋
- 無邪気
- 想像力がゆたか
- 体力がある
- ユーモアがある
- 差別をしない
- 生き物が好き
- 好奇心旺盛
- 好きなものにこだわりがある
- 自由奔放
- 色彩感覚が良い
- 記憶力が高い
- 夢がある
- 楽しいことが好き
- ほぼ毎日すきだよと言ってくれる
- 手紙を書いてくれる
- 絵を沢山描いてくれる
- ご飯が楽しみと言ってくれる
- 友達が好き
- 妖怪に詳しい
- 牛乳をたくさん飲む
- 外から帰ってきたら必ず手を洗う
- お風呂にひとりでは入れる
- パソコンが立ち上げられる
- 箸が上手
- お菓子よりも食事が好き
- たくさん映画をみる
- 絵本が好き
- ブロックでいろいろ作れる
- 研究者になりたいと夢がある
- 楽しみ上手
- チャレンジ精神がある
- 度胸がある
- 眉毛がしっかりしている
- 綺麗好き
- 虫から寄ってくれる
- 人の話を楽しめる
- 校長先生にもタメ口
- 周りの目をきにしない
- 自分らしさを大切にしている
- 親しみやすい
- 偏見がない
- 心が豊か
- たくましい
- 成長したい気持ちがある
- トカゲを捕まえられる
- 虫を何時間も追いかけてられる
- 眠るとき手を握ってくれる
- 薬を嫌がらない
- 注射で泣かない
- 感受性が高い
- 涙もろい
- 情熱的
- 褒められるのが好き
- 怒られてもケロッとしている
- 力が強い
- フットワークが軽い
- 平等にできる
- 自然体でいられる
- 感情を表に出せる
- 自分をさらけ出せる
- 自分がこうしたいという意思がある
- 基本ハッピー
- 空手で黒帯をとりたい!と目標がある
- 人形を大切にしている
- 空想力がある
- 宿題を必ずやる
- 目薬を怖がらない
- 足が大きい
- 学校が好き
- 堂々としている
- 夢中になれる性格
- ボールを高く蹴ることができる
- 小さな虫でも見つけられる
- 特別なことを楽しめる
- ずっと会話をする事ができる
- 声が大きい
- お散歩中に野花をプレゼントしてくれる
- 転んでも立ち上がるのが早い
- 自分が大好き
- 毎日ザリガニに餌をあげる
- 嘘をつかない
- 上限を決めていない
- マイルールがある
- ボールの空気入れができる
- 上履きを綺麗に洗える
- 手でシャボン玉ができる
私たちは人のすごいところ…と聞くと標準よりも優れている性質を思い浮かべてしまい
誰かよりも、うまくできるなにか。誰かよりも、才能があるなにか。誰かよりも、目立ったなにか。
と考えがちですが、他社と比べて優れていることが「すごいこと」ではないと
『僕らは奇跡でできている』というドラマで教えてもらいました。
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私たちは成長するにつれて、できることが増えます。
できなかった時には、すごいと思えたことも、できるようになった途端、普通のことになる。
そして、もうすごい…とは思わない。
だけど、毎朝、ちゃんと起きて、仕事に行くのは、すごいことじゃないのか?
毎日、家族のために、食事を作るのは、すごいことじゃないのか?
相手の目を見て笑顔で「おはよう」と挨拶するのは、すごいことじゃないのか?
私たちは、そんなすごいことを、毎日、たくさんこなしていると考えると見える景色が変わります。
完璧にできていなくても少しでもできているな、こういうところがあるなと思えたことで良いんだと思うのです。
1日の生活を通してみたら、100個どころではないかもしれません。
我が子にはいっぱいすごいところがある!
我が子じゃないにしても、周りの人の良いところ、素晴らしいところに気がつけると毎日の過ごし方も変わるかもしれません。
どんなどきに、どんな場所で、どんな表情で、どんなことがあったか。
そして、どう感じたかを思い出してみて、ひとつ見つかると、あれこれたくさん思い出せると思います。
毎日、イライラしてしまったり、子育てで自己嫌悪になってしまているお母さんに、我が子のすごいところ探しオススメです!
頭の中がスッキリして心が穏やかになりますよ。
私は、息子のすごいところ100個、息子にも伝えたいと思っています!
娘のすごいところ100個も考えてみよう~
「 のび太型ADHD 」と「 ジャイアン型ADHD 」の特徴【いじめの被害者・加害者にもなりやすいADHD】
『のび太・ジャイアン症候群』という書著が目にとまり気になり読んでみました。
著者は、東京都武蔵野市に発達障害専門のクリニックである「司馬クリニック」を開院した司馬理英子さんです。
ADHDと診断され、1年生の7歳から現在8歳の息子の様子で疑問になっていたことがあり、
その疑問が解決しないものの、この本を読んで腑に落ちた部分があったので記事にしてみました。
のび太型ADHDと、ジャイアン型ADHDとは
漫画「ドラえもん」に出てくる“のび太”“ジャイアン”のキャラクターをADHDの特性で現したのが、『のび太型』『ジャイアン型』ADHDです。
ADHDの子の特徴を理解してもらいやすいように精神科医の司馬理英子先生が名付けた、独自のニックネームです。
『のび太型』(不注意優勢型)
クラスでもあまり目立たないし、他の子のジャマもしない。でも部屋が片付かず散らかっており、宿題をし始めてもはかどらず机でボーッとしている。
行動が遅い。何か問題が起こると原因を冷静に考えずすぐ人のせいにするなど、「不注意」だけが目立つパターンです。
目立った問題行動がないのでADHDだと認識されないことが多々あります。
漫画では“のび太”は優しい気立てで、他の子の気持ちがよくわかるという特性もあります。
『ジャイアン型』(多動性-衝動性優勢型)
やたら元気で活動的。リーダーシップにあふれているので、周りの子をぐいぐい引っ張っていきます。
反面、衝動的でガマンができず、思ったようにいかないと急に怒り出す。順番を守らず身勝手なので、遊びなどでは他の子を押しのけて割り込むことも。
危険な遊びが大好きで、ケガはしょっちゅう。抑制が効きません。『ジャイアン型』は男の子に多いそうです。
『ジャイアン型』 と 『のび太型』の共通点は、注意力の散漫さ
のび太とジャイアンは、まったく違う個性を持つように見えますが、「忘れ物が多い」「保護者や先生の指示に従うのが苦手」「気が散りやすい」「飽きっぽい」などの共通点があります。
ADHDには、不注意が目立つ「のび太型」と、衝動性と多動性が目立つ「ジャイアン型」、その両方の特徴を併せ持つ「混合型」の3つのタイプがあると言われています。
『のび太型』『ジャイアン型』混合型の息子
全頭に書きましたが、息子の疑問行動があり、ジャイアンのように常にだれかを従わせようとする姿があり
物事の考え方が異常に表面的で、合理的な話が通じにくく、何があっても自己肯定感が高いのです。
息子は言葉の話し出しに「違う違う○○○」と話し出すことも多く
基本的に他者の意見を聞くスタンスではなく、
自分の思い通りにならないとムスッとした顔をしガマンできないのです…
そして、本人は遊んでいるつもりでも行き過ぎた行動で「いじめ」になりえる事があります。
家庭内で、妹が嫌がることを泣くまでやってしまったり、ペットを怖がらせて楽しんでいることがあるのです。
ADHDとはいえ、限度の超えた行動は危険行動や健全な行動にはならないため
私は息子に何がいけないのか伝え続けています。
その反面、優しい一面もあり、周りが気がつかない事への気配りができることがあるのです。
息子の言動が不思議でしょうがなかったので、『のび太・ジャイアン症候群』を読んでほんの少し納得できました。
【9月 田舎の風景】自然豊かな田舎での生活と育児
田舎暮らしは自然環境の良さが素晴らしく、豊かな自然の中で子どもが目一杯遊べるような場所が多いです。
私の住む地域は、人よりも虫や動物が多い場所で何年経っても変わらない風景です。
人混みが苦手な私にとっては住みやすく、子供たちも当たり前にある自然を受け入れて目を輝かせ遊んでいる姿が何よりもの幸せだと感じています。
四季を五感で感じ、あまりにも美しい自然美を記録しています。
【9月 田舎の風景・日常】
まだまだ暑い9月ですが、夕方や夜は風が冷たく秋を感じます。
少しずつ、柿が色づきはじめました。
今年は無花果が沢山実り、毎朝もぎたてを頂くのが幸せですが、子ども達は無花果の美味しさをまだ分からないようで残念です。
一年中、子ども達の遊び場は田んぼや裏林ばかりですが、四季の変化を感じやすい遊び場で植物の変化を楽しんでいます。
【ADHDと読書習慣】子どもの頃から本がある生活
私は絵本が好きですが、読書をする習慣がないまま大人になってしまいましたが、
ただ、本があると安心するので本屋さんも図書館も大好きで足を運ぶことが多いです。
でも本を読む時は気合を入れて挑んでしまったり
『読書するぞ』と重たい腰をあげてやる気を振るいたたせないとダメでした。
しかし歳を重ねると好むものも変化してきて
テレビを観ると耳も目も疲れてしまいラジオを好むようになったり
仕事や子育てで壁にぶつかったり、新しい挑戦をしたいときに自分の経験だけでは情報が少ないため、本からの情報を必要とし本を積極的に読むようになりました。
好奇心や新しい挑戦、多様な思考力を持つ必要性に気がつくと
本にふれる時間が必要だと言うことに気がつき読書をするようになったのです。
実際に読書を習慣化したことで、それなりに読解力も上がります。そして、新しい情報を知ることは人生を豊かにしてくれるのです。
経験しなくても活字から学び沢山の情報を習得することが出来ることができます。読書好きな方は、インプットが多いことでアウトプットは明らかに情報の質が違うなと感じます。
もっと子どもの頃から本を読めば良かった。と後悔しているので、我が子には本を沢山読んで欲しいと思っていますが、
私の経験から考えると、子ども達に「本を読みなさい」と言っても、本を読む習慣をつくることは無理だと知っています。
何でもそうなのですが、子どもの興味のあることは様々な意欲を生み出すので
子ども達には、好きなことはとことん経験させると、必ず疑問が出るので『調べ習慣』を教えています。
わからないことがあったら、調べる癖をつけ深掘りしていくのです。
息子の場合は、妖怪や生物が好きなので、妖怪の本は惜しみなく触れさせることで、4歳くらいからぶ厚い妖怪本を熟読出来るようになりました。
最初は絵だけ楽しみ、気になるところはママ読んでっと持ってきていましたが
いつでも親が読んであげられるわけではないので、自分で読む練習をはじめたのです。
生物についても妖怪と同じで、様々な図鑑をみては暗記していました。
面白いことに、この図鑑とあの図鑑に使われている写真は同じだね。と間違い探しをはじめたのには笑ってしまい
子どもの好奇心は本当に素晴らしい!と考えさせられることが多いのです。
好奇心を引き出すことは、あらゆることを解決させるポイントかもしれません。
他には、私が出産後から子どもに本を好きになってもらう取り組みがあります。
- 家でいつでも本に触れられるようにする
- 図書館・本屋さんに行く
- 字が読めるようになった子どもにも読み聞かせを続ける
- 隙間時間を活用する
- 親子で同じ本を読んで語り合う
- 漫画も本として認める
1.家でいつでも本に触れられるようにする
我が家は目に触れる場所に本を置いています。
リビングのキッズスペースには子ども用の本棚があり、絵本を大切にしまっています。
また、表紙をみせるマガジンラックを設置し、毎月のオススメの本を飾るように子ども達と決めて飾っています。
リビングにいる時間が多いので、毎日、息子も娘も、時間の合間に絵本を引っ張り出して読んでいる姿が見られるので
『いつでも本に触れられるようにする』というのは意味があるように感じます。
玄関には、夫婦でオススメの本や、今、気になっている本を置くことで、お互いの関心を共有し、子ども達の目にふれられるようにしています。
子ども達も、どんな本なの?と聞いてくることがあり、子ども達に説明することで私自身も本について考える時間を作ることができています。
2.図書館・本屋さんに行く
コロナ化ではありますが、タイミングをみて、子ども達と図書館や本屋さんに行きます。
沢山の本をみたときの息子と娘のワクワクした顔をみると私も幸せな気持ちになるのです。
図書館・本屋さんは、新しい興味を発掘できる場所です。
今度はこれを読んでみたい!あれをやってみたい!
次々に、子ども達の引き出しがいっぱいになるのが分かり、子どもの新たな一面に気がつくことができます。
そこで子どもの新しい興味をしっかり覚えておき、好奇心がさらに広がる手助けを親がすることで子どもがまた本を読むきっかけになるのだと思います。
3.字が読めるようになった子どもにも読み聞かせを続ける
読み聞かせが大好きな子ども達。
眠気が襲ってくるぐらい絵本の読み聞かせを求められるので私は毎晩睡魔との戦いですが絵本を読む時間は親子で心を落ち着かせられる時間です。
8歳になった息子も読み聞かせの時間が大好きなので
何冊も読んで欲しい!とせがんできてくれるほどで、本人が要求するまでは続けたいと思っています。
また、息子が字の読めない妹に読み聞かせをしてくれることもあったり
娘もお人形に絵本を読み聞かせる遊びをしていることがあります。
そんな姿をみていると、読み聞かせを大切にしてきて良かった。と思うのです。
最近は、どうしても夜に時間がない場合は、童話朗読CDを活用し朗読を聞いてもらうこともあります。
余談にはなりますが、せっかくなので英語で朗読してくれるものにしています。
日本の童話だと翻訳が分かりにくい事があるので、我が家は海外の童話を選んでいて、
はじめに日本語で朗読を聞かせ、すぐに同じストーリーを英語朗読で聞かせることで、単語と文法と発音の知識を無意識的に高める狙いです。笑
自然な英語表現に慣れることを大切にしています。
この朗読CDも子ども達は好きで、ひとつ2分くらいのショートストーリーで気軽に聞き流せるのが良いところです。
4.隙間時間を活用する
ADHDの息子は多動症状として、時間の余白や隙間時間でも何かをしていないとソワソワしてしまうので息子の興味がある本を勧めるようにしています。
お出掛け前の5分前とか、5分でも!ほっておくと汗びっちょりになるまで走り回ってしまったりするので…笑
読書は心を落ち着かせてくれるので有効的です。
隙間時間を読書の時間として有効活用できる習慣は、今後、ADHDの息子にとって手助けになる事かと思います。
また、娘にとっても豊かな時間になることと願っています。
5.親子で同じ本を読んで語り合う
息子の小学校では、教科書に載っている本を、自宅で音読する習慣があるので、親自身も作品にふれる機会が多いです。
そこで、私自身も興味深いところは必ず息子に伝え会話するようにしています。
レオ・レオニ作の『スイミー』だったり、アーノルド=ローベル 作のがまくん かえるくんシリーズ『ふたりはともだち/おてがみ』など
懐かしい作品を息子が音読した時は心が熱くなりました!
スイミーは息子自身が自分とリンクさせてスイミーへの想いを話してくれたことがありました。
がまくん かえるくんの友情も、息子にとっては感動的な出会いだったようで、お友達や家族に向けてお手紙をしたためるようになったのは成長を感じました。
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今は、 川崎 洋 作の『ぼうしをかぶったオニの子』を勉強しているのですが、教科書ではお話の一部しか載っていなく物語の続きが気になったので息子と図書館で借りてきて、物語に出てくるオニの子について、お互い会話をして楽しんでいます。
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国語の教科書に載っている作品が、勉強の為の教材で終わってしまうのは勿体ないので、必然的でも出会えた作品も楽しい記憶として残ると嬉しいです。
6.漫画も本として認める
夫も私も漫画本が大好きな子ども時代でした。様々なジャンルの漫画本があり、映画やアニメとは違った世界に入れる漫画に魅了されました。
ですので息子と娘が漫画本を好むようだったら、我が家は本として認めます!
娘はまだ3歳なので漫画本には興味はありませんが、息子がはじめて購入した漫画本は『鬼滅の刃』でした。
習っていない漢字も『鬼滅の刃』で読めるようになったものもあります。笑
また、生物や化学が好きな息子には、伝記漫画も勧めています。
小学生に人気の「科学漫画サバイバル」シリーズは、息子も好きな漫画で、小学校の図書室で借りてきて私も知りました。
「科学漫画サバイバル」は、全世界で累計3000万部を発行しているそうで大人気ですね!
危険生物や最強生物が好きな息子なので、過酷なサバイバルを題材にしているのが面白いようで、
生物や自然の紹介などが書いてあるので知識として情報を習得しているようです。
『好奇心』から本を読むようになる
そもそも好奇心がなければ、調べたいことが自ら多様に出てくることが難しいと思います。
親が手とり足とりやった好奇心ではなく、自ら芽生えた探究心があれば、やがて自分の興味関心以外の対象に対しても、影響の輪を広げていくようになっていきます。
息子をみていると、ADHDであっても、好奇心を引き出すことが読書の入口だと実感しました。本が読めない、苦手だと思い込まずに、ADHDは、好きなことに没頭できる特性があるので、そこを活かせば読書習慣も作りやすいということです。
物事には背景があり、理由があります。それは時に、人の心を動かす内容であったりします。日常生活の中にも、あちらこちらに“好奇心の種”が転がっています。
特に子どもの周囲にはたくさんあるので、「調べてみよう!」という段階まで親が促すことが大切かと考えています。
【家族のスタディスペース】ADHDっ子のリビング学習法
小学校入学と同時に子ども部屋や勉強机を考えるご家庭も多いようですが
息子には「子ども部屋」も「勉強机」もありません。
「子ども部屋」ではなく、リビングに「キッズスペース」をつくり
「勉強机」ではなく、リビングに「スタディスペース」をつくりました。
私の実体験で低学年のうちは子ども部屋を使う事が少なかったのと、息子がひとり部屋は恐いからいらないと言ったのが大きな理由にはありますが
子どもが小さいうちは近くで見守って観察していたい(子どもの得意なことを知りたい)とい気持ちがあったからです。
また、子ども机に関しても、成長していく段階で中学・高校生になったときに子供用机が嫌でお洒落なテーブルに憧れていました。
幼児向けの机は場所もとりますし重くて軽い気持ちで処分できる価格ではないので、ひとり部屋が必要になった時に成長に合った机を購入したいと思っています。
そこで、リビングには北向きの壁全体を「スタディスペース」として長テーブルを設置し、パソコンや息子の勉強するスペースにしました。
そして椅子だけは息子の勉強用の専用の学習椅子を購入しています。
購入したE-Toko [イートコ]子供用学習椅子は、勉強に集中しやすいよう人間工学的に設計された学習用の椅子です。
正しい姿勢で疲れにくく、高さや奥行きなどを調節でき、成長段階に合わせて長く使う事が出来るのが購入の決め手でした。
遊ぶ場所と勉強・作業する場所をリビング内につくり、メリットとデメリットがありますがリビング学習にして良かったと思っています。
ただ、メリットとデメリットをあげてみると…
リビング学習・キッズスペース の メリット
- 一定の強制力・緊張感がる
- スモールステップ
- 親が勉強を見てあげられる
- 成長を側で見ることができる
好きではないこと以外の集中力は残念ながらなく、ADHDの子が興味のもてない作業に取り組むためには、何かしらの強制力が必要です。
大人が同じ空間にいることで、サボろうと思ってもサボれませんし、
集中できないことでも、とりあえず与えられたタスクをこなすことはできます。
ただ、強制力の中でも、わからないことがあれば大人にすぐ質問することもでき、子どもの勉強状況を把握することで
勉強の遅れに気がついてあげることは大きなメリットです。
子どもの小さな達成を近くの大人が褒めることもでき、喜びを分かち合えうことで子どもの意欲を育て学習への意識を下げない事につなげます。
また、学校教育の世界には基本中の基本技術として「スモールステップ」という考え方があります。
例えば子どもにやらせたい勉強がABCの3つあったとします。「AとBとCが全部できたらこっち持っておいで!全部できたね!100点!」
これが通常の指導。
ここでスモールステップの考えを強くすると、
「Aができたら持っておいで!お!できたね!すごい!じゃあ次Bできたら持っておいで!」
となります。
前者、ABCを一度に持ってこさせるやり方だと、B辺りでわからなくなった子は成功体験を得られないまま失敗だけして終わってしまいます。
スモールステップであれば、Aをクリアした段階で一度評価される。そして成功体験をもった状態でBに取り組み、そこでわからなければBのことだけを聞けるんです。
更にスモールステップを強くしていくとこうなります。
「Aができたら持っておいで!お!Aをやろうとしてえんぴつ持ったのか!えらい!」
ここまでくるとかなり極端な例ですが、実際勉強が嫌になった子はえんぴつを持つことすら拒絶します。そういった子にも成功体験を与えられるのがスモールステップの考え方です。
リビング学習・キッズスペース の デメリット
- 兄妹の存在が気になってしまう
- テレビの誘惑がある
- 集中できない
- リビングが散らかりやすい
妹の存在が気になってしまうのは当たり前なので、勉強するときはリビングの中心に背を向けた状態で「スタディスペース」で行います。
背を向けることでテレビも見ることは出来ません。
ただ、勉強中にテレビをつけるのはADHDの子どもに対して御法度なので、
妹には分かるように説明をし、静かな集中できる遊びをしてもらいます。
ここで、妹に我慢をさせていますが、我が家の考え方としては娘にとって必要な我慢です。
息子の場合、短時間集中型学習法なので、長くて40分くらいなので
娘も「お兄ちゃん勉強中だからね。私もお勉強するの」と真似て、お絵かきやパズル、粘土遊びを楽しんでいます。
集中出来ないときは洗濯物を手伝ってもらったり、お料理を一緒にしたりすれば40分はあっという間です。
最後に散らかる。のは、子どもがいれば当たり前です。笑
散らかったら家族みんなで片付ければ良いだけです。
ADHD傾向の強い子どもは自尊心を守る工夫が大切
『ADHD(グレーゾーン)の特性を活かした勉強法の取り組み』や今回の『ADHDっ子のリビング学習法』は、
失敗をできるだけ遠ざけ、少しでも成功体験を感じさせてあげる工夫や取り組みを実践しています。
また、低学年中の学習の「基礎」を定着させ基礎学力を身につけさせることは
今後の自尊心にもつながってくるので、親も根気よく一緒に楽しんで過ごしたいと思っています。
ADHDの特性を理解して、特性と上手に付き合いながら過ごすことで、その特性を長所に活かせたらラッキーくらいで考え。笑
ずっと全力だと疲れてしまうので、少しの工夫で随分と違ってくるのだと考えています。
ADHD(グレーゾーン)の特性を活かした勉強法の取り組み
1年生でADHDと診断され、2年生になった息子の勉強状況ですが
ADHDの症状である「不注意」「多動性」「衝動性」によって躓くことも多いのですが、何とか同年代の平均位の学力を維持しています。
1年生の時は授業をほぼ受けていなかったのに授業についていけたのは
幼児期から取り入れている「おうちモンテッソーリ教育」や「子どもチャレンジ」のおかげかもしれません。
単発的な集中力や、暗記力、まなぶ習慣、好奇心、を育てることで勉強への意欲があります。
ただ、躓きやケアレスミスは新しい学習にはいると必ず!笑。発生します。
基本的には、文章を読み間違いをしたまま間違いに気がつかないまま思い込みで進んでしまったり、
量をこなすことやスピードを重視してしまい、適当に問題や漢字を書いてしまい、そのまま間違いを覚えてしまう。
ということが今のところ多いです。
そこで、我が家が息子の勉強の向き合い方で一番大切にしていることは『復習』です。
躓いているところは何度も理解できるまで復習すると、ケアレスミスは確実に減ります。
息子に限らず、大半の人は興味のないことは忘れてしまうので、何度も反復することで脳に当たり前の情報としてインプットさせます。
息子の場合は、経験することで物事を習得していく特性があるので、量をこなすことが確実ですし、低学年の「基礎」をしっかり定着させることで、今後の学力にも影響が出るのではないかと思っています。
ただ、自主的に復習は、勿論やりません!笑
ADHDの息子に、どうやって何度も反復、復習してもらえるのか?です。
ADHDの息子の復習方法
- ご褒美制度(トークンエコノミー法)の活用
- 短時間集中型学習
- 日常生活で学習を率いる
①ご褒美制度(トークンエコノミー法)の活用
以前、記事にもしましたが、1年生の頃から『ご褒美制度(トークンエコノミー法)』を活用していて、息子には効果的なので今も継続しています。
ハードルは低く、習慣化させたいことが出来るようになればポイントを上げ、決められたポイントに達成出来たらご褒美をゲットできるので
楽しいことが大好きな息子は夢中になってポイント集めをしています。
内容はいろいろありますが、学習プリント1枚で3ポイント。学習アプリ1回で3ポイント。テスト100点だったら10ポイント。
ご褒美の内容は、40ポイントで本が買える、DVDレンタル1本できる。や、10ポイントで妖怪遊び(親がゾンビになって家中で追いかけっこ)をする。
とか、親が努力しないと成立しないご褒美もあります。笑
この取り組は、親も介入していることが息子にとって「楽しさ」「安心」につながり、勉強法として効果的なのかもしれません。
②短時間集中型学習
長時間の集中が苦手なので、何時間も座り続ける学習方法は結果的に効果に繋がらなく勉強を嫌いになってしまうのでADHDの息子には長時間学習は不向きです。
そこで考えたのは、朝の5分間プリントを1枚やることです。
躓いている問題や、ケアレスミスが多い学習内容を親が都度把握し、無料プリントサイトなどで躓いている問題をプリントしておき毎日、朝の5分プリントをするだけです。
息抜きも必要なので、学校がある日だけ朝のプリントをやっていますが
一年でブレは若干ありますが、一年で平日は大体244日間あると単純計算すると…
1220時間分の勉強時間を確保する事ができます。
はじめは息子の習慣化させるために、愚図りもあり手こずりましたが。笑
とにかく簡単すぎる、絶対間違えない問題をプリントして取り組んでもらい、褒めました!あとは、やったことがある問題を何度も復習する時間なので、間違いも少なくなり息子も自信を持てるようになり朝の5分間はプリントをやることが習慣化されました。
また、1分くらいの短歌の音読や、知育アプリ「シンクシンク」を5~10分もやっています。
休日は、進研ゼミを朝のうちにやるようにしています。
シンクシンクは、空間認識や論理思考といった、考えるための土台となる力=「思考センス」を育むアプリでゲーム感覚で取り組めるようです。
進研ゼミも子どもがやる気になるようなオプションが沢山あり楽しいようです。
長くやるより、少ない時間でも毎日継続することのほうが大切です。
いろいろな学習方法で短時間、時間の合間に取り組むことで学習習慣を身につけることが出来ているように感じます。
③日常生活で学習を率いる
習った漢字を出来るだけ使うように手紙のやりとりをしたり、生活の中で計算する場面や時間を復習できる瞬間が沢山あります。
例えば、
- ラムネが30個あるけど妹と半分こしてみてね。
- 小麦粉30g計ってもらっていい?
- 今、8時20分で9時までには家を出たいんだけど9時まであと何分あるかな?
などです。
また、国語で学ぶ読解力も日常の中で会話するように心掛けています。
これも簡単なので親子で楽しんで会話していると、自然に読解力も養われるようです。
①②③全て、大人が同じ空間にいて親が介入しています。
そこを親が負担と感じてしまうと辛いのですが…笑
我が家は子どもの自室を持たず、リビング学習をしています。
リビング学習については、次の記事でまとめました。
復習と反復の大切さ
予習と復習は、障害児の勉強のポイントです。息子の場合は、学校の授業だけでは、勉強の内容を理解できません。
そのため、家庭でしっかり予習と復習をすることで、授業の内容を理解し身につけることが出来ているのだと息子を見ていて感じています。
我が家の場合は、予習は休日に行っている「進研ゼミ」です。
復習は毎日の短時間集中の「5分プリント」です。
正直、予習はしっかり出来ていなくても出来なくてもOKとしていて、とにかく復習と反復に意味があるように感じています。
目立つことが好きな息子は学校の授業が好きなので、学校の授業で理解出来ることも多いのですが、反復しないとスグに忘れてしまうので、その時に分かっていても反復が必要なのです。
教育大国フィンランドの勉強方法の「チェーン学習」を参考にすると…
復習:予習=8:2の重ね学習法
復習と予習の割合は苦手科目であれば8:2で、得意科目の場合は、子どもの様子を見ながら一人ひとりに合わせて予習の比重を変えていく仕組みです。
具体的な算数の勉強法
- 学校で教わったことを反復練習
- 算数が得意な子は難易度をアップさせる
- 次の準備として予習をする
- 学校で教わったことを反復練習
学校で習った問題はその日のうちにもう一度解いてみる。
日本では「宿題」がありますが、宿題は先生が用意するもの。
フィンランドでは親御さんが用意してみんなが家庭で取り組んでいます。
大切なのは、間違ったときです。
どこで間違ってしまったのかしっかりと確認しながら問題をもう一度解く。
この解く⇒確認⇒再度解くを繰り返すことが学習能力の向上につながっています。
あくまで一人ひとりに合った勉強法を推奨しているフィンランド。
全員が同じ難易度の学習をする必要はないという事です。
予習は次の授業の準備で、教科書や参考書を読むだけでもいいのです。
問題を無理矢理解く必要もありません。
教科書の中に分からない言葉はないか?
それだけでいいと考えるのがフィンランドの「チェーン学習」です。
少しの考え方を意識して、我が家も復習するようにはしています!
フィンランドの教育法は他にも学ぶところが沢山あるので参考にしている方も多いのでまた記事にしてみたいと思います。
良いものは取り入れて、ダメだったらやり方を変えれば良いだけです。
そして勉強は、生きていく上で必要なことで、自分のために学ぶものなので
子供のうちから習慣にしておくと、いいのかなっと考えています。
9月の読み聞かせに おすすめの定番絵本【幼児から小学校低学年】
読み聞かせは、 親子のコミュニケーション作りに最適です。
また、 語彙力や読解力、想像力や集中力など、将来的に役立つ力がいくつも身に付きます。
私自身、10代後半から絵本が大好きで絵本を集めては友人や恋人にプレゼントするくらい絵本の魅力に虜になっていたので我が子が誕生してからの「読み聞かせ」は私自身が大好きな時間です。
寝かしつけ以外にも、ママこれ読んでー!と持ってくるほど
子供たちも絵本を好きでいてくれていることがとても嬉しいです。
そんな絵本好きの我が家が読む、9月のおすすめ絵本をご紹介します!
今月は、半世紀以上も絵本作家としてご活躍されている『 いわむらかずお 』さんにフォーカスしてみました。
いわむらかずお さんと言えば、「14ひきシリーズ」。
癒される綺麗な絵と物語で、丁寧な画風は本当に本当に素晴らしく、シリーズすべて大好きな作品です。
いわむらさんの絵本は、季節を感じるものばかりですが、秋を感じさせ、秋にぴったりの絵本がたくさんあります。
秋の題材になったシリーズでは「おつきみ」「かぼちゃ」「やまいも」「あきまつり」がありますが全てオススメ!秋の一冊として、どれかひとつでも子供に読み聞かせしてあげて欲しいです。
繊細な画風とリアルな自然風景
「14ひきシリーズ」の大きな魅力は透明水彩を使った絵の緻密さです。丹念に描かれた木の実の一つ一つ、草の一本一本が生命感を放っています。
我が家は田舎暮らしを選択し、日常の中で自然を感じ生活しているので、いわむらさんの描く自然風景はとても落ち着くのです。
ずっと観ていたくなる絵には沢山の発見があり、自然体験と無縁な子供たちも、この絵本に出会うことで自然を知り体験することが出来るのではないでしょうか。
深い愛情をねずみたち一人ひとりに注ぐ いわむらかずお さん
14ひきのシリーズは、大きな森の木を改造した家に住む14匹のねずみ一家の大家族の日常生活を通して家族団らんの喜びを描いた絵本です。
おとうさん、おかあさん、おじいさん、おばあさん。10匹のねずみのこどもたち。の大家族です!
子供たちには名前も特徴もあるので、読み聞かせをしていると子供達は「これはとっくん?なっちゃん?」と言って楽しんでいます。
ねずみの子供たちの名前は…
https://ja.wikipedia.org/wiki/14%E3%81%B2%E3%81%8D%E3%81%AE%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA より
いっくん
長男。10匹の兄弟の一番上。縦笛を愛用している。『14ひきのやまいも』では、いもほりをおじいさんから伝授された。筋がいいらしく、そのうち名人だといわれている。長兄だけあって、しっかり者。
にっくん
次男。力持ちで、体力仕事を引き受けることが多い。寝相と寝起きはあまりよくない。
さっちゃん
長女。おかあさんを手伝い、家事をすることが多い。女の子の中では、最も早くに起きている。服装は、赤系の服を着ていることが多い(『14ひきのあさごはん』のみ黄緑色のワンピースだった)。
よっちゃん
次女。さっちゃんと共に、家事をよく手伝っている。寝るときや家の中にいるとき以外は帽子をかぶっていることが多い(『14ひきのぴくにっく』では、帽子を着用しなかった)。
ごうくん
三男。なっちゃんと揉めることが多いが、本当は仲が良い。ろっくん、はっくんと一緒にいることが多い。高いところが大好き。よっちゃんとはデザインの違う帽子を愛用。ごうくんから下の弟妹は、よっちゃんから上の子たちより、一回り小さい体つきをしている。
ろっくん
四男。ごうくん、はっくんと共に行動することが多い。少しおっちょこちょいで、兄弟の真似をしても、失敗することがしばしばある(池に落ちる、穴に落ちるなど)。寝起きはあまりよくない。夏以外の季節にて、サスペンダー(吊りズボン)をはいている。『14ひきのあきまつり』では行方不明になって…。
なっちゃん
三女。女の子の中では、男の子(特に、ごうくん、ろっくん、はっくん)と行動することが多く、高いところにも果敢に挑戦する。女の寝巻はネグリジェなのに、彼女だけズボン系のパジャマである(『14ひきのこもりうた』のよっちゃんは、なっちゃんと同じズボン系のパジャマを着ていた)。よく長ズボンや半ズボンをはくことが多い(『14ひきのひっこし』と『14ひきのあさごはん』では、スカートをはいていた)。
はっくん
五男。小柄だが、勇敢な性格。運動神経は、兄のろっくんよりも高い。ごうくん同様、高いところが好きで、一番高所での仕事を引き受けている。8とデザインされた服を持っている。
くんちゃん
四女。黄色のリボンがトレードマークで、いつもねずみの人形を肌身離さず持っている(時には人形を背負うこともある)。人形に服を着させており、『14ひきのせんたく』では、その服ももちろん洗濯している。くんちゃん、とっくんの2人は、はっくんから上の子たちよりも、さらに一回り小さな体つきをしており、兄たちに背負ってもらうこともある。
とっくん
六男、10匹の兄弟の末っ子。幼いため、年長者の世話になりやすく、出先でも真っ先に寝入ってしまうが、いつも懸命に頑張っている。男の子たちは3階で寝ているが、彼だけ女の子たちと2階に寝ている。ろっくんと同様、サスペンダー(吊りズボン)を着用。『とっくんトラック』シリーズのとっくんは人間として描かれているので別のキャラクターであるが、『14ひきのさむいふゆ』ではとっくんがトラックのおもちゃを引っ張る場面がある。
絵本の世界とその舞台である里山の自然が同時に楽しめる『いわむらかずお絵本の丘美術館』も素晴らしかったです。
いわむらかずお さんの絵本原画や取材資料・スケッチなどが展示されていて、静かな優しい美術館です。
美術館の周辺が里山の自然に囲まれていて、雑木林や草原を散策すると、里山の生きものたちに出会うことができ「14ひきシリーズ」の世界に飛び込んだようでした。
コロナによって外出をひかえている我が家なので、またいつか訪ねたい場所です!