かわいい息子はADHD。ずば抜けた問題児家族のすすめ

長男7歳。長女2歳。5歳差の息子と娘のママです。片田舎でWebデザイナーとして仕事をしながら育児奮闘中!7歳の息子は小学1年生になりADHD(注意欠如・多動症)と判明し、発達障害について無知だった私が試行錯誤しながら過ごす日々を記録していこうと思います。障害があってもなくても家族で楽しく暮らす事を第一に行った取り組みもご紹介します。

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臨床心理士と1回目の面談

WAISをが学校で受けましたが、月に一度学校に訪問している臨床心理士と面談をしたいと希望しました。

この面談もすぐに決まり、7月上旬に学校で行われました。

 

面談1回目

参加者は、下記4名。

  • 担任 S先生 
  • 臨床心理士 Zさん
  • 息子の父
  • 息子の母(私)

 

ここで面談して下さった臨床心理士Zさんは、息子と2度面談をしている方です。

《息子との面談》

1度目…6月学校開始時に訪問に来ていたZさんは脱走している息子を見て面談

2度目…7月親と面談日に、息子とも個別で面談

 

まず担任から6月からの学校での様子を報告があり、私たち家庭での息子の様子を報告しました。

息子個別での面談と上記内容の話をふまえ、臨床心理士からの見解がありました。

 

「息子さんは、視覚からの情報が多く動くもの(特に虫)が気になっている様子ですし、実際にそれを自分で確認しないと気が済まない子です。授業中にただ座り話を聞いている時間も、常に何かを追っている為、小さな虫さえも気になります。衝動的に動いてしまう為、座っている。同じ体制でいるというのは苦手なはずです。言葉でダメだと言われ分かっていても止めるのが簡単な事ではありません。ただ、傾向として息子さんの様な特徴なお子さんの場合、校庭外に飛び出して行ってしまう子もいますが、息子さんのなかで一線がありそれだけはしてはいけないと止めることは出来ているんです。きっと親子関係の信頼があるから、お母さんを困らせてしまうことはしない。と彼なりに守っている事あるようです。」

淡々とZさんは話します。

「彼は自由がないといけない子なんです。彼は、研究者になりたいという夢がありますが、彼の様な特徴の方は研究者向きではあるんですよ。でも、学校という集団にいる時はルールがあるので、彼の良さを潰さずにどのようにやっていくのがベストかを考えてあげてほしいです。また懸念しているのは、理解がない、居場所がなくなると不登校になってしまう事があるので心配です。」

と(かなり端折っていますが)話してくださいました。

 

ふむふむ… 

 

ここで登場した夫について…

育児については積極的に一緒に考え行動する夫で、今回の息子の出来事についても全て夫は一緒になって考えてくれています。

そして、今となれば夫もADHDの疑いがあり、出会った頃から「おや?」と思うことが沢山ありました。笑 

例えば、不調なプリンターをグーパンで殴り壊す。付き合っていた頃、約束時間に来てくれたことはほぼ無し!寝ていたこともあり何時間も待ったこともあります~

もちろん出会って15年経ちますが「おやおや?」な人です。

そして、確実に夫の親、義理父もADHDの傾向があるのです。

 

ADHDは遺伝するのか?

Zさんに尋ねると、

 

遺伝します。

 

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! (古)

 

と夫と私は失笑しました。余談です。

 

 とりあえず、ADHDって意外に世の中に沢山いらっしゃるのでは。

と思ってしまう情報です。

 

 

 面談をしてみて

Zさんと話をした内容は他にも沢山ありましたが、正式にADHDということは言いませんでしたが、ADHDの傾向の子供の話を沢山して下さり、特に注意するべきことは勉強になりました。(外に飛び出しちゃう予備軍なので登校中は気をつけないと。など)

 

幼少期の息子の性格と思っていた行動も、実は…と思い当たるところもあったりしました。ただただ元気な男の子で、めちゃくちゃ手がかかるなーと思いながら可愛くて可愛くて、私たち家族にとっては彼の言動はあまり問題ではなかったな。だって私の夫も息子と同じだしな。。

ADHDの傾向を持つ方は、とても大変な部分もありますが、私にとっては大好きな部分を持ち備えている人で、特に周りを気にせず自分の気持ちに正直なところが素晴らしくて魅力的なのです。

人目も気にせず、好きなことに没頭できるなんて才能でしかないですよね!

 

と、前向きな気持ちになり、捕らわれない息子を潰さずに見守ってサポートしてあげたい。と夫と決意したのでした。

 

母と息子

3歳の頃の息子