かわいい息子はADHD。ずば抜けた問題児家族のすすめ

長男7歳。長女2歳。5歳差の息子と娘のママです。片田舎でWebデザイナーとして仕事をしながら育児奮闘中!7歳の息子は小学1年生になりADHD(注意欠如・多動症)と判明し、発達障害について無知だった私が試行錯誤しながら過ごす日々を記録していこうと思います。障害があってもなくても家族で楽しく暮らす事を第一に行った取り組みもご紹介します。

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発達障害の子供と「インサイドヘッド」で感情を学ぶ

息子は喜怒哀楽がはっきりしています。

 

喜…体全体で嬉しさを表現し、喜びは言葉に出して伝えます。

 

怒…隠さずにどんな場所でも怒りを爆発させ…感情を抑えられず暴れてしまう時もあります。

 

哀…周りを気にせず思いっきり泣きます。

 

楽…体を動かさずにはいられず動きまくります。興奮して眠れなかったり、楽しすぎてずっとワクワクしています。

 

 

全部はっきりと表現をするので、とても分かりやすいのです。

ただ、状況関係なくマイペースに感じた事を露出してしまうので身の回りの人たちは困惑します。例えば、そんな息子をみた40人の大人がいたとしたら運が良ければ1人の大人が息子を羨ましい!子供らしい!と思うくらいで、大半は引いてしまうようです。

 

我儘なんじゃない?

凶暴なんじゃない?

男の子だからかな?

親が甘やかしてるんじゃない?

 

そんな風に思われてしまうのが世間の現実です。

 

どれも、そう捉えれば、その通り!

だと思うので、私は否定しません。

ただ、まだ7歳の子供が感情を表に出すのは至って正常な気がしてしまうのです。

大人の顔色を伺えない息子は何て幸せなんだろう!

 

タイトルにしたピクサーアニメ「インサイド・ヘッド」が息子も私も大好きなのですが、感情のバランスが大切なコトがよく分かる作品です。

アニメ「インサイドヘッド」は、もちろんフィクションですが、心理学や脳科学の研究成果を活用しています。

感情の仲間はすぐに増え、ヨロコビとカナシミと、そしてイカリ、ムカムカ、ビビリ。5人は頭の中の司令部に住んでいて、コントロール装置を操作することで、主人公に様々な感情を起こさせます。

 

 

息子の司令部も、全員がしっかり揃って活躍しているんだな。と考えると、クスっと笑えます。

 

 

感情は生活に必要なことです。喜びはもちろん、他の感情を含め、感情は健康的に生きる上で必要なことなのです。


ヨロコビは、楽しい気持ちにさせ、積極的な行動を生みます。

イカリは、戦う時に必要です。

ムカムカは、嫌なものを遠ざけるために必要です。イカリを挑発するのも得意です。

ビビリは、不安や心配によって、慎重に危険を避けるために必要です。

カナシミは、「感情のコーチング」を受け、「感情のチューニング」を学ぶために必要です。

 

私たちは、常に成長していき、大人になっても危機と変化が訪れたときは5人の感情たちが右往左往しながら新しいチームワークを作り出していき成長しています。

 

今の息子のインサイドヘッドも、成長には欠かせないものなのでしょう。

それぞれの感情が役割を果たしながら、今日も右往左往していると考えてみると、きっと明日も良い一日になるんだと思います。

 

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