問題児と呼ばれたADHDの息子が学童保育で協調性を学ぶ
我が家は共働きなため、娘は1日保育園。息子は学校が終わると学童保育に行っています。
学童保育とは、共働き世帯の子どもを放課後や長期休み中に預かる施設です。 「学童クラブ」「放課後キッズクラブ」など地方自治体のよって呼び名は様々です。 厚生労働省では、学童保育について、「放課後児童クラブ」という名称を用いているそうです。
ADHDの息子にとっての学童保育の魅力は、1年生〜6年生まで同室で過ごせるので、世代の違う集団経験が出来ます。
何歳か離れているお姉さん、お兄さんが遊んでくれたり、叱ってくれたりする事もあり、社交的な息子は沢山の人と何かを共有し、触れ合えることを楽しんでいるようです。
学年関係なく顔見知りである事で、学校で問題が起きた時に高学年の子がサポートしてくれることも増えました。
また未来の自分を、歳の離れた子供達をみて想像することで、なりたい自分の目標が見えやすくなったのではないでしょうか。
そして、学校の長期休み(夏休み、冬休み)は、学校生活の環境とは異なりますが集団生活を続けられるメリットがあります。
環境の変化が苦手な息子にとって、集団の中にいる事は大切な経験です。
コロナによって1度目の緊急事態宣言の2ヶ月間。完全に集団生活から離れて家庭内での生活になり、2ヶ月後に学校生活が開始した時の息子はパニック状態で興奮が止められませんでした。夜は1ヶ月くらい不眠にもなり、今思えば気が休まる瞬間がなかったのかと思います。
この経験で、環境の変化や新しい出来事が起きる時は注意が必要だと学んだので、その時の対策方法を少しずつ探しています。
対策方法の1つとしては、集団生活の学童保育は我が家にとって有効的な場所になりました。
何より息子が楽しんで過ごせているので、学童保育は2年生も継続することにしました。
関わる方が増えると意見を沢山聞くことができ、親にとっても広い視野を広げられるのかもしれませんね。