ADHDと睡眠の関係。我が子の不眠対策法
息子は、環境が変化した際に不眠気味になってしまった事があります。
原因としては、小学校入学のタイミングで
一気に生活環境、生活スタイルが変化したことだと思います。
- 目覚める時間が早くなった
- 登校班で子供たちだけで歩いて登校する
- 何時間も座って勉強する
- 小学校内、校庭を含めて学校が広い
- 知らない大人(先生)関わる大人が多い
全てが刺激的で、全てが新しい体験ばかりの毎日に大興奮し
息子は興奮を抑えられないようでした。
目に入るもの全てが気になってしまい興味に変わってしまう息子の脳は、
壁にいる小さな虫やシミさえも気になったり、
扉が少し空いているだけで見過ごせないのです。
一度なら笑って付き合えるのですが、これが数分に一回。
一緒にいる人も気が滅入ってしまうほど、あれなに!のオンパレード!
息子は様々な事が気になってしまうので、問題解決する間に次の気になる事が増え続け、息子の脳は沢山のアプリケーションが立ち上がってしまい本体の息子は熱くなります。
結果は決まってショート!!!!します。
ショート後の息子は…
- その場で暴れる(興奮して)
- 帰宅後にイライラしてしまう
- 夜、寝つきが悪くなる
- 夜中、何度も目覚めてしまう
上記の様子が一ヶ月ほど続き、特に3と4の不眠の傾向が出てしまいました。
私は一時的なものだと考え、何点か眠れない時に息子におこなった事があります。
1.呼吸セラピー
扱いにくい感情を手放すための呼吸法を子ども自身に教え、自分の力で安心してもらうために、下記の絵本を就寝前に読み聞かせをしました。
眠る前の絵本の読み聞かせは幼児期から大切にしていたので、息子もすんなり受け入れてくれました。効果はすぐには出ませんが、深呼吸して布団に入りリラックスすると心身ともに緊張もほぐれる実感がありました。
[rakuten:book:20204927:detail]
この本が気にいった息子は他のシリーズの絵本も欲しい!と希望したので
このシリーズは何冊か揃え、その日の気分によって今も読み聞かせしています。
2.ホットミルクを飲む
息子はもともと牛乳が好きで、2日で1本飲むくらい牛乳を飲みます。
眠る前にホットミルクを飲み、夜中に目覚めてしまった時もホットミルクを飲ませました。ホットミルクを飲むと寝る。という規則を脳に覚えさせると、習慣化した行動に安心し再入眠しやすくなったようでした。
3.難しい計算をする
部屋を暗くし温かな布団に包まり、小さな声で数式を息子に言うと、息子は答えを解きます。当時は一年生はじめだったので数字の大きい足し算を質問し、脳みそを使わせました。笑
100+1は?
考えれば考えるほど眠くなってくる息子。
これは効果覿面でした。
4.時がたつのを待つ
最終的には、息子に寄り添い付き合うだけです。
時がたてば、次の問題が出てきて、今の悩みは解決していく事ばかりなので
「大丈夫だよ」「そばにいるから」と言っていました。
環境に慣れると、不眠気味の傾向はなくなりました!
ただ、嬉しいことや変化があると、眠れなくなる時があります。笑
大丈夫!今日だけだから!
と構えるのも対策の一つです。