かわいい息子はADHD。ずば抜けた問題児家族のすすめ

長男7歳。長女2歳。5歳差の息子と娘のママです。片田舎でWebデザイナーとして仕事をしながら育児奮闘中!7歳の息子は小学1年生になりADHD(注意欠如・多動症)と判明し、発達障害について無知だった私が試行錯誤しながら過ごす日々を記録していこうと思います。障害があってもなくても家族で楽しく暮らす事を第一に行った取り組みもご紹介します。

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【普通学級】ADHD男子、2年生になりました

4月に進級し2年生になりました。

1年生は普通学級だったので
2年生も普通学級のまま進級しました。
大きな変化というと
クラス替えと担任が変わったことです。

1年生の時の担任はベテランの50代後半の女性で細やかな対応と優しい口調の方だったので有り難い反面、些細なことでも指摘が多く連日担任からの電話が多かったです。
今思えば、きめ細やかに対応してくれる担任に
息子は甘えが出て、行き過ぎた行動になっていた気もします。

現在(2年生)の担任は中堅の30代後半の男性で
同世代の子を持つ子育て世代の先生です。
まだ1ヶ月しか経っていませんが
担任からの電話連絡は1回だけです。


息子が劇的に成長し、指摘する問題行動が少なくなったわけではなく、担任の受け取り方、息子への対応の仕方が変わった為
親に直接(電話)指導連絡がなくなったのだと思っています。

ただ息子の成長や変化は、1年生の時に比べてはっきり分かるものがあります。

 

【変化・成長】

  • 授業中の出歩きがなくなった(体育は若干ふらふらする)

  • 喜怒哀楽の波が少なくなった

  • 友人トラブルが少なくなった


上記の3点は学校生活を過ごす上で大きな問題だったため、息子なりに我慢し努力した証拠だと思います。
通常であれば当たり前のことでも40分の授業を動かずに座っていることは多動傾向が強い子にとってはとても辛い時間のはずですが、息子なりに日々考えて行動しているのだと思います。

 

日々の積み重ねで良くも悪くも子供は確実に成長をしていますが、ひとつ息子の変化に気がついた出来事がありました。


1年生が終わり春休み中は1年生の復習に専念してもらっていた際に、

「国語のカギカッコの意味が分からない。
カギカッコを習う授業をふざけていたから分からない。
このまま分からないまま大人になってしまうかもしれない。」

と、息子が不安そうにしていましいた。笑

 

この言葉を聞いて、どんだけ真面目なんだ!と心の中で思いましたが。
学校の授業を聞いていないと勉強が分からなくなることを理解したことが垣間見れました。

恥ずかしいという感情、羞恥心が理解できない息子は自分の経験でしか成長をしないことが多いため、今回の自分の気づきは2年生になる為の大切な経験でした。

 

今回の経験のお陰なのかは明確に分かりませんが2年生では真剣に授業を受けているようで
学習能力は平均的で遅れが出ることなく過ごしています。

障害がなくても成長の過程で、自分自身で失敗を素直に受け止め、アウトプットが上手に出来る子は急激に成長することがあるような気がします。

我が子はまだまだトラブルなしとは言えませんが元気いっぱい学校に登校しています。