かわいい息子はADHD。ずば抜けた問題児家族のすすめ

長男7歳。長女2歳。5歳差の息子と娘のママです。片田舎でWebデザイナーとして仕事をしながら育児奮闘中!7歳の息子は小学1年生になりADHD(注意欠如・多動症)と判明し、発達障害について無知だった私が試行錯誤しながら過ごす日々を記録していこうと思います。障害があってもなくても家族で楽しく暮らす事を第一に行った取り組みもご紹介します。

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【発達障害は能力の凹凸】無意識に「臭い物に蓋をしたくなる」のは何故?

息子は1年生の時にADHDと診断されました。
集団行動を乱す行動が多かった為
医師には投薬を進められたり、学校では授業中に他の施設に学びに行くことを進められたことがありました。
上記を提案されたと時は、たった7歳の子供のした行動の対処法として
「薬を飲む」「授業を受けられない」というジャッジの仕方に疑問しかありませんでした。

声を揃えて大人は私に言いました。

「ご本人(息子)のためです」
「本人も苦しんでいるはずです」
「子供のために大人が決断してあげたほうがいい」


私の意見としては、息子は困っていないし、悩んでいる様子がない。
子供のためであれば、我が子が人として間違った行動があれば根気よく話をし
一緒に改善できる方法を考えるべきでは?
何かしらのサポートを行っても改善が見られなかったり
本人が辛いと思った時に投薬も必要であれば考えたい。と思いました。

もう一つの学校側の懸念は
他の保護者から指摘(迷惑など)が起きる前にどうにかしておきたい。
という事でした。

義務教育では集団で学ぶ為に必要最低限のルールがあるのは理解していますが
友人トラブルや多様な子供たちが集まることで、実体験で学ぶことが沢山あります。
私の時代(30年前くらい)にも、息子のようなちょっと乱暴で元気で取り乱してしまう子はいたり
内気すぎて些細な対人関係に悩む子がいたり、大人の前では優等生だけど陰で意地悪をする子がいたり…
それを理解した上で自分の居場所や関わり方を学び成長しました。

なので、学校側の言い分には納得がいかなかった。

要するに、トラブルが起きると教育委員会に報告した際に
自分たちの評価が下がることや
保護者同士で拗らせる事例が沢山あるため
「臭い物に蓋をする」という対応が必要だということです。

どんな大人の理由や事情があっても
子供の気持ちを優先し、親が振り回されてはいけないので、
今まで学校側で行ったサポートを具体的に提示してもらい
そのサポートに対して息子の反応をしりたい。
必要であれば親も介入する。
とのことを書面にまとめて学校に提出しました。

また、多動傾向のある子は、成長の過程で心身ともに成長し落ち着いてくる子もいるそうなので
親も周りの大人も、障害のある子供を気長に見守れると
子供がシステムに染まらずに個々のペースで成長し
救われる子供たちが沢山いるのではないでしょうか。

ということを伝えました。

 

 

結果。
学校側からは当初言われていた提案はされなくなりました。

小学生になったら皆同じように成長するわけではありません。
中学生になっても同じです。

普通。当たり前。とか
すごく無理をしないと合わせられないのであれば
時間をかけて向き合えばいいし、押しつけないでほしいのです。
逆に出来ることを認めたほうが近道だったりするし
多様な環境を理解し合えた方が生きやすいのではないでしょうか。

子供にかぎらず、上手にシステムにはまれない人に優しい社会であってほしいです。