かわいい息子はADHD。ずば抜けた問題児家族のすすめ

長男7歳。長女2歳。5歳差の息子と娘のママです。片田舎でWebデザイナーとして仕事をしながら育児奮闘中!7歳の息子は小学1年生になりADHD(注意欠如・多動症)と判明し、発達障害について無知だった私が試行錯誤しながら過ごす日々を記録していこうと思います。障害があってもなくても家族で楽しく暮らす事を第一に行った取り組みもご紹介します。

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【ADHDの特徴】待てない。常にそわそわ落ち着かない男の子

もうすぐ8歳になる息子は、まだまだ「待つ」行為が苦手です。
息子が誕生してから「待つ」大切さを身に染みて感じています。
生活面において「待つ」我慢する場面は沢山あります。

  • 順番を待つ
  • 他の人がしていることをさえぎったり、邪魔したりしない
  • 周りの空気を読まずにしゃべり続けない

上記は成長するごとに直面する機会が増えます。

 

幼児期は親と一緒に行動することが多く子どもの体力も少ないので
行動範囲が狭くコントロールがしやすいです。
我が家の場合は、旅行に行かない。行ったとしても混雑していない場所や日を選んだり。
電車やバスには乗らないようにしたり、人が少ない遊び場を選ぶようにしていました。

それが小児になると行動範囲が広くなり「待つ」が日常茶飯事必要となりますが
幼児に比べて会話が成立するので「待つ」ことが全く出来ないわけではありません。
待つことが想定される場所に行くときは
少しでも待てる努力や準備をし、その場を乗り切れるようになりました。
勿論このやり方は幼児期からやっていましたが…

 


そもそも「待つ」とは何なのか…?

ある目的のために、行動を順序立てたり、抑えたりするはたらき。
何かを得るために、待つべきときには、待つというはたらき。
自己の欲望を抑制し状況を冷静に判断しながらじっくり見守る行為である。


そう。

「欲望を抑制する」ことが苦手なので、息子は待つことが苦手なのです。

自制心は日常の経験や遊びを取り入れ身につけることもあるので
「楽しく自制心を育てる策」を日常で取り入れていきたいと考えています。
もう一つは「お手伝い」を日常に取り入れ、何かを我慢して誰かのために動くことで
忍耐力を養いたいと考えています。
ADHD気質の低い2歳の娘にも効果的かと思い試しています。


ただ2歳の娘に関しては、親との信頼関係が大切で
信頼しているからこそ「待つ」が出来るのではないのかな?と模索中…

私と娘の体験したことで驚いた行動がありました。

 


○○を取りに行って来るからここで待っていてね(2分くらい)

と待たせると、娘は一歩も動かず約束した場所で待っていました!

比べるわけではありませんが、息子だったら2分でも難しいので。笑
私は驚きと感動したのをはっきりと覚えています。
小さな子供が、私を信じて待っていてくれたことが本当に嬉しかったのです。


待っていてくれた娘には
「待っていてくれてありがとう!待っていてくれたから○○をすることが出来たよ」
と待ってくれたことの感謝と結果を伝えました。


話がそれましたが
抑制しセルフコントロールする力は生きる上で大切なことだと育児を通して学びました。

ADHDは病気ではないので、経験値を積んでコントロール力を見につけて欲しいし
娘に関しても、自制心を養っていってほしいと思います。