かわいい息子はADHD。ずば抜けた問題児家族のすすめ

長男7歳。長女2歳。5歳差の息子と娘のママです。片田舎でWebデザイナーとして仕事をしながら育児奮闘中!7歳の息子は小学1年生になりADHD(注意欠如・多動症)と判明し、発達障害について無知だった私が試行錯誤しながら過ごす日々を記録していこうと思います。障害があってもなくても家族で楽しく暮らす事を第一に行った取り組みもご紹介します。

【発達障害とモンテッソーリ教育】ADHDの息子へのモンテッソーリメソッドの効果は?

発達障害やグレーゾーンの子を持つ親にとって、子供が毎日を過ごしやすくなるための「療育」選びや「支援」はとっても重要だと言われていますが
私の場合、発達障害について無知識だった為まずは専門機関に行こうかと自治体の支援先を探すところから始め、支援先を探しつつADHDについて本を読みあさり、毎日ネット検索して知識を深めていました。

そんな中、信頼している小児科主治医に言われた一言がありました。
「○○君(息子)は地頭がいいからね。時間をかけて本人が修正したり学んでいく力はあると思うんだ。発達の凹凸は今すぐに解決できる事ではないしこれからも付き合っていく事だからね。」

その言葉を聞き、私が幼児期(息子がADHDとは思っていなかった)に大切にしていたことが間違っていなかったのかもしれないと思い内心ホッとしました。


私が子育てで大切にしていることは、子供の関心や興味がある所を良いところだと捉え、親も一緒に楽しんで良いところを伸ばすためのサポートをするということです。
伸ばしやすいところは伸びしろが大きいので、親は少しのサポートで子供は面白いくらい、どんどん成長していきます。
子供を見ていて感じたのは、出来ることや知識が広がることは自信や希望を持つことができ、創造性を豊かにすることに繋がるのがよく分かりました。

私は、息子が生まれた時から「個人を尊重する」ことに意識をしていた為、
息子の特徴(ADHD)が発達障害だと捉えなかった理由かもしれません。


私自身の志向に近い教育法で参考にしているのが、
子どもが本来持っている主体的な学びを大切にしているモンテッソーリ教育
育児に「おうちモンテ」を取り入れていました。

子どもの持つ「自己教育力」を活かすモンテッソーリ教育とはイタリアの医師マリア・モンテッソーリが100年以上前に編み出した、
子どもの自主性を尊重し、内面の力を発揮させる教育法です。
元々は障害のある子どもに対するアプローチから始まっており、今では世界中でたくさんの子どもたちがモンテッソーリ教育を受けているようです。


障害がなくてもあっても、幼児期に「療育」的視点は絶対に必要で、
今、子供が何につまずき、何を課題としているのか。
ぱっと見てすぐにわかる表面的なものだけではなく、発達の順序のどの部分でどんなふうに困っているのか「観察」し
親がその成長へのサポート方法を見極め援助をする事で子供は大きく成長します。


「療育」は訓練ではなく「自立への道」
「療育」は訓練や改善するためのものではなく、子供が将来「自立していくための方法の一つ」なのです。

 

難しそうに聞こえますが、専門知識は必要ありません。
おうちで長く一緒に過ごしている親だからこそ気がつけることばかりだからです。
今の課題がわかれば、子供は確実に伸びていきます。

その「観察」することを通して、子どもへの援助の方法を編み出したのが
タイトルにある「モンテッソーリ教育」なのです。


「おうちモンテ」とは?

例えば、おうちでの日常生活で必要な掃除や料理、そのほかの家事の動作を療育として取り入れることで、手先が器用になるだけでなく、生活力を底上げできます。
モンテッソーリ教育なら、わざわざ「療育」としての時間を設定するのではなく、遊びながら、日常生活に溶け込む形で少しずつ力をつけることが魅力です。
また、モンテッソーリ教育では「子どもは動きながら学ぶ」という考え方があります。
頭で考えるだけではなく、実際に身体を動かし、力加減の調整や、どうやったら早くできるか剥き方やちぎり方を工夫したりすることで、机の上では経験できない直接的な体感を伴った学びとなります。

腕を使った動作、手首のスナップ、指先の巧緻性、不器用な子が多いとされる発達っ子にとっては、これらの動作を訓練的に行うのではなく、
日常の中にある食材に触れながら繰り返し反復することが何よりの療育になるのですが
当初、私は「日常生活の練習」だけで療育?と不思議に思いました。


「日常生活の練習」だけで療育?の理由

イタリアの医師でありのちに教育者となったモンテッソーリ教育創始者であるマリア・モンテッソーリは、精神遅滞の子どもたちが収容されていた施設で出会った障害児が床に落ちたパンくずをはいつくばって拾っているのを見て、
その子が決して卑しくてパンくずを拾っているのではなく、指先を使って何かをつまむ動作を通して、知的な刺激を本能的に欲しがっているのだということを発見しました。

そして、指先を使うような玩具を次々と制作して与えたところ、障害児たちの知能が飛躍的に向上し、健常児をも上回るようなテストの結果が出て、教育界や医学界に激震が走りました。

この障害児に対する治療教育が現在の「療育」の原型になったと言われています。
医師でもあったモンテッソーリは経験に加え、科学的な見地に基づき、教具を体系化していきました。

また、最新の脳科学の研究では「モンテッソーリ教育を受けた子どもたちの特徴」は人格の形成と深いつながりのある「前頭葉の働き」と一致することがわかってきました。
前頭葉の働きと言えば、自閉症をはじめとする発達障害のある子どもたちは「前頭葉の働きが弱い」ということも最近の研究で明らかになってきています。

「療育」はモンテッソーリから始まり、「療育」の原型を作ったのは、モンテッソーリ教育創始者であるマリア・モンテッソーリです。

だからこそ、療育のカリキュラムの中には、「モンテッソーリ教育」のエッセンスが散りばめられていることが多いのです。
納得!!笑

こういった経験を通して、「生活力」が身につくと将来的な自立に向けて一歩を踏み出すことができます。
幼少期の人格形成には「おうちモンテ」はまさにぴったりなのです。

 

我が子の場合、ADHDの息子は好奇心の塊です!なんで?の疑問がない日がないので、知識の泉は広がるばかりです。
自己表現がはっきりしていて、人から意見を求められた時に自分で考える力に優れているほうです(協調性はありませんが…笑)
子どもが自分らしく力を伸ばしていることで、子どもの本来持つ「自己教育力」を引き出し、「自分でできた!」という自信や、
「次もやってみよう」という前向きな気持ちを育てることができているのだと思います。


また、私が7年間、我が子が発達障害だと思わず過ごせたのは、子どもの成長は見方次第だということで
モンテッソーリメソッドのお陰で、楽しく息子の成長を見守ることができています。
凹凸のある子どもが自分らしく力を伸ばし、自立して生きる力が身につけていっているのを実感しています。


現在2歳の娘も、日常生活の着衣や作業を積極的に行っています。主体的な発言が多く会話をしていて驚かされます。
そしてイヤイヤ期ではありますが「敏感期」と捉えることで、大きな成長に繋がっていると日々感じることができ娘の成長も楽しみで仕方ありません。


すぐに大きな変化が見られなくても、その小さな積み重ねは必ず、将来の子供の自立への道へつながっていくと信じています。