ADHD男の子の夏休み・長期休みの過ごし方
1年でいちばん長い休みになる「夏休み」
ADHDの息子は2年生なので、小学生になって2度目の夏休みになります。
荒れに荒れていた1年生の時は、夏休みの過ごし方に工夫をし、夏休み明けの学校生活スタート時に爆発しないように夏休み期間中は気を配りました。
結果、夏休み明けの問題行動は止められませんでしたが、勉強面や生活面の乱れの崩れを少しでも回避できたように感じたので、
1年生の「冬休み」「春休み」の、お休みの過ごし方も意識して過ごしました。
本来は子供に任せて(信じて)お休みを過ごしてもらいたいのですが、
低学年中は、親もある程度は介入する必要があり、家族で有意義なお休みにしたいと考えて過ごしています。
※息子の場合は、中~高学年でも介入は必要かもしれませんが…
夏休みの課題を把握し ”見える化 ”する
正直、夏休みの宿題の多さに驚きました。笑
自分が小学生だったときはどうしていた?と思うくらいの量なので、計画的にすすめないと結構キツイです。
早い段階から宿題を処理するペースをうまくつかむようにするには、夏休みの計画をしっかり立てておくことでかなり解消されます。
まずは、親の私が配布されたプリントを全て確認し、宿題内容を把握をし計画表をつくり、子供が毎日確認できるようにリスト化することをオススメします!
下記のようなスケジュール表に予定を記載し、子供の目につく場所に置くか張ると良いかと思います。
我が家の場合、スケジュール表をバインダーに挟み勉強机に置いているので、
毎朝、息子がスケジュールを確認して1日をスタートさせています。
ADHDの息子や夫は、視覚・聴覚からの情報に反応しやすいので” やることを見える化 ” するのが効果的です。
毎日、計画的に進めることで、無理なく勉強や課題をこなしていけるので、子供自身の負担が少なく一日の目標をクリアしていく事が目的になり達成感もあると思います。
何よりも、長期休み中も、規則正しい生活習慣を続けることを大切にしているので、息子には、この方法が良さそうです。
宿題や課題をファイリングする
夏休みの宿題は、ひとつのファイルにファイリングしています。
使用頻度の高いプリントは上にし、親に向けてのプリント類は後ろにまとめてファイルしています。
夏休みはコンクールの応募票や、自治体のコンクールの詳細のプリントもあるので、こちらも全て同じファイルにしまうと
紛失してしまったりせずに便利です。
最後に、ひとつのボックスに、プリント類をまとめたファイルとドリル等を収納し「夏休み宿題ボックス」にするのがおススメです!
夏休みにしか出来ないことに挑戦する
息子は平日の昼間は学童保育で一日過ごしていますが、せっかくの夏休みなので、平日の帰宅後に外で虫捕りをしたり散歩に出掛けてみたりし、
週末は新しいことを学ぶ、挑戦する時間にしています。
息子の場合は、生き物が大好きで興味があるので、1年生の時は「田んぼで生きる生物」について調べました。
学校に提出するわけではなく、好きなことを追求するだけの為だけです。
今年は、飼育していたカナヘビのメスが産んだ卵を育てる為に、毎日お世話をしています。
残念ながらカナヘビのお母さんは卵を産んだ後に死んでしまったので、息子は「自分がお母さん代わりになる!」と言っているので頑張って卵の孵化に成功してほしいです。
他にも、沢山の生き物を田んぼや畑で見つけて飼育しているので、息子の探求心が育っていると良いな。と見守っています。
昨年からコロナの影響で外出制限があるので、身近な事での挑戦にはなりますが
息子の挑戦を見ていると大人も頑張ろう!という気持ちになります。
夏休み明けは、心も体も大きく成長する子供が多いと思います。
夏休みは、普段できないような体験ができる貴重なチャンスです。 体験を通して、子供たちにとって特別な時間となると嬉しいです。