【人生100年時代】一生のうちの子育て期間はどれくらいなのか?
人生100年時代とは、100歳まで人生が続くのが当たり前となる時代のことです。
今子育て中の世代も約半数が100歳まで生きるだろうと予測され、今後の生き方や働き方が変わる中、子育ての期間をどうとらえるか。考えてみました。
そして、親子関係はいつまでたっても変わらないとはいうものの、子育てを終えた50代60代70代の先輩ママ達は、
「子育て中は夢中だったけれど、子供が大人になって手が離れてしまうと、育児期間はあっという間だったと感じる。」
「子育て中は今となれば幸せな時間だったよ。」
と聞くことが多く、子育て真っ最中の私としては考え深い教訓になっています。
ただ、我が家はADHDと診断されている8歳の息子君は、起床して就寝するまでノンストップなので毎日が慌ただしく目まぐるしい!笑
様々な学校行事の把握や宿題の確認など、仕事と日々の生活に追われる日々です。
きっと子育て中の皆さんは、共通して日々追われていることと思います。。。
「育児」と「子育て」の違い 「子育て」の期間とは?
「育児」と「子育て」の違い
子育て…乳児期から青年期の子を対象
育児…主として 乳幼児 を育てることを意味しており 、子供が 赤ちゃん から 幼児 期ころまでの子育てを指す
「子育て」の期間
以下の三段階に分かれているようです。
第一段階は、生まれてから小学校に入学するまでの約6年間
第二段階は、子供の思春期突入まで
第三段階は、高校卒業時にやってくる大学進学や就職
実際、直接的な家族の時間は子供が成長するにしたがって減っていくもので、それは思春期を境に急な変化になる場合も多いように感じます。
自分自身も思春期に入った時期から、友人との関わりが増え直接的な親との距離を取るようになりました。
そう考えると、連日仕事で忙しい日々であっても100年ライフのうち「子育て期間」は、子供が思春期に入るまでの10年~15年くらいと言うことになります。
100年生きたとして、子育ての期間はわずか10年ほど
子育ては未経験のことがあまりにも多く、常に子どもの反応や行動が異なるため具体的な大変さを伝えられないものです。
しかし、子育てが出来る期間は想像以上に短く、我が子と共に成長を喜び分かち合い、「子育て」は、わずかでも価値観を変えるきっかけになるのではないかと思うのです。
子育ては期間限定。必ず終りがきます。
子育てカウンターは子どもが生まれた瞬間から減り続けていて、増えることはないのです。
山口県の教育者の方が提唱したという「教育四訓」は、子育てに色々なヒントを与えてくれます。
「乳児はしっかり肌を離すな」
「幼児は肌を離せ手を離すな」
「少年は手を離せ目を離すな」
「青年は目を離せ心を離すな」
幼児期に『抱いて』の期間があり。 子どもが成長して、『降ろして』と言ってきたら降ろさないといけないのです。
毎日の子育て時間の中、一日の関わりを意識していく、そんな努力が10年後大きな差となって親子の関係性や家族のあり方に影響を与えるのだと思います。