8月の読み聞かせに おすすめの定番絵本【幼児から小学校低学年】
読み聞かせは、 親子のコミュニケーション作りに最適です。
また、 語彙力や読解力、想像力や集中力など、将来的に役立つ力がいくつも身に付きます。
私自身、10代後半から絵本が大好きで絵本を集めては友人や恋人にプレゼントするくらい絵本の魅力に虜になっていたので
我が子が誕生してからの「読み聞かせ」は私自身が大好きな時間です。
寝かしつけ以外にも、ママこれ読んでー!と持ってくるほど
子供たちも絵本を好きでいてくれていることがとても嬉しいです。
そんな絵本好きの我が家が読む、8月のおすすめ絵本をご紹介します!
今月は、人気の絵本作家『 五味太郎 』さんにフォーカスしてみました。
きんぎょがにげた
0歳の頃から、何年も繰り返し読み続けている子が多い『きんぎょがにげた』
初版1982年。私と同じ年の絵本で、五味太郎さんの代表作のひとつ。
真ん中にいるピンク色のきんぎょが、水槽を飛び出して、いろんなところ場所へ かくれんぼします。
きんぎょはどこかな?と『かくれんぼ』遊びをしながら読むと、子供たちは一生懸命探します!
コミュニケーション遊びにも良いので、プレゼントにもおススメの1冊です。
最近では『きんぎょがにげた』のコラボ商品も増え、思い思いに泳ぐきんぎょたちが、賑やかで楽しいデザインは絵本の世界を飛び出したようなデザインで
持っているだけで元気になれそうな物ばかりです。
名作『きんぎょが にげた』では、人は「逃げる」ことで成長する。と五味さんは言っています。
「逃げるという言葉は、魅力的だなと思った。逃げたって面白いな、と。人間って逃げながら成長していく。
自分の場所が気に入らない、よくない、ピンチだ、つまらないというときに場所を変える努力が、逃げるということ。
逃亡するのではなく、世界って広いんだから、合わなければ俺が動けばいいの。その日のために鍛えた足腰みたいなところがあるよね。逃げられなくなるとキツイからね」
常識にとらわれない考え方は聞いていてとても面白いですね。
ことばのあいうえお
ユニークな発想で絵本の世界に新風を吹きこんだ作品が多い五味さんですが、
『ことばのあいうえお』は、子どもに身近なことばを取材した想像力豊かな「あいうえお」絵本。
言葉と文字を知ることは自分の世界を広げることが出来ることなので、せっかくなら楽しく学べたら。と思っています。
この絵本は、リズムがよく、読み手のほうが夢中になってしまったというご報告が多いなのも納得です。
3歳になる娘は、眺めても楽しめる絵本のようです。
みんなうんち
息子は幼児期に便秘がちで「うんち」で真剣に悩んでいた時に、この絵本に出会いました。
クスっと微笑んでしまう内容で、肩の力が抜けたのを覚えています。
描かれているのは、様々な動物のうんち。うんちのサイズ比較から始まって、うんちをする時のスタイルやうんちをする場所、後始末まで。
食べたらうんちが出るという当たり前の自然の流れを理解できます。最後に並んだおしりが壮観な絵本です。
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五味太郎さんの絵本の世界は、ビビッドなカラーではなく、少し落ち着かせたような独特の色彩がとても素敵です。
五味さんは、いままでに出版した絵本は実に400冊近く!
世界で愛されている五味さんは、新型コロナウイルスで社会も大人も「不安定」が渦巻く今、子どもたちに「ガキたち、これはチャンスだぞ」と言っているそうです。
コロナ渦の前から「安定していたっけ?」と言ってしまうところが大好き。笑
今のような時期だからこそ、時間があるのだから「自分の頭で考えること」が出来て、
枠組みが崩壊している時は、どうしたいのかをニュートラルに問いやすいとき。
子どもに失礼な学校、社会が乱れているからこそ、子供たちにもチャンスがあるんだ。
と、いう記事を見て、五味さんの魅力を改めて感じたのでした。
五味太郎×長田真作 人生論インタビュー動画も面白い!