かわいい息子はADHD。ずば抜けた問題児家族のすすめ

長男7歳。長女2歳。5歳差の息子と娘のママです。片田舎でWebデザイナーとして仕事をしながら育児奮闘中!7歳の息子は小学1年生になりADHD(注意欠如・多動症)と判明し、発達障害について無知だった私が試行錯誤しながら過ごす日々を記録していこうと思います。障害があってもなくても家族で楽しく暮らす事を第一に行った取り組みもご紹介します。

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食生活の改善でADHDの多動性を軽減させる

マグネシウムADHD児の多動性を軽減させるという記事を読み、食事(食事療法)でも改善や言動を軽減させれるのであれば試す価値あり!と思いました。


ADHD症状を軽減できるケースは、生物学的な治療(投薬、サプリメントの摂取、食事や運動など生活習慣の改善)が多岐にわたりますが、
ADHDは一生お付き合いしていく症状ですので、状況にあわせて日常生活の工夫で取り組める事はやっていきたいな。と軽い気持ちで私は考えています。


また「子供に薬を飲ませる前に、出来ることがないか?」と考えているので、必要な栄養補給や子供に適した環境づくりも、仮に思っていたような結果が得られなくても「副作用」のリスクを間変えれば実践する価値があるのかな。と思っています。

 

 

注意欠陥・多動性障害(ADHD)がある子どもはマグネシウム不足!?

栄養補給でのADHDの改善については、さまざまな研究やテストが行われており、目を見張るほどの効果があったといものから、わずかだけ改善したというものまで結果には幅があります。


テストによって与えた栄養素も異なり、対象者の年齢もまちまち。何より個人差があるため、当然結果はばらつきます。
しかしどのテストの結果でも栄養補給によって悪化したというものなく、マグネシウムの補給は、とくに子どもの多動性を軽減するのに役立つと報告があるそうです。

 

まずはこのニュース記事を御覧ください。

 

https://isom-japan.org/news/detail?uid=mWiSi1548838778

 

Orthomolecular Medicine News Service(OMNS), November 23, 2016
および、国際オーソモレキュラー医学会ニュース、より

執筆者: Helen Saul Case

 

マグネシウム欠乏が見られる頻度は、健常児より、注意欠陥・多動性障害(ADHD)がある子どものほうが高い。
ADHD児を調べた研究の一つでは、被験者の95%にマグネシウム欠乏が見られた(1)。

これは、多動児にマグネシウムを補給することの正当な理由となるか? 答えはイエスである。

マグネシウムの補給は、とくに、子どもの多動性を軽減するのに役立つようである(2)。1日当たり200mgのマグネシウム補給を6カ月間受けた子どものグループでは、マグネシウムを補給する処置を受けたことがなかった対照グループの子どもと比較して、「髪におけるマグネシウム含有量の増加ならびに多動性の有意な減少」が見られている(3)。

 

マグネシウムは安全で役に立つ;
あるレビューでは、子どものADHDを治療するためのマグネシウム療法に関する諸研究を調べ、次のような結論を下している-「マグネシウムADHDの治療に有効であることは、諸研究によって裏付けられているが…(中略)…その有効性と安全性を示す強力なエビデンスがもっと得られるまで、マグネシウムADHDの治療には勧められない」(4) 。これは、「科学的根拠に基づいた」現代の医学文献にありがちな結論である。既知の事実であっても、十分な数の無作為化二重盲検比較試験が実施されていないかぎり耳を貸さない医学専門家もいる。マグネシウムの補給は、安全で有効であり、マグネシウムが欠乏している子どもには非常に重要である。

マグネシウムの安全性は、すでに十分確立されている。マグネシウムの補給による死亡例はこれまで報告されたことがない。1件もない(5)。マグネシウムの過量摂取は軟便を引き起こすことがあるが、これは一時的なものであり、用量を減らしたり、少量ずつに分けて1日に何度も摂るようにしたりすれば解消する。マグネシウムの補給は安全であり、とくにADHD治療薬の危険性を考えれば、試す価値はある。

以下略

 

マグネシウムは消化酵素が正常に機能するために必要な栄養素です。 なので消化酵素と同じくらい大事です。

 

マグネシウムが多く含まれる食べ物・食品


我が家は『のり』が大好き!なので、おやつに味のりってこともあります。笑
刻み昆布は、キャベツと一緒に揉んでおけばサラダになりますし、おにぎりの具としても食べやすい食材です。

 

ADHD軽減に役立つ他の食材とは

バランスよい食事をしたうえで、さらに多く摂るように心がけると効果的なのは、ミネラルは、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛です。


<ミネラル>

よく「ビタミン・ミネラル」とビタミンとセットで呼ばれるように、ビタミンと一緒に働く場面も多く、両方をバランスよく摂ることが必要です。
ビタミンもミネラルもどれかひとつだけを沢山摂ればよいというものではなく、まずはすべてのビタミン・ミネラルが必要な量だけ摂れていることが大前提です。
そのうえで、特に必要と思う栄養素を追加しなくては、その働きを実感することは難しいものです。

まずはバランスよく野菜・果物・主食・肉・魚・海藻を食べることを心掛けると良いそうです。


<カルシウムとマグネシウム

「カルシウムが不足するとイライラしやすい」という話を聞いたことがあり、マグネシウムと共に精神を落ち着かせる働きがあるそうです!

カルシウムの補給源としては乳製品が効率良いですが、乳製品が苦手な方やアレルギーの方もいるでしょう。
桜エビやしらす干しなど丸ごと食べられる小さな魚介類や、青菜類でもカルシウムを摂ることが出来ます。
小松菜や青梗菜よりも、大根やカブの葉にカルシウムが多く含まれていますから、捨てずにスープにすると子供は完食してくれます。
また、苦みがある葉っぱなので細かく刻んでシラスとごま油で炒め、めんつゆで仕上げ、最後に白ゴマやかつお節で和えたものをおにぎりにする事もあります。


<鉄>

鉄が不足すると貧血になるということも良く知られているので積極的に取り入れています。
貧血になると脳を含む全身の細胞へ、必要な栄養や酸素を運ぶことが出来なくなってしまい、さまざまなトラブルが生じるうえに、倦怠感・やる気がおきないという症状が現れます。
さらに重要なことに鉄はドーパミンノルアドレナリンセロトニンといった神経伝達物質を作る時に欠かせないものでもあるということです。

これらの神経伝達物質がきちんと作られないと、やる気や満足感が得られず、無気力や感情が不安定になるなどの症状が現れます。
鉄を多く含む食材と言えば、レバー、ひじきや貝類、かつおやマグロにも多く含まれています。

レバーは好みが分かれる食材ですが、ひじきであれば、ひじきの煮物やハンバーグ、卵焼き、などに混ぜて頂くことが我が家は多いです。


亜鉛

亜鉛はカルシウムや鉄と比べると意識的に摂取できているのか分からない…。笑
しかしADHDの子供では亜鉛が不足していることが多いといわれており、気を付けて補いたい栄養のひとつ。

亜鉛神経伝達物質を作る時に必要なミネラルで、脳の働きを高めたり、感情を安定させたりする働きがあります。
さらに日常生活の中で体内に取り入れてしまう有害物質を排泄させる働き(=デトックス作用)もあります。

亜鉛は貝類をはじめとするシーフードやレバー類に多く含まれています。
またナッツ類も亜鉛が豊富ということなので、南瓜サラダに刻んで和えたり、お菓子作りに使うことが多いです。

 

バランスの良い食事

 

 

毎日しっかりバランスのとれた食事をすることが理想ですが、実際には難しいものですが、コロナ渦でおうち時間が増えたことでキッチンに立ち自炊時間が増えたことは体にとっては良いことだと思っています。

 

手間をかけないでも食生活の改善は可能です。
「昨日は海藻を食べられなかったから、今日は多めに食べよう」というように上手く調整し続けられる工夫をしていきたいです。