かわいい息子はADHD。ずば抜けた問題児家族のすすめ

長男7歳。長女2歳。5歳差の息子と娘のママです。片田舎でWebデザイナーとして仕事をしながら育児奮闘中!7歳の息子は小学1年生になりADHD(注意欠如・多動症)と判明し、発達障害について無知だった私が試行錯誤しながら過ごす日々を記録していこうと思います。障害があってもなくても家族で楽しく暮らす事を第一に行った取り組みもご紹介します。

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ADHD・小学3年生男子の日常まとめ

久しぶりの記事になります。
息子が夏に9歳になりあっという間に半年経ってしまい3年生もあと少し…!

 

改めて、この6ヵ月の期間に何があったのか想い返してみましたが、
1年生、2年生の時の激動の日々を考えると
3年生の生活を振り返れるくらい平穏な日々を送れていたといことなんだと思います。

 

3年生になり、4月から2月までの間で予期せぬ担任からの電話連絡もなく、お呼び出しもないまま過ごせたなんて凄い事です!
息子はこの2年で経験してきた事を忘れずに、自ら意識をして学校生活を過ごし努力をしています。

トラブルにつながりそうな事が起きた時は、その場で解決出来ることなのかを自分で考えて担任に相談するか、もしくは、自分で直接友達と問題があったかを確認するようになりました。

 

自らの衝動で行動したことで起きてしまう友人とのトラブルや
後先を予測できず動き出してしまう多動傾向は現在もありますが
行動してしまった後に、一端立ち止まって己の行動を振り返るよう習慣を身につけたのが大きな変化に繋がりました。

 

親の私が事前にしたことは、担任に事前に息子が想っていることを共有してサポートして頂くことをお願いしました。
まだ9歳なので、自分の気持ちを伝えるのが難しい年齢なので
親が担任にかみ砕いて伝えたことは結果的に良かったと思います。

 

担任からの連絡がないから「大丈夫」と考えずに、
年に3回ある教育相談(2者面談のようなもの)は希望参加になりますが
必ず出席するようにし、家庭での様子や学校での様子を共有しました。

 

この一年で、息子の年相応の精神の変化もあった一年ですが
まだまだ隠し事ができないのか、包み隠さず色々な話をしてくれます。
本来であれば小学3年生の男子だと、これまで以上に口答えしたり意見や文句を言うようになり、親の言いなりにはならなくなったり、
今まで親に頼っていたことも自分でやりたいと思うようになるそうなので(個人差はあるでしょうが…)
今のところ、我が息子に関しては、わたし(母親)と平等の立場でいるせいか、反発が少なく甘えん坊で私としては有難いことです。

 

 

小学1年生が抱えるストレス、越えなければいけない小1の壁

1・2年生のお子さんをもつ親御さんで、私のように子供のことで悩んでいる方は多いと思います。


我が家の場合は、7歳の小学1年生の夏にADHDと突然診断されましたが
当初、診断を受けたときに、多動は年齢を重ねるにつれて、落ち着いくるといという話も聞いていたので年齢のせいなのか?9歳になった小学3年生の息子は、低学年(1・2年生)のころに比べて行動が落ち着いてきて劇的にトラブルが減りました。

 

7歳の時は、多動傾向や衝動性が強く「授業中に座っていられない」「走り回ってしまう」「感情をコントロールできない」と言うことが多く
学校から「通級指導教室」を進められたことがあり、
通級指導教室では、子供の特性に合わせた指導が個別に受けられるので、周囲との比較による劣等感を感じることが少なくなり、
自己肯定感を高められるということが最大のメリットなでのとても悩みました。


悩みに悩んで、その時に第一に考たのは息子の気持ちを大切にすること。
息子の希望を聞き沢山本人とお話ししました。

 

通級指導教室とは:
学校教育法施行規則第140条において、「通級による指導」の対象は、①言語障害者 ②自閉症者 ③情緒障害者 ④弱視者 ⑤難聴者 ⑥学習障害者 ⑦注意欠陥多動性障害者 ⑧その他障害のある者

 

 

子供とお話ししたからと言ってすぐ解決はされないのに、学校もはやく答えを出したい様子で正直焦りましたが
そこは冷静に呼吸を深く吸って、学校にははっきりと親と子供の意志を伝えました。
伝えたことは他者の方には勝手に聞こえるかもしれませんが…

 

「まだ7歳の子供です。成長には個人差があり、子供ひとりひとり学校で学ぶことは多様です。息子はクラスで授業を頑張りたい。学校が好きだ。と言っています。
子供の気持ちを尊重していきたい。ただ、他の親御さんから何か言われるようでしたら、親の私が対応できるよう介入します。
これから6年生になるまで長い目で子供の成長を見守っていきたいです。」

 

その後からは、学校から「通級指導教室」「特別支援学級」を進められることはありません。

 

結果として、いろいろいろありましたが(これからもあると思います)
7歳の診断を鵜呑みにしないで(ADHDといことは変わりませんが)長い目で子供の成長を見守ってきて良かった思っています。

 


ADHD注意欠陥多動性障害)と治療薬

お薬の処方については、7歳の今ではなくては良い。と私は考えました。

 

「子どもが楽になる」
「ママが耐えられなくて処方する」

 

いろいろな意見があります。

 

大衆からはみ出さないようにすることは問題ではなく、子供が不安にならずに他者を傷つけずに毎日を過ごすには。を第一に考えました。
いずれお薬という選択が出るのかもしれませんが、まだこの世に生まれて数年しか生きていない子ども達をカテゴリーに分けずに
大人が焦らずに見守れるような社会であってほしいと願います。