かわいい息子はADHD。ずば抜けた問題児家族のすすめ

長男7歳。長女2歳。5歳差の息子と娘のママです。片田舎でWebデザイナーとして仕事をしながら育児奮闘中!7歳の息子は小学1年生になりADHD(注意欠如・多動症)と判明し、発達障害について無知だった私が試行錯誤しながら過ごす日々を記録していこうと思います。障害があってもなくても家族で楽しく暮らす事を第一に行った取り組みもご紹介します。

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発達障害は遺伝するのか?私が愛した人たちは発達障害だった

息子の幼児期に、夫や義理母(夫の母親)が
「自分の小さい頃にそっくりだ。」
とよく言っていて、
身近にいる私も、息子と夫は性格も顔も似ているなぁ。と常日頃感じていました。

今思えば、若かりし頃に出会った夫は27歳でしたが
気性が荒く独特の感性と独特なこだわりがあり、自己中心的な人で行動的で…
ADHDの特性を持ち備えた人で、
私は今まで出会ったことのないタイプの人だったので、
「こんな人はじめて!」と、とても驚いたのを鮮明に覚えています。

更に夫は情熱的な一面があり、熱烈な押しに押された私は胃腸炎になり
強烈な彼と一時距離を置くためバリ島に旅行に行ったのです。笑

帰国後、情熱的に愛してくれる人は私の人生で彼しかいないのであろう。と思い、
彼の魅力に気がついてしまった私は夫と付き合い結婚しました。
夫と出会ってから16年経ちますが夫は変わらない性格で
非日常的な言動や発言が多く、私を困らせ楽しませてくれています。

そんな身勝手な彼自身も、自身の性格に苦悩し生きずらさを口にすることが多いため
私は彼と結婚をする時に、彼を幸せにしたい!と心から思いました。

結婚後は、ひと癖もふた癖も多い夫との共同生活を楽しむのに1年かかり
子供を授かるなんて考える事が出来ずにいましたが
結婚生活5年経った頃に、彼とそっくりな子を産みたいと思うようになりました。

そんな事を望んでいたら、本当に夫にそっくりな息子が誕生したのでした。笑

 

私が虜になった興味深い性格や特徴はADHDだった

夫にそっくりな元気な息子は愛しく。夫も私も息子を溺愛しています。
自分を愛せなかった夫が、自分に似た息子を愛することが出来ていることは
彼の人生においてとても意味のあることなのです。

息子のお陰でADHDという個性を知れたことで
スッキリした気持ちになったのは夫自身だと思います。


発達障害が子供に遺伝する確率や、発達障害は父親から子供に遺伝しやすいというのは未だ未解明の部分も多く、
必ずしも遺伝するとは限らないそうです。
ただ、ADHDは遺伝することがあるといわれる発達障害だと言うことは大変興味深いことです。
また別視点では、経済的問題、家族背景、虐待などの環境要因が組み合わさることで発症するとも言われている障害だと言うことです。

こうなってくると、筆者の私自身にも問題があるのでは?と考えてしまいますね。笑


私の場合、ADHDとい特性を持つ人に関心があり
当人の大変さはさておき、夫に出会えたことで大きく私の価値観が変わり自分以上に大切な人です。
私の人生を変えてくれた夫に感謝しています。

息子も苦悩することが多い人生になるかもしれませんが、
私の人生に影響を与えた人であることは間違いありません。