7月の読み聞かせに おすすめの定番絵本【幼児から小学校低学年】
読み聞かせは、 親子のコミュニケーション作りに最適です。
また、 語彙力や読解力、想像力や集中力など、将来的に役立つ力がいくつも身に付きます。
私自身、10代後半から絵本が大好きで絵本を集めては友人や恋人にプレゼントするくらい絵本の魅力に虜になっていたので、我が子が誕生してからの「読み聞かせ」は私自身が大好きな時間です。
寝かしつけ以外にも、ママこれ読んでー!と持ってくるほど
子供たちも絵本を好きでいてくれていることがとても嬉しいです。
そんな絵本好きの我が家が読む、7月のおすすめ絵本をご紹介します!
オリビア
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ニューヨーカー誌のアーティスト、イアン・ファルコナーが木炭で描いた子ブタのかわいらしい絵は、ポイントとなる部分だけが真っ赤な色で色づけされていて絵だけでも楽しめる作品ですが、主人公の子ブタのオリビアは好奇心いっぱいで、子ブタのオリビアの一日が描かれた内容が可愛らしいです。
オリビアは息子や娘そのもの。笑
子ども達はオリビアが大好きです。
訳は、日本を代表する詩人、谷川俊太郎さんです。
谷川俊太郎さんが翻訳された作品が、我が家には多いようで、小学校の教科書にも度々目にする「谷川俊太郎」という名前に気がついた息子が「この人の作品、うちにも沢山あるよね!」と教えてくれました。
控えめな言葉と、実は強いメッセージが込められている谷川俊太郎さんの表現力は素晴らしいですよね。
かいじゅうたちのいるところ
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海外の有名なロングセラー絵本の1つ、モーリス・センダック作『かいじゅうたちのいるところ』。
いたずらっこの男の子マックスは、またまた…息子そっくり。笑
かいじゅうたちのいることろは、マックスの思い通りになる世界だけど、何でも思い通りになることが楽しいこととは限りません。
マックスの思い描く世界に、息子は怖い物見たさで興味津々になります。
2009年には、スパイク・ジョーンズ監督によって実写映画化されました。
絵本の世界観が見事に再現されていて、映画もおすすめです。
おちゃのじかんにきたとら
1968年の初版以来、世界中で読み継がれているジュディス・カーの絵本です。
お茶の時間に突然トラが礼儀正しくあいさつしながら現れ、家中のありとあらゆる食品を食べ尽くしてしまいます。
そんな突拍子もないお話でありながら、作品にはユーモラスな雰囲気と不思議な平穏さが漂っていて素晴らしい絵本です!
とにかく全てが愛に溢れていて、大人も子どももトラも。愛しい。と思える作品です。
イギリスのチャンネル4が2019年のクリスマスに放送したアニメも、音楽とイラストがお話にぴったりで家族の愛がつまっているので、家族でぜひ見て欲しい作品です。
今月は、海外の絵本を紹介しました。
選んだ3冊の好きなところが、主人公が「よい子」じゃないところ。笑
ちょっとワガママで、いたずらっ子で、子ども独特の発想力がある主人公たちは
我が息子が描かれたようで…嬉しくなってしまう作品なのです。
子ども達には、「ちゃんと出来る子」「よい子」ではない主人公や、子供がこどもらしい話の内容のものを読むようにしています。
子ども達には、大人が望む子どもでいよう。なんて考えない環境で、経験値がなく成熟されていない子どもらしい自分を恥ずかしいこと。だと思ってほしくないのです。
実際に、ルールから外れることに敏感な子は、「変なの!」「そんなのおかしい!」
なんて否定することを言う子がいます。
身近な大人に、否定されていたり、大人の都合に合わせた、押し付けの変な事。を教えられてしまっているのかな?
勿体ないなー。と残念に思います。
また、挿絵がアートな絵本は世界に沢山あるので、子ども達には沢山、触れてほしいと思います。
大人も癒される絵本は、表紙も素敵なのでインテリアとしても活用し生活の中に彩りを与えてくれる大切なものです。
それでは、また来月。