かわいい息子はADHD。ずば抜けた問題児家族のすすめ

長男7歳。長女2歳。5歳差の息子と娘のママです。片田舎でWebデザイナーとして仕事をしながら育児奮闘中!7歳の息子は小学1年生になりADHD(注意欠如・多動症)と判明し、発達障害について無知だった私が試行錯誤しながら過ごす日々を記録していこうと思います。障害があってもなくても家族で楽しく暮らす事を第一に行った取り組みもご紹介します。

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9月の読み聞かせに おすすめの定番絵本【幼児から小学校低学年】

読み聞かせは、 親子のコミュニケーション作りに最適です。
また、 語彙力や読解力、想像力や集中力など、将来的に役立つ力がいくつも身に付きます。

私自身、10代後半から絵本が大好きで絵本を集めては友人や恋人にプレゼントするくらい絵本の魅力に虜になっていたので我が子が誕生してからの「読み聞かせ」は私自身が大好きな時間です。
寝かしつけ以外にも、ママこれ読んでー!と持ってくるほど
子供たちも絵本を好きでいてくれていることがとても嬉しいです。

 

そんな絵本好きの我が家が読む、9月のおすすめ絵本をご紹介します!
今月は、半世紀以上も絵本作家としてご活躍されている『 いわむらかずお 』さんにフォーカスしてみました。

 

いわむらかずお さんと言えば、「14ひきシリーズ」。
癒される綺麗な絵と物語で、丁寧な画風は本当に本当に素晴らしく、シリーズすべて大好きな作品です。
いわむらさんの絵本は、季節を感じるものばかりですが、秋を感じさせ、秋にぴったりの絵本がたくさんあります。

 

秋の題材になったシリーズでは「おつきみ」「かぼちゃ」「やまいも」「あきまつり」がありますが全てオススメ!秋の一冊として、どれかひとつでも子供に読み聞かせしてあげて欲しいです。

 

 

繊細な画風とリアルな自然風景

 

「14ひきシリーズ」の大きな魅力は透明水彩を使った絵の緻密さです。丹念に描かれた木の実の一つ一つ、草の一本一本が生命感を放っています。


我が家は田舎暮らしを選択し、日常の中で自然を感じ生活しているので、いわむらさんの描く自然風景はとても落ち着くのです。
ずっと観ていたくなる絵には沢山の発見があり、自然体験と無縁な子供たちも、この絵本に出会うことで自然を知り体験することが出来るのではないでしょうか。

 

栃木県

 

 

深い愛情をねずみたち一人ひとりに注ぐ いわむらかずお さん

 

14ひきのシリーズは、大きな森の木を改造した家に住む14匹のねずみ一家の大家族の日常生活を通して家族団らんの喜びを描いた絵本です。
おとうさん、おかあさん、おじいさん、おばあさん。10匹のねずみのこどもたち。の大家族です!
子供たちには名前も特徴もあるので、読み聞かせをしていると子供達は「これはとっくん?なっちゃん?」と言って楽しんでいます。

 

ねずみの子供たちの名前は…

 

https://ja.wikipedia.org/wiki/14%E3%81%B2%E3%81%8D%E3%81%AE%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA より

 

いっくん
長男。10匹の兄弟の一番上。縦笛を愛用している。『14ひきのやまいも』では、いもほりをおじいさんから伝授された。筋がいいらしく、そのうち名人だといわれている。長兄だけあって、しっかり者。

 

にっくん
次男。力持ちで、体力仕事を引き受けることが多い。寝相と寝起きはあまりよくない。

 

さっちゃん
長女。おかあさんを手伝い、家事をすることが多い。女の子の中では、最も早くに起きている。服装は、赤系の服を着ていることが多い(『14ひきのあさごはん』のみ黄緑色のワンピースだった)。

 

よっちゃん
次女。さっちゃんと共に、家事をよく手伝っている。寝るときや家の中にいるとき以外は帽子をかぶっていることが多い(『14ひきのぴくにっく』では、帽子を着用しなかった)。

 

ごうくん
三男。なっちゃんと揉めることが多いが、本当は仲が良い。ろっくん、はっくんと一緒にいることが多い。高いところが大好き。よっちゃんとはデザインの違う帽子を愛用。ごうくんから下の弟妹は、よっちゃんから上の子たちより、一回り小さい体つきをしている。

 

ろっくん
四男。ごうくん、はっくんと共に行動することが多い。少しおっちょこちょいで、兄弟の真似をしても、失敗することがしばしばある(池に落ちる、穴に落ちるなど)。寝起きはあまりよくない。夏以外の季節にて、サスペンダー(吊りズボン)をはいている。『14ひきのあきまつり』では行方不明になって…。

 

なっちゃん
三女。女の子の中では、男の子(特に、ごうくん、ろっくん、はっくん)と行動することが多く、高いところにも果敢に挑戦する。女の寝巻はネグリジェなのに、彼女だけズボン系のパジャマである(『14ひきのこもりうた』のよっちゃんは、なっちゃんと同じズボン系のパジャマを着ていた)。よく長ズボンや半ズボンをはくことが多い(『14ひきのひっこし』と『14ひきのあさごはん』では、スカートをはいていた)。

 

はっくん
五男。小柄だが、勇敢な性格。運動神経は、兄のろっくんよりも高い。ごうくん同様、高いところが好きで、一番高所での仕事を引き受けている。8とデザインされた服を持っている。

 

くんちゃん
四女。黄色のリボンがトレードマークで、いつもねずみの人形を肌身離さず持っている(時には人形を背負うこともある)。人形に服を着させており、『14ひきのせんたく』では、その服ももちろん洗濯している。くんちゃん、とっくんの2人は、はっくんから上の子たちよりも、さらに一回り小さな体つきをしており、兄たちに背負ってもらうこともある。

 

とっくん
六男、10匹の兄弟の末っ子。幼いため、年長者の世話になりやすく、出先でも真っ先に寝入ってしまうが、いつも懸命に頑張っている。男の子たちは3階で寝ているが、彼だけ女の子たちと2階に寝ている。ろっくんと同様、サスペンダー(吊りズボン)を着用。『とっくんトラック』シリーズのとっくんは人間として描かれているので別のキャラクターであるが、『14ひきのさむいふゆ』ではとっくんがトラックのおもちゃを引っ張る場面がある。

 

田舎風景

 

絵本の世界とその舞台である里山の自然が同時に楽しめる『いわむらかずお絵本の丘美術館』も素晴らしかったです。
いわむらかずお さんの絵本原画や取材資料・スケッチなどが展示されていて、静かな優しい美術館です。


美術館の周辺が里山の自然に囲まれていて、雑木林や草原を散策すると、里山の生きものたちに出会うことができ「14ひきシリーズ」の世界に飛び込んだようでした。

 

コロナによって外出をひかえている我が家なので、またいつか訪ねたい場所です!