児童向けウェクスラー式知能検査を受けてみて。WISCとは?
学校での対談で話に出た、WISC-IV(ウィスク・フォー)知能検査について調べました。
WISC-IV(ウィスク・フォー)知能検査とは
WISC-Ⅳ検査は、心理学者のウェクスラーが開発した、
世界中で使われている知能検査です。
WISC-Ⅳ検査で発達障害の診断をすることはできませんが、
お子さんの認知や行動性のバラつきを見るのに役に立ちます。たとえば、
言葉の理解力はあるか?絵を見て、何が描いてあるのか理解できるか?
暗記は得意か?作業スピードはどうなのか?などを個別に見ることができるのです。
それによって、お子さんの苦手な部分を明らかにし、
どうサポートをしていけばその子が生きやすくなるかを探っていきます。
WISC-Ⅳ検査でわかる4つの力
- 言語理解(VCI)
- 知覚推理(PRI)
- ワーキングメモリ(WMI)
- 処理速度(PSI)
1.言語理解(VCI)
言語的な情報や自分自身が持つ言語的な知識を状況に合わせて応用する能力
(推理、理解及び概念化を用いる言語能力を評価)
2.知覚推理(PRI)
視覚的な情報を取り込み、各部分を相互に関連づけて全体としてまとめあげる能力
(知覚推理および知覚統合を評価)
3.ワーキングメモリ(WMI)
注意を持続させて、聴覚的な情報を正確に取り込み、記憶する能力
(注意・集中および記憶力を評価)
4.処理速度(PSI)
視覚的な情報を事務的に数多く、正確に処理していく能力
(認知処理および描写処理を評価)
言葉だけでは正直チンプンカンプン。。です。
ようするに、子供の得意とすること苦手とする事を知り、もしかしたら、ずば抜けたIQの子供だったり!が分かる検査なのでしょ?
障害があろうがなかろうが、これは受けられるのであれば受けさせたい!と思いました。笑
余談ですが、幼児期から好きな事への探求心や集中力は(親バカですが)驚くほどある為、一度見た物を記憶し忘れることはない息子の能力がどれほどのものか興味があります。
夢は3歳からブレずに研究者という息子が好きなもの…
では、どこで検査を受けられるのか?
近隣の精神科医に5件ほど問い合わせをし、すべて WISC-IV(ウィスク・フォー)知能検査はやっていません。と言われました。また、大人専門の精神科医なので、受診も受け付けられません。とのこと…
そもそも…
ウェクスラー式知能検査、WISCは、5歳0ヶ月~16歳11ヶ月の子どもを対象とした児童用の知能検査です。年齢に応じて種類が異なり、幼児用のWPPSI、児童用のWISC、成人用のWAISの3つが使い分けられているもの。
大人専門の精神科医じゃ検査は出来ないはずです。でも、精神科医はたくさんあるのに大人専門ばっかり!子供で心の病になった子はどこに行くの?
無知すぎる私はこう言った現実さえも知らなく、自分が恥ずかしくなりました。ただ、知らべること行動することは山ズミですので、この問題は後ほど…
じゃあ、教えてくれた学校に聞いてみよう!
すぐに学校に問い合わせをしたところ、教頭先生が学校で予約をして受けることが出来ますよ!とのことでした。
やはり、知能検査は人気があり順番待ちが多いようですが、学校で受けられる子の条件としては、検査を必要としている子を優先しているというお話でした。
要するに、わが子のような、すでに学校生活で問題が起きている子が「検査を必要としている子」というわけです。
予約日も決まり、息子は学校で無事にWAISを受けることが出来ました。
検査結果については、記事にしています ↓