かわいい息子はADHD。ずば抜けた問題児家族のすすめ

長男7歳。長女2歳。5歳差の息子と娘のママです。片田舎でWebデザイナーとして仕事をしながら育児奮闘中!7歳の息子は小学1年生になりADHD(注意欠如・多動症)と判明し、発達障害について無知だった私が試行錯誤しながら過ごす日々を記録していこうと思います。障害があってもなくても家族で楽しく暮らす事を第一に行った取り組みもご紹介します。

MENU

【1年生問題行動の繰り返し】小学校授業を抜き打ち見学してみた

学校再開してから1ヶ月が経ち、教室を飛び出していた息子は学校中の有名人になっていました。

お友達のお母さんから、息子の行動を報告を受けることも…

 

今日は音楽室にいたらしいね。大丈夫?

すごいスピードで校内を走って教頭先生が追いかけていたって聞いたよ。どうしちゃったの?

 

息子の行動にもう驚かなくなっていた私は、

「注意はしてるんだけどね。学校に呼び出されちゃってるんだー。うちの子ギャングで困るー。」

なんて、軽く返答して済ませていました。

 

不良

 

 

本当は、息子は発達障害があるのかな。と思いはじめていた私は、ネットの情報や本を読みいろいろな情報収集をしていたので、第三者に事情を気軽に話すのが煩わしかったのです。

 

校長室に呼び出しをされた日があり、障害という事の理解や知識が曖昧だった私は校長先生に言いました(呼び出しをされているので申し訳なく)

「息子がご迷惑をお掛けしてしまい本当に申し訳りません。私の躾が甘かったのかもしれません。今後はしっかりと言い聞かせます。」

息子を否定してしまったかもしれない。何でこんなことになってしまったの。

と感情が湧き出て涙が溢れました。

校長先生は落ち着いた口調で、

「お母さん。これは躾の話ではないんですよ。ひとりひとりの個性なので、息子さんにあった対応を学校と探していって欲しいんです。息子さんは他の子とは違った捉え方や個性があって、その個性が邪魔をしてしまう時があるのかもしれません。みんなその個性を持ってはいるので可笑しいことではないんです。」

「それを手助けする為に、知能検査も受けられますし、臨床心理士と面談することも出来ますので考えてみてください。」

と言いました。

 

また、新しい用語、情報が出てきた!

私の頭はまた違うモードに切り替わり、次のステップに進むときなんだ。と考えました。

 

対談後、一度息子の学校での様子を隠れて見てみてください。

と言われ、息子に見つからないようこっそり教室を見に行きました。

息子は授業中でも関係なく、水筒を飲みにふらふら。席に戻るとキョロキョロ。落ち着かない様子でした。

教室を飛び出す様子は見られなかったので内心安心していると、

同行して下さっていた教頭先生が「今日はまだ落ち着いているほうなんですよ。」と

日常は大変で…と言いたい様子でした。

 

こういう時は、親は何といえばいいんだろう。

息子の何がいけないのかな。

 

いろいろと頭で考えていると、息子以外の子供たちの様子が目に入り、

他の生徒はキョロキョロせず真っすぐ黒板を見て、先生の授業を受けている姿が

何とも不思議で私は疑問に思ってしまい教頭先生に質問しました。

 

 「なぜ、6歳7歳の子供が静かに椅子に座り先生の話を聞いていられるのでしょうか?」

教頭先生は「個性です。」と言いました。

その答えがまったく支離滅裂だったので私は、何かが違う。と心の中で思いました。

 

学校教育の現状を明確に理解していない子供たちが、周りの状況を伺い

「静かにしていないといけないんだ。」

「ほかの子と違ったことをしたら恥ずかしい。怒られちゃう。」

もしくは、

何となくそこに座っているのでは?と、私は感じたのです。

 

この日に感じたことや情報は…

学校教育とはなんなの?

知能検査、臨床心理士とは?

 

親の私が理解していない事ばかりで、息子は困惑しているのかもしれない。

泣いている暇はない!帰宅したら勉強しよう!

そんな気持ちになった日でした。

 

みかんの花