かわいい息子はADHD。ずば抜けた問題児家族のすすめ

長男7歳。長女2歳。5歳差の息子と娘のママです。片田舎でWebデザイナーとして仕事をしながら育児奮闘中!7歳の息子は小学1年生になりADHD(注意欠如・多動症)と判明し、発達障害について無知だった私が試行錯誤しながら過ごす日々を記録していこうと思います。障害があってもなくても家族で楽しく暮らす事を第一に行った取り組みもご紹介します。

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【子供の発達障害】小児神経専門医を探してみた

小児神経専門医探し

小児科は頻繁に行くわけではありませんが、かかりつけの小児科は、息子の幼少期を知っている事、担当医、看護師、小児クラークに信頼をおいていたので、まずはかかりつけの小児科で相談をしたいと思いました。

小児科で相談を受けてもらえるか事前に電話で問い合わせをしました。

 受付の方も慣れた様子で、息子君を連れて来るようにと対応して頂けたので息子を連れ小児科に行きました。

 

まずは、息子の小学校の様子を私が伝え、先生は少し息子と話をしました。息子は別室に移動し、私と先生だけで息子の考えられる状態の話をして下さり

「息子君は注意欠陥・多動性障害(ADHD)で間違いないと思います。小児神経専門医を受診するのが良いと思うが、近隣で小児専門の先生がいないのが現状で、日本自体が発達障害について遅れているのが事実なんです。これから長く付き合っていく事ではあるから、ひとつひとつ進めていくのが大切です。まずは病院探しからしましょうか。あと、知能検査も受けたなら検査結果も受診時に見てもらうと良いと思います。」と話をして下さいました。

はっきりと○○障害と聞けたこと、今後どうしていったら良いのか。を明確に示されて、私はほっとしました。

 

そして先生は「僕も専門医がいないか探してみるからね。今のところ思い浮かぶのは○○医院と…」と何件か教えて下さりました。

待合室に移動すると、先生の話を聞いていた看護師がそっとメモを渡してきてくれました。そのメモには、先生が話してくれた病院名が記載されていて看護師さんが

「個人的な話で申し訳ないのですが、私の子供も多動症なんです。近隣の医院の様子であれば知っているので、、知能検査も○○なら受けられるかも。」と話をして下さいました。

 

担当医の言葉や、看護師さんの親身な情報は、漠然と何をしたら良いのか分からず、情報だけが先走りしてしまっていた私の気持ちを整理して下さるものでした。

親の私が出来る事は、こういった小さな行動や、繋ぐ関係者を間違えないことからなのかもしれない。勿論ほかにもやれることはありますが、個人でできる限界を親が理解し肩の力を抜いていかないと子供が息苦しくなってしまうのかもしれない。

と思うことが出来ました。

 

ゴロン

花壇の中が気になる2歳の頃の息子

 

 

 

市内でたったひとりの専門医

一度自宅に戻り、専門医探し。

調べても調べても、ゼロー!

ただ、総合病院で週一木曜日午後だけ非常勤で勤務されている先生を発見しました。

この人しかいないのか。。。

が本音でしたが、まずは受診してみよう。ということで

  1. かかりつ小児科で紹介状を書いてもらう
  2. 総合病院に受診 ※初診の為、一般外来をまずは受診し専門家の予約
  3. 予約日に総合病院へ再診

上記の流れで、探し出した先生の受診を受けることが出来ました。

正直、フルタイムで仕事をしていると時間を作るのが大変で、

子供優先で首になる勢いで仕事の調整をし休んでいました。

 

神経専門外来の問診

歩くのがやっとな高齢の医師で、息子との問診は5分もなかったような。

息子は丸椅子に乗りクルクルクルクル回ってしまったり、落ち着かない様子だったのを

ジーっと見ていました。

そして、私と医師が二人きりになり少し事情を話し4枚ほどプリントを渡され記入するように言われたので、プリントを記入しました。

 

《プリントの内容》

3歳ごろの息子の様子、現在の息子の様子に当てはまる項目にチェックするとい言った簡単な様式

  • 買い物の際は側について歩くことが出来ますか
  • こだわりはつよいですか
  • 短気で、些細なことで自分を見失い、しばしば爆発的に怒ってしまう
  • 騒音や雑音があると、すぐに注意が散漫になる
  • しばしば他人の質問をさえぎって、一方的にしゃべりだしてしまう

等の質問。他にも沢山ありましたが忘れてしまいました。。

 

プリントを医師に戻し数分待つと診察室にまた入るように言われ、私が記入したプリントをみて当てはまる障害について説明がありました。

結果としては、注意欠陥・多動性障害(ADHDという診断でした。

そして、薬の必要があるようでしたら親御さんが良く考えてまた受診するように。また、自治体の放課後ステイも効果的ですので調べてみてください。と言われました。

 

正直なところ、息子との問診より、私の提出したプリントのみで障害を断定できるなんて、ある?と思いましたが、質問に合った項目に当てはまる人はADHDであると考えられるようです。

医師に診断される症状があるほうが、学校現場ではやりやすいのか?とか

いろいろ頭の中で考え、以外にもお粗末な対応(こんなものなのでしょうか)なんだな。と思った日でした。