ADHD・小学3年生男子の日常まとめ
久しぶりの記事になります。
息子が夏に9歳になりあっという間に半年経ってしまい3年生もあと少し…!
改めて、この6ヵ月の期間に何があったのか想い返してみましたが、
1年生、2年生の時の激動の日々を考えると
3年生の生活を振り返れるくらい平穏な日々を送れていたといことなんだと思います。
3年生になり、4月から2月までの間で予期せぬ担任からの電話連絡もなく、お呼び出しもないまま過ごせたなんて凄い事です!
息子はこの2年で経験してきた事を忘れずに、自ら意識をして学校生活を過ごし努力をしています。
トラブルにつながりそうな事が起きた時は、その場で解決出来ることなのかを自分で考えて担任に相談するか、もしくは、自分で直接友達と問題があったかを確認するようになりました。
自らの衝動で行動したことで起きてしまう友人とのトラブルや
後先を予測できず動き出してしまう多動傾向は現在もありますが
行動してしまった後に、一端立ち止まって己の行動を振り返るよう習慣を身につけたのが大きな変化に繋がりました。
親の私が事前にしたことは、担任に事前に息子が想っていることを共有してサポートして頂くことをお願いしました。
まだ9歳なので、自分の気持ちを伝えるのが難しい年齢なので
親が担任にかみ砕いて伝えたことは結果的に良かったと思います。
担任からの連絡がないから「大丈夫」と考えずに、
年に3回ある教育相談(2者面談のようなもの)は希望参加になりますが
必ず出席するようにし、家庭での様子や学校での様子を共有しました。
この一年で、息子の年相応の精神の変化もあった一年ですが
まだまだ隠し事ができないのか、包み隠さず色々な話をしてくれます。
本来であれば小学3年生の男子だと、これまで以上に口答えしたり意見や文句を言うようになり、親の言いなりにはならなくなったり、
今まで親に頼っていたことも自分でやりたいと思うようになるそうなので(個人差はあるでしょうが…)
今のところ、我が息子に関しては、わたし(母親)と平等の立場でいるせいか、反発が少なく甘えん坊で私としては有難いことです。
小学1年生が抱えるストレス、越えなければいけない小1の壁
1・2年生のお子さんをもつ親御さんで、私のように子供のことで悩んでいる方は多いと思います。
我が家の場合は、7歳の小学1年生の夏にADHDと突然診断されましたが
当初、診断を受けたときに、多動は年齢を重ねるにつれて、落ち着いくるといという話も聞いていたので年齢のせいなのか?9歳になった小学3年生の息子は、低学年(1・2年生)のころに比べて行動が落ち着いてきて劇的にトラブルが減りました。
7歳の時は、多動傾向や衝動性が強く「授業中に座っていられない」「走り回ってしまう」「感情をコントロールできない」と言うことが多く
学校から「通級指導教室」を進められたことがあり、
通級指導教室では、子供の特性に合わせた指導が個別に受けられるので、周囲との比較による劣等感を感じることが少なくなり、
自己肯定感を高められるということが最大のメリットなでのとても悩みました。
悩みに悩んで、その時に第一に考たのは息子の気持ちを大切にすること。
息子の希望を聞き沢山本人とお話ししました。
通級指導教室とは:
学校教育法施行規則第140条において、「通級による指導」の対象は、①言語障害者 ②自閉症者 ③情緒障害者 ④弱視者 ⑤難聴者 ⑥学習障害者 ⑦注意欠陥多動性障害者 ⑧その他障害のある者
子供とお話ししたからと言ってすぐ解決はされないのに、学校もはやく答えを出したい様子で正直焦りましたが
そこは冷静に呼吸を深く吸って、学校にははっきりと親と子供の意志を伝えました。
伝えたことは他者の方には勝手に聞こえるかもしれませんが…
「まだ7歳の子供です。成長には個人差があり、子供ひとりひとり学校で学ぶことは多様です。息子はクラスで授業を頑張りたい。学校が好きだ。と言っています。
子供の気持ちを尊重していきたい。ただ、他の親御さんから何か言われるようでしたら、親の私が対応できるよう介入します。
これから6年生になるまで長い目で子供の成長を見守っていきたいです。」
その後からは、学校から「通級指導教室」「特別支援学級」を進められることはありません。
結果として、いろいろいろありましたが(これからもあると思います)
7歳の診断を鵜呑みにしないで(ADHDといことは変わりませんが)長い目で子供の成長を見守ってきて良かった思っています。
ADHD(注意欠陥多動性障害)と治療薬
お薬の処方については、7歳の今ではなくては良い。と私は考えました。
「子どもが楽になる」
「ママが耐えられなくて処方する」
いろいろな意見があります。
大衆からはみ出さないようにすることは問題ではなく、子供が不安にならずに他者を傷つけずに毎日を過ごすには。を第一に考えました。
いずれお薬という選択が出るのかもしれませんが、まだこの世に生まれて数年しか生きていない子ども達をカテゴリーに分けずに
大人が焦らずに見守れるような社会であってほしいと願います。
9歳になった男の子の関わり方「子どもの能力は9歳までで決まる」科学的根拠は?
子育てや教育に関する情報を探していると、「9歳までに◯◯すべき」という説をよく目にしますが、様々な著者によると、10歳まで親子の関わり方によってぐんと伸びる可能性を秘めているらしいのです。
息子は7月で9歳になったので、0歳児から意識してきた「9歳まで論」
気持ち的に「とうとう息子は最後の歳がきてしまった」と思ってしまいました。笑
勿論10歳以降でも成長はしていくと思いますが、
せっかくなので「9歳までに◯◯すべき」の科学的根拠を調べてみました。
「9歳までに〇〇すべき」の科学的根拠
そもそも「○歳まで」という年齢に根拠はあるのでしょうか?
小学校高学年に差しかかる10歳の子どもは、大人に比べるとまだまだ幼稚な面が多いものの、子どもっぽさが抜けつつある過渡期です。
脳科学の面から、10歳までの子どもの脳の成長には段階があり、その年齢に適した脳の発達を促すことが大切と言われています。
10歳までの子どもの脳の段階
年齢 | 段階 | 発達 |
3~7歳くらい | 体を動かすことを重視し、五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)で脳に情報を取り入れることを意識するとよい | 右脳の成長を促す。「感性脳」と呼ばれる右脳の発達は、相手の気持ちを汲み取るなど、上手なコミュニケーションにつながる |
7歳以降 | 小学校に入り教科書を使って勉強するようになり、言葉の情報を理解する能力が鍛えられる | 「論理脳」と呼ばれる左脳が成長し、自分自身を理解するのに役立つ |
10歳以降 | 体験を言葉にしたり、文字情報を読んで深い理解につなげたりする能力が伸びる | 10歳までに言葉以外の体験を十分にしているいないでは大きな成長の違いが出る |
【幼児期~学童期の変化】
幼児期
万能感に満たされている時期。たとえば運動会の徒競走でビリになったとしても泣き叫んだりはしません。
学童期
7歳
小学1年生となると、集団に入り、社会的比較が出てきます。 “縄跳びが一番上手だと思っていたけど、そうでもなかった”というように、いろんな人が存在することを認識し始める。 いっぽうで小学1年生の感情理解度は、“涙を流している=悲しい”という段階。表情は笑っているけれど、心の中では泣いている子を見ても、まだ理解が難しいのです。
9歳
対人関係が広がり、自分と大好きな人のことだけを考えていたけれど、クラス全体が見えてきます。そうはいっても、いろんな人の気持ちを理解するのはまだ難しいです。 ですが、好きな子や身近な子の心は読むようになっています。漫画で例えると、心の中の吹き出しがわかってくるような状態でしょうか。 個人差はあるでしょうが、およそ一年くらいは見通す力も出来るようになる。
10歳・11歳
本音と建前がずれるというのがわかってくる。 12歳 中学生になると“この時代の紫式部の気持ちとは… ”とか“ニュージーランドの小学生の気持ちは…”といった、時代をワープしたり、 行ったことのない場所の人たちのことまで情報があれば考えられるようになります。
また、時間的な展望能力も、幼児の頃は“今日はハンバーグを食べる、明日はディズニーランドへ行く”ということはわかるけれど、来週のことまではわかりません。 それが小学生になると、1週間のタイムスケジュールが見えてきます。思考の中に現在だけでなく、過去と未来が出来上がるようになります
9歳までに五感を通したさまざまな体験をさせてあげることで、10歳以降の生活が変わると言うことのようです。
長い人生を送る中で、精神的健康を養う基礎づくりをすることで、心の発達や学習面の発達にも影響を与えるのは感覚的にも理解出来ました。
このように、長い人生のなかでたった9年でも、その時期の経験や生活の基礎が人生の土台となることを考えると、10歳までにすべきことを親として知っておく必要があると思いました。
では。具体的に10歳までに何をしたらいいの?
様々な著者でも書かれている4項目です。
10歳までにしたほうがいい4つのこと
(StudyHacker こどもまなび☆ラボ 編集部 より引用)
- 生活習慣を整える
- 考える経験をさせる
- 言語能力を伸ばす
- 思いきり遊ばせる
「生活習慣を整える」
12年間、5万人以上の「勉強ができる子」の学習パターンを調査してきた朝日大学マーケティング研究所所長の中畑千弘氏は、「勉強ができる、できない子の差は10歳までの生活習慣にある」と断言します。
中畑氏によると、いわゆる「勉強ができる子」は、「10歳までに机に向かって5分でも10分でも何かをするという習慣」が身についていることが多いそう。また、勉強に限らず、同じ時間に起きる、同じ時間に食事をとる、同じ時間に寝る、など規則正しい生活習慣が身についていることも重要です。
文部科学省による「全国学力・学習状況調査」(平成28年)では、朝食を毎日食べている子どものほうが、学力調査の平均正答率や体力合計点が高い傾向にあるという結果が出ました。
朝起きて食欲が出ないなら、具だくさんのスープやフルーツなどを少量でも食べる習慣をつけましょう。また、教育ジャーナリストの清水克彦氏は「正しい生活習慣に加えて、お手伝いや整理整頓の習慣も身につけるべき」と述べています。
なぜなら、お手伝いや整理整頓が習慣づいている子どもほど、頭のなかの考えを整理しやすく、上手に感情のコントロールができたり、自分から率先して行動できたりと、学力では測れない能力が身につくからです。
10歳までによい習慣を身につけさせたいですね。
「考える経験をさせる」
「思春期になんらかの問題を起こすかどうかは10歳頃までの親子関係で決まる」と話すのは、青山渋谷メディカルクリニック名誉院長の鍋田泰孝氏です。
10歳までの学童期は、子どもが精神的に安定していてまだ頭がやわらかい時期。それゆえ外界から多くのことを取り込みやすく、「基本的な性格が出来上がる時期」でもあるのです。基本的な性格が出来上がるというのは、対人関係のスキルや物事のとらえ方、主体性といった「基本的なライフスタイル」が出来上がることでもあります。
この時期に自分で考える経験をせず、すべて親に決めてもらっていたら、思春期にぶつかる壁を乗り越えるのは困難になるでしょう。わが子が心配なあまり、つい過干渉になってしまう人も多いかもしれませんが、その弊害についてはよく知られるところ。
そうならないように、「子どもをひとりの人間として尊重することが大切」と話すのは公認心理師の佐藤めぐみ氏です。親が意識すべきは「質問をする」「相談をする」「意見を聞く」の3つ。
子どもの決断や判断の機会を奪わないよう、まずは子どもに「どうしたい?」「○○くんはどう思った?」と聞いてみてください。子ども自身が考え、自分の気持ちを正直に言えるようになるといいですね。
「言語能力を伸ばす」
開成中学校・高等学校校長を経て現在は北鎌倉女子学園学園長を務める柳沢幸雄氏は、「人間としての基本形が出来上がる10歳までに、幅広い経験をさせる必要がある」と話します。
ただしそれは、習い事をたくさんさせるという意味ではありません。この時期に培いたいのは、学力や特定のスポーツの能力ではなく、「総合的な生活力」いわゆる「生きる力」です。なかでも「言語能力」を伸ばしてあげることを意識するといいそう。というのも、人から何かを教わるときにも、自分で物事を考えるときにも、人間は言語を使うから。つまり、「言語能力こそが学びの基礎」なのです。
子どもの言語能力を伸ばすには、「子どもの話をきちんと聞くこと」が基本です。成長過程にある子どもはボキャブラリーが少なく、話を組み立てることがまだ苦手。
柳沢氏は、「話すのに時間がかかっても、親は辛抱強く待って、子どもに考える時間を与えてほしい」と述べています。「子どもがしゃべる時間が2、親がしゃべる時間を1」と意識しましょう。
「思いきり遊ばせる」
「10歳くらいまでに思いきり遊べていない人間は、将来的に伸びない」と断言するのは、教育改革実践家の藤原和博氏。これからの時代に求められるのは、正確な答えをすばやく導き出す能力ではなく、
「正解がない問題に対して多くの仮説を立てられる力」だと藤原氏は説きます。その力は、遊びのなかで育まれるのだそう。遊びには決まった正解がなく、想定外のことも起こります。
だからこそ、その場の状況をふまえ仮説を立てて乗り越えたり、みんなが楽しめるよう臨機応変にルールを変更したりする柔軟性が求められるのです。実践教育ジャーナリストの矢萩邦彦氏も同様に、「小学2年生まではできるだけ外遊びをして、ものを観察したりつくったりする時間を確保する必要がある」と述べています。
習い事に追われて遊ぶ時間がない子どもも多く見られますが、できるだけしっかりと外遊びをさせることが、その先の学びの基礎づくりになるのです。どこか特別な場所や整備された遊び場へ連れて行かなくても、近所の公園でいつもとは違う遊びを取り入れたり、散歩コースを変えてみたりと、日常のなかで工夫して変化を楽しむことはできますよ。
取り上げられている4つの提案は、幼児教育の根本だと私は思います。
我が家の場合、ADHDと診断された息子にとって「生活習慣を整える」ことは大前提だし、人の気持ちをよみ取るのが苦手なので対人トラブルになる事が多く「考える経験をさせる」「言語能力を伸ばす」のは生活の中で大事にしている事です。
最後の「思いきり遊ばせる」は当たり前のような気がしますが…現代社会の子育てでは難しいのかな?
私の経験談にはなりますが、第一子(息子)が誕生したときに都心部へアクセスしやすいところに居住していたのですが
いざ子育てがはじまると、とにかく子どもを遊ばせる場所が少ないことに驚き困りました。
大人が住むのには生活しやすく感じていた場所が、子育てがメインになり生活スタイルが変わったことで住みにくい場所になっていきました。
私は田舎で育ったこともあり、子ども時代は道路で近所の友達とおにごっこができるくらい、のどかな環境で育ちました。そんな生い立ちもあり、駅前は立地は良いのですが公園が少ないし、なにより交通量が多く道で遊ぶなんてありえないのも衝撃でした。
歩き出した我が子にヒヤヒヤして「のびのび…」と言える環境ではない居住に住み続けるのが日に日に辛くなったのは1歳の頃から息子は多動が強く目を離せず、元気で体力があったからかもしれませんが…
息子は花壇を掘りおこしてしまったり(ダンゴムシが沢山いるのが気になって)、
あらゆる虫や自然への探究心があり、公園内だけでは満足できない様子で
思いっきり遊ばせたほうが息子の良いところを伸ばしていけるのでは?と自然に考えるようになりました。
勿論ほかにも理由はありますが、息子が2歳の頃に田舎に引っ越しをしました。
私の場合は、息子の特性を考えて引っ越しまでしてしまいましたが、限られた環境の中で工夫して外で遊ばせるのは親の関わりが大切です。
一番大事なのは親が見守り、方安全に子どもが自由に遊べると良いのかなと思っています。
「ママ~みてみて!」
って子どもがつねに言うのは共感してもらいたいから。
危険なことでなければ、自発的に発見した遊びを思いっきりし共感してもらうことで存在価値に繋がると考えています。
さらに“できた”を積み重ねることが、自己肯定感を高めることになるはず!
息子は自制は出来ないですが。笑
成長過程で自尊心を持つためには、自己肯定感がないいけないことは分かりました。
大人になっていく道に“葛藤”がある
9歳になると、葛藤が生まれ、自尊心(自己についての全体的な評価)が揺らぐ時期になるそうです。
息子も3年生になると
「○○ちゃんはテストで今日も100点だったんだ!」
「○○君は走るのがクラスで一番なんだよ」
「僕は何でも中ぐらいなんだよな…」
「ときどき不安でいっぱいになる時があるんだよ」
と言うようになりました。
葛藤を抱えることは賢くなることであり、健康な証です。
周りなんて気にしなかった息子が周りを観察(比較)できるようになったことは大きな成長で嬉しかったです。
“悩むあるいは悩めるのはいいこと”です。
友達のすごいところ、良いところを見つけられるのは、自分のためにも人のためにも良いことだから口に出してどんどん言っていいと思う!
ママは息子くんのいいところ、すごいところ、いっぱい知ってるし大好きだよ!
不安(葛藤)がある時は、先生、友達、ママ、パパ、じいじ、ばあば。話したい人に話してみたらどう?
もし皆が聞いてくれないときがあったら、ママには何でも話していいんだよ~
と伝えています。
歳を重ねていくたびに様々な心の変化があり、“面白い”と思って関わっています。
大変なことや親自身の悩みは尽きませんが、「9歳までに絶対に身につけさせなきゃ!」と焦らずに子どものペースに合わせて、
無理なく能力を伸ばせるようにサポートしていきたいと思います。
【9歳男の子の誕生日プレゼント】ゲームを知らない小学3年生の欲しがった玩具
7月は息子の9歳の誕生日です。
何ヶ月も前から息子は誕生日を心待ちにしていて、7月って特別だよね!とか7月って何があるか知ってる?
と可愛らしい質問をしてきて、まだまだ可愛らしい部分が残っている息子がとても愛おしいです。
毎年プレゼント選びには悩みますが、今年は息子のはっきりとした希望があったので
誕生日だしね!好きなものをプレゼントしたいと思っています。
我が家の場合、とても恵まれていて…
誕生日になると両家の叔母、祖父母からもプレゼントをいただけます。
と言うことで、息子が希望したものが年相応なのかは分からないのですが
息子は思考力を鍛える物や、図形認識力を鍛えられる物が好きなので
結果的に、大人が贈りたくなる玩具を選んでいたのでご紹介します。
3D立体迷路 パープレクサス
「パープレクサス」は立体迷路のおもちゃで、コースを進んでいくと難易度が上がる仕組みになっているので、
子供から大人まで年齢を問わず楽しめるアイテムです。
幼児期は迷路の本が好きで、妖怪に関係する迷路本を購入して息子も夢中になっていましたが
学校終わりに通う学童で、立体迷路を見た息子は飛びついていました!笑
玩具市場は日々進化していて凄いですね。
息子は「Milkeeの立体迷路」を持っていて毎日のように隙間時間に遊んでいるので、
誕生日に「パープレクサス」を希望しました。
「パープレクサス」の種類は3種類あります。
- 価格: 2899 円
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仕掛け難易度の順番
商品名 | 仕掛け |
パープレクサス(オリジナル) | 30個 |
パープレクサス(ルーキー) | 70個 |
パープレクサス(エピック) | 125個 |
「Milkee」の立体迷路よりも「パープレクサス」の方がトリッキーな仕掛けがあり難易度も高いようなので
「Milkee」の立体迷路は「パープレクサス(ツイスト)」くらいの難易度だとして(私見です)
今回は(ルーキー)か(エピック)が良いかなっと思い、息子に相談してみると…
エピックにする!と言うので、難易度が一番高いエピックにしました。笑
この立体迷路の良いところは、集中力と空間認識能力が鍛えられる上、ゴールしたときの達成感があるところです。
電池も必要ないし、電子機器のゲームにはまってしまうより断然良いですね。
悪いところは、キューブ型なので場所をとります。笑
創造より大きいので、息子が床に置いていた時に私は踏みつぶしてしまったことがあるので
しっかり片づけられるように、玩具置き場を確保しておくのをオススメします。
※我が家はテープで補正して何とか「Milkee」使えてます(涙)
「パープレクサス」は、難しそうなので苦戦する息子の姿が想像できて、楽しみ!
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ボードゲーム「スピンスタジアム」
「スピンスタジアム」は、すり鉢状のゲーム盤にある9つのリングを回してボールを移動させ、途中の「ピットフォール(落とし穴)」を避けながら、ゲームを進めるとい玩具です。
懐かしのボードゲームを欲しがった息子は、大勢で遊べる玩具が欲しかった!というのが理由のようです。
ロールプレイングゲームを知らない息子は、昭和からあるボードゲームに目をつけたようですね。
ひとり遊びも出来るけど、皆と遊んだ方が楽しいこともあるよね!
私はボードゲームで遊んだ経験がないので、これも楽しみです。
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レゴ LEGO フレンズ ハートレイクシティの病院
やっぱりLEGO!
我が家のLEGOパーツは徐々に増えていますが、ハートレイクシティシリーズははじめてです。
どのシリーズにしようかずっと悩んでいましたが、病院が持っていなそうなパーツが多くて面白い!ということで
ハートレイクシティの病院に決定していました。
病院も細部まで再現されていて良いチョイスだと思います!
トイザらス限定コラボ 「HUMMER」自転車22インチ
今乗っている自転車が小さくなって息子が自転車を欲しがっていたので
私と主人、祖父母からの贈り物に自転車を探しに行きました。
ホームセンターから自転車専門店まで探してみましたが、
今は男の子、女の子のデザインが両極端で選択肢がなくて驚きました。
男の子ならスポーツ系のデザインで、女の子ならキラキラなデザイン。
どちらかで言えば男の子デザインの方がマシかな…(失礼!)
で高額な自転車選びには苦戦しました。
※価格帯は安くて2万円からが多いです
諦めかけていたときに、トイザらスで玩具を模索しにいくと
「HUMMER」とコラボしている自転車を発見!
「HUMMER」のタフな感じのボディと、シンプルなゴシックのロゴがカッコいい!!!!
そして、マットなカラーが素晴らしくて!
これしかない!と即決しましたー!
調べてみると、トイザらス限定モデルで「HUMMER」ブランドのジュニアサイクル。
22インチはアーミー(カーキ色)で20インチは黄色でした。
我が家は息子の急成長ぶりを考えて22インチにしました。
22インチの詳細は下記になります。
「HUMMER」ブランド CTB226N-TZ(グリーン)
ジュニアサイクル22インチ
<適応身長>123cm以上(7歳~10歳)
<サドル高さ>53~68cm(地面より)<商品サイズ>(約)138×54×84cm
<重量>(約)14.2kg
<主な材質>フレーム:スチール、リム:アルミアロイ、泥除:プラスチック、バスケット:プラスチック<変速>外装6段変速
女の子が乗っても可愛いと思うけど、小学生の女の子はどんな感じが好きなのかな?
カッコいいのが好きでシンプルなのが好きな子はおススメです。
小学3年生の息子が欲しがった玩具は、世代問わず楽しめる物ばかりでした。
ヤンチャで暴走してばかりの息子ですが、健康に育ってくれていて親孝行な息子です。
お誕生日は盛大にお祝いしたいと思います。
7歳8歳9歳の誕生日プレゼントの参考になりますように。
子育て中の悩みを解消!ネガティブな言葉を活用しよう
小学校進学後にADHDと診断された息子ですが、
トラブルが多く、ネガティブな感情が出ることが多々あります。
私は息子と過ごすうえで、
「良い子になってほしいと思ったこともないし。悪い子になってほしいとも考えたことはないよ」
「あなたが何が好きで、あなたらしく生きるためにはどうするべきかを一緒に考えよう」
「あなたの全部が大好きだよ」
とは伝えています。
ですが息子は、善し悪しの判断が苦手なので、第三者から注意されることも多く
年齢を重ね最近では
「僕は良い子にはなれないから」
と言うことがあります。
小学校に入学して2年半経ちましたが、
2年間の中で良いことも悪いことも、沢山の経験をしました。
息子は多くの経験で精神的な成長をしてきたし
今後も大きく成長していくのだと思います。
息子の不安な気持ちやネガティブな感情は理解出来るし
私も子育てをしながら「これでいいのか」と不安を感じるのは日常茶飯事です。
多動傾向が強く息子の特性だと分かっていても
息子は落ち着かないな~
言い訳ばっかりするな~
時間にルーズだな~
と、思ってしまうことがあり(ごめんね)
私自身が余裕がなくなるとイライラしてしまうこともあります。
こうなると良い方向には絶対ならなく、
注意の仕方も強めに言ってしまうので、息子も反発し…
全頭で書いたような言葉を言い放つのです。
「僕は良い子にはなれないから!」
この言葉で「はっ」とするのでは手遅れ…
もっとこうすれば良かった。と反省するのです。
こんな時は、短所は最高の長所になると考えてみたり
息子のすごいところ100個を書きだしてみたり
私なりのポジティブな切り替え方法はあるのですが、
あらたに面白いアプリを見つけました!
どんな弱音もポジティブワードに変換する
“ネガティブ”な言葉を“ポジティブ”な発言に変換するアプリ「ネガポ辞典」
「全国高等学校デザイン選手権大会」で全国第3位に輝いたアイデアを実用化した辞典アプリです。
女子高校生が考えたアプリらしいのですが、アイデアが面白いので1人でも楽しめるし
子どもと一緒に変換していくのも楽しくて前向きな気持ちになれました。
息子の場合は…
- うるさい、騒々しい→「活気がある」「活発」「元気」
- 落ち着きがない→「アクティブ」「よく動く」「活動的」
- 時間にルーズな人→「なにかと多忙な人」「時間にゆるやかな人」
- 文句が多い→「クリティカル」「自分の意見がある」「細かいところによく気がつく」
といった感じに変換されました。
言われてみたら!と思うことばかりで
頭のガス抜きができました。
今回はアプリを使ってみましたが、
自分自身で変換力が高まれば、自ずと考え方も多様になれる気がします。
人付き合いでも活用でき、人間関係で悩んでいる人も良いかも。
子どもの同士でも、短所を見つけ合うことが多く短所探しが得意な子が多いので
「ネガポ辞典」を使って、短所をポジティブに変換する方法を知ってもらうきっかけになると良いです。
<レート>
4.5(最大5/App Store/9月5日現在)
3.9(最大5/Google Play/9月5日現在)<アプリ情報>(App Storeより)
販売元:Hokkaido Arbeit Johosha Co.,Ltd.
サイズ:1.6MB
互換性:iOS 8.0以降。iPhone、iPad、およびiPod touchに対応。
言語:日本語
年齢:4+ 対象年齢
Copyright:(C)Kakizaki Akari,Takashima Yuina,Hagino Ayako
【小3の壁】小学校3年生は分岐点だと思ったこと
息子が4月から3年生に進級し、娘も年少クラスになったこともあり、やることが更に増え!!!
日々時間に追われています。
多動症状が強い息子は、学年が上がるにつれ徐々に落ち着いて過ごせるようになったので授業中に離席してしまったり、教室に居られないということは、ほぼ無くなりました。
ひとつ変わらないことは、息子の息抜き方法(リセット方法)です。
息子自身は自覚していないと思いますが、1年生のころから保健室が逃げ場所となりリセットする場所になっているように感じます。
毎日のように怪我が絶えないので保健室にいくことが多いのはありますが、
嫌いな教科の時は保健室で休んでいることもあるそうで、タイミングをみて先生達が声掛けをしてくれているそうで有り難いです…
また、1年生と2年生の時の担任だった先生に会いたくなり職員室も毎日一回は行っているようで、
息子は「友達」のような存在だと言っていました。
天真爛漫な性格は健在で、何かあると職員室にいる先生達に話しに行ったりするので、
親としては息子の良いところが変わらず過ごせるのは
学校側の寛大な配慮があってだと感謝しています。
3年生の担任も変わり、クラス替えもあったので、環境の変化に敏感なところは心配ではありましたが
運良く(?)。笑
3年生の担任も多様性のある考えの先生で、
「人と違うのは魅力的だと思う。先生に頼ってくれるのは嬉しいです」
と前向きな言葉を言って下さり嬉しかったです。
正直、息子は手がかかるので…最初から毛嫌いする方もいるので
第三者の方に理解してもらえると本当に嬉しいのです。
本題に戻って…
なぜ、小学校3年生が分岐点なのか!?
小学3年生は低学年と高学年をつなぐ時期で、低学年最後の年です。
そして必須教科が増え、新たに「理科」「社会」「書写」「英語」の授業が追加され6時間授業の日が出てくるので、
少しずつ学力の差がついてくる時期だと思います。
追加された教科については4年生に向けて助走のようなものではありますが、
習得しないといけない事は明らかに増えるので
小3~小4をどう過ごすかが大事で分岐点になると感じています。
息子の症状として、集中力・落ち着きがない・思い込みが激しい ので、、
授業内容を聞き逃してしまって勘違いしたままでいる教科が増えると…大変なことになります。
まず、勉強についていけなくなると
授業がつまらなくなる=離席してしまう
となります。
3年生にもなると、周りの目も気になるようになってくる子も多くなるので
クラスメイトに指摘されるのが嫌だと思うかもしれません。
私の考えとしては、3年生の助走期間中の授業内容であれば習得しやすいし
「好きになってしまえばいい」と思うのです。
好きでなければ学びたいという意欲は出ないので…
学ぶ意欲のベースは「知的好奇心」「有能さへの欲求」
学習に興味・関心を持つための計画が必要だと感じているのでは
子育てをしていて私自身が学んだ経験からです。
子どもたちとの生活は、日々変化があり刺激的な体験ばかりです。
息子については、妖怪や生物が好きなので出来るだけ息子が興味を持ったことに応えるようにはしていて、
妖怪の本は10冊以上になり、妖怪に関係する映画も一緒に沢山観ました。笑
結果的に知識が広がり…水木しげるや手塚治虫好きになりました。壮大なスケールで画かれる視点から学ぶことは多く、そこから考えや行動に影響を与えているように感じます。
生物についても、沢山の生き物に触れ、どうすれば捕まえられるのか。どうすれば生かせるのか。
好奇心や押さえられない欲求から、大人が想像する以上のことが現実に起きるので日々驚かされています。
昨年の夏に捕まえたカタツムリは、冬になれば死んでしまうと思い込んでいましたが、
カタツムリの育て方を調べて実践していたら冬を越して今でも元気に生きています。
息子が捕まえてきた数々の生物が、命を繋いでゆくために繁殖を繰り返す姿を沢山見せてくれました。
一緒になって親も楽しみ共有しサポートすることで、息子自身の知識の幅が広がりを身近に感じることも出来ました。
実際に学習することは実生活に結びつけるのが伝わりやすい。ということもあるので
新たに加わった理科は、自らの経験があるので楽しんで取り組めているようです。
ただ、まだ8歳。
息子の集中力がプツリと切れる時があり、強制的な授業を楽しめないこともあるようです。
我が家が意識的に
「知的好奇心」「有能さへの欲求」を育むために取り組んでいること
- 図書館に行き沢山の本にふれる(本を読む)
- 家庭内でも校外学習を意識した外出
- 家庭内で会話(ディスカッショ)を沢山する
1.図書館に行き沢山の本にふれる(本を読む)
以前も記事にはしましたが、私は子育ての中で本を読む習慣をとても大切にしています。
正直、読書はメリットしかないのではないでしょうか。
幼児期からの読書体験があった方が就学時での読書習慣は大きな差が出てくると思います。
一般的には…
【幼児期】
●親子の触れ合う時間を確保できる
●話を聞くための集中力がつく
●想像力が豊かになる
●語彙力が高まる
●ストーリーを通して色々な場面に出会える
【就学時】
●集中力が身につく
●国語の長文読解に苦戦しない(投げ出さない)
●面白い本と出合うと共有したくなる(コミュニケーション能力の向上)
●漢字に抵抗しなくなる
●興味関心の幅が広がる
と言われていますが、私が幼児期から一番大事にしていることが
「親子の触れ合う時間を確保できる」です。
息子や娘には、本を読むことで安心し、親に音を読んでもらったという記憶が残るような時間にしたいと思っています。
本=嬉しい・幸福
という根っこの感情が大事かと思っています。
その後に、集中力・語彙力・想像力・漢字への興味・誰かに共有したい欲求がでてくるのだと思うのです。
今のところ、3年生の息子は「本が好き!」と言うようになり、時間の合間は本を読むようになりました。
漢字を記憶するのは苦手ですが、国語の長文読解が得意で苦戦はしていないようです。
3歳の娘も、兄の姿を見ているので本を読むのが当たり前のようで
ひとりで本を開き、私が読み聞かせた内容を暗記して読んでいます。
※にゃーにゃー、ぴょん、ざーざーなどの擬音語は暗記
2.家庭内でも校外学習を意識した外出
「校外学習」といった大それたことではありませんが、
興味がありそうな博物館や、季節に合わせた自然遊びを積極的にしています。
1月であれば凧あげ・雪遊びや、節分といった風習を楽しみ
春分ごろには、たけのこ掘りや菜の花を食べます。
春には植物や生き物が活動し始めるので、虫を捕りに公園や森で遊ぶと
晴天の日や雨上がりの植物の変化を感じることができます。
この時期は植物の植える時期に良いので、植物を植えを家族で行います。
私の住む地域は蛍を見ることが出来る場所もあるので6月から7月は夜に蛍探しです。
夏から秋は田畑や水辺、森の中は生き物の楽園で息子も娘も目を輝かせて泥だらけになって遊びます。
秋の気配を感じると、どんぐりや松ぼっくり拾い。生き物は最後の力を振り絞り子どもを産みます。
冷たい風が吹き冬になると、バケツに水をくみ氷づくり。
こうして、豊かな春夏秋冬を肌で感じてもらいます。
正直言って、親がやる気になれば誰にでも出来る校外学習です。笑
遊園地に行きたい。動物園に行きたい。水族館に行きたい。と子どもは言うので
こういった場所も行くことはありますが、
子どもの要望に応えるだけではなく、大人が楽しめることを導いて用意することも子育ての醍醐味かと思います。
自然の中は発見が沢山転がっているので、遊びの達人の子どもが勝手に遊びを見つけて「好奇心」を育めます。
3.家庭内で会話(ディスカッショ)を沢山する
「好奇心」や「欲求」は自己肯定感が高く、自分に自信がなければおきない感情だと思います。
私は安全基地である家庭で、自己を表現し認めてもらう実体験が心を育てると考えています。
会話をするにあたり、私が意図的に心掛けている言葉掛けがあります。
「あなたらどうする?」
「あなたならどう思う?」
「どうしたい?(決断を任せる)」
「AとBどちらがいい?(選択できる権利)」
理由としては、自主的に考え、行動に促すためです。
自分の考えやディスカッション能力は家庭で養えると信じています。
同調圧力が強い日本では、村八分になるのを恐れる人が多く、
大衆の前では意見を言うことを拒みますが陰口をする人ばかり。
時間の無駄だと思いますが、その行動をとっている方が安心だと感じるのかもしれません。
ただ、時間は有限です。
有意義な会話をし、自発的な「好奇心」「欲求」を大切にしてほしいです。
小3は人生のターニングポイントかもしれない
小学校3年生は9才〜10才の段階で、9才で大人と同じくらい大脳の容量が育っていると言われているようです。
1年生、2年生の段階では「脳の土台を広げる時期」で
3年生は「覚えた事が正しいのか疑って確認する作業」になるそうです。(個人差はあると思います)
本当に?なぜ?どうして?と、今まで吸収してきた脳にインプットされている内容に疑問を持つようになるようなので、
最近の息子は
「お金がない世界がなかったらどうする?」
「パパとママは、どうして結婚したの?」
「1+1=2 じゃなかったら?」
と、幼児期のどうして?なんで?の時期のような質問が多いです。
下の記事が興味深かったです。
3年生は一見、子どもらしい素朴な疑問があふれてくるのがこの段階です。
そうなると、テストなどの問題を解く時にも、問題とは別の部分が気になったり、漢字の形をどうしても思い出せなくなったりといった行動が出てきます。結果として点数は悪くなりますが、答えが分からなくて間違えているというより、深読みしすぎて間違っているという事もしばしばあるのです。
この頃の子どもに、「なぜ間違えたの?」と質問すると、たいてい自分でも間違えた理由が分からなかったり、2度目は普通に正解を書けたりします。これが意味するのは、“答えを覚える”という段階から“答えを導き出す理由”が必要になっているという事。
そうです、勉強を好きになる子どもが持っている“探究心”が芽生えてきたのです。
サッカーが大好きになったり、お魚に興味がでたり、漫画を描き始めたりと、人生を左右する出会いがあるのがこの段階になります。【超重要】思いっきり遊んであげよう!
パパやママに教えられる段階が終わり、自分で興味のある事を探し調べることが楽しくなる時期の始まり、それを表すのがテストのケアレスミス多発です。
こう見ると、ケアレスミスを叱ったり、勉強させようと塾に行かせることが逆効果である事がわかりますね。
ケアレスミスや子どもっぽい行動が始まったら、ぜひして欲しいことは、思いっきり遊ぶ事。難しい事はありません、日本には将棋やリバーシ、コマ回し、クロスワードパズルにジグソーパズル、男の子ならプラモデル、女の子なら編み物でもいいかもしれません。
親子で一緒に挑戦すれば、テレビゲームに親の存在が負ける事はないでしょう。もし、子どもがテレビゲームを一緒にやりたいと言えば、ぜひ付き合ってあげてください。
9才頃の子どもには、なによりも切っ掛けを与える事が大切なんです。
落ち着いたら“未体験”を経験させてあげよう!(旅行に行こう!)
百聞は一見にしかず、毎年ハワイに行く方も、小学校3年生の時には違う場所に行くなど、普段とは違う経験をさせてあげるのがオススメです。外国語への興味や学びも9才が分岐点になりますしね。
新型コロナウイルスの経験も今、9才の子どもたちには世界を変える力の糧になると思いますよ。
みんなで協力して、この危機に打ち勝ち、未来に明るい種をまいていきましょう!
なんだか納得です。
子ども時期の1年は何歳であっても大切な時期ではありますが、
小学3年生の成長ポイントを理解して過ごして行きたいと思います!
これだけは誰にも負けないことって?他者と比較しない子育てへ
就寝前に私は息子と娘と布団の中で、たわいもないお喋りをします。
先日は、後先のこと考えないとしたら、どんな生き物を飼ってみたい?
と言う話になり、息子は…
「スライムを飼ってみたい!」と言いました。笑
布団の中でクスクス笑って、気がつくと眠りに落ちていることが多く
私も寝落ちしてしまい気がつくと朝になっている(涙)ことが、ほぼ毎日です。
そして昨晩、何となく、こんなことを聞いてみました。
「息子君は、これだけは誰にも負けないことってあるの?」
息子はすこし考えると、迷うことなく
「手悪さだけは誰にも負けない自信がある!」
と言いました。
私は想像もしていなかった答えに大笑いしてしまいました。
そしてその夜は、話を深掘りすることなく一緒に眠りにつきましたが、
翌朝、息子の昨晩話してくれや言葉が、理由はわからないけれど気になっています。
多動っけの強い息子は2年生中間時期から、学校の授業中にほぼ出歩きをしなくなりました。
出歩きをしないように息子なりに考え、
思い返してみると、手の指を剥いていたり、鉛筆をひたすら削っていたり、消しゴムをちぎってみたり、
教科書に落書きをする楽しみを見つけたり…して動く衝動を抑えているようです。
なので、どうしても手悪さが目立ってしまい授業中注意をされているのかな。と想像しました。
ですが息子はADHD!
手悪さの注意を悲観せず、前向きに捉えている。笑
最近は、周りの友達に注目されると嫌なんだよね。と感じるようになったと言うのですが、先生から注意される。怒られる。時に、友達から注目されることは気にしていないようです。
それを考えると、確かに手悪さは誰にも負けないかもしれない!と納得してしまいました。
夫に今回の話を共有して、夫と私が思う、息子や娘が「これだけは誰にも負けない」って何なのかを考えてみました。
息子については「生物・妖怪」などが大好きで、それらの図鑑を何冊も熟読し、どうやって育てられるのか、どうやったら勝てるのか倒せるのか。笑
を毎日のように考えているので、大抵のことは息子に聞けば答えてくれます。
自分で気になってしまったことへの探究心は、怒られることが分かっていても止められないのも、誰にも負けないんじゃないかな…。
3歳の娘については「歌」が大好きで、体を使って歌を吸収して表現する想像力が特殊で面白い(?)です。
何度か見せたり聞かせると、2歳の頃にはビブラート(出来ているのかはわからないけど)のような声をふるわせる表現を真似できたり、
リップロール(唇の状態をブルブル震わせる)も出来るようになったのは、凄いなぁと感心してしまったことです。
私も夫も、子どもの「これは!」というものに気がつくために、子どもの日ごろの様子を観察しています。
息子や娘にとっては、好きなことに夢中になっているだけなのかもしれませんが、
息子や娘よりも少し多く生きている私と夫には、息子・娘の「これは!」ということが面白く、そこから学ぶことも多いです。
"好きこそ物の上手なれ"と言いますが、人生において「夢中になれるものをみつけた」ら少なからず生きる感覚がわかるんじゃないのかな。と思うのです。
私の経験にはなりますが、子どもの頃に絵を書くのが好きで、友達と連まなくても、絵を書いている時間は没頭できたので夢中になって描いていた時期があります。
絵の具・クレヨン・油絵は手段。様々な画材にふれ、想像して表現できるとアドレナリンが出て評価されなくても最高に幸せだったのです。
勉強は二の次…笑
ここで、表現したり想像するということの楽しさを知り、デザイナーになりたいと10代の頃に夢見ました。
結果、グラフィックデザイナーになりWEBデザイナーとなったのですが、
生活の中には目的が必ずあり、どんな仕事でも創造し結果を出すということが日常にはたくさんあり「生きることはデザインすること」だと20代で気がつきました。
世間からの評価なんて関係なく、自由に想像し生きる。育児においても、創造するとい思考は大きく影響し私を支えてくれています。
「勉強、一本!」と言わずに、学生時代に好きなようにさせてくれた両親には感謝しているので私も、子ども達の「好き」には大らかに見守っていきたいと思っています。
子どもには一芸をもたせる
教育評価の はやし浩司 さんの子育て論に感銘を受けました。
「一芸」というのは、子どもの側からすれば、「これだけは絶対に人には負けない」というもの。
周囲の側からすれば、「このことについては、あいつにかなうものはいない」というもの。
この一芸が子どもを伸ばす。
あるいは子どもを側面から支える。中には、「勉強、一本!」という子どももいるが、このタイプの子どもは、一度勉強でつまずくと、あとは坂をころげ落ちるかのように、成績がさがる。
一芸は、見つけるもの。
この一芸は、つくろうとしてつくれるものではない。子どもの日ごろの様子を観察していると、「これは!」というものに気がつく。それが一芸。
ただし同じ一芸でも、ゲームがうまいとか、カードをたくさん集めるとかいうのは、ここでいう一芸ではない。
一芸というのは、将来に向って創造的なもの、あるいは努力と練習によって、より光る要素のあるものをいう。そういう一芸を子どもの中に見つけたら、思い切り時間とお金をかける。この「思い切りのよさ」が、子どもの一芸を伸ばす。
さらにその一芸が、子どもの天職になることもある。
上記の著述を読み、さらに、我が家の子ども観察を楽しめそうです。
ただ、期待しすぎてもいけないし、十人十色で正解なんてないことを肝に銘じていないといけませんね。
子育ては奥が深い。
子どもの同士のトラブルが拗れる原因とは
年明け早々、1月は息子の友達問題のトラブルがあり、意気消沈していました。
子ども同士のトラブルに親が出てくると拗れてしまう苦い経験を、
私は何度も経験していますが、今回も相手方のお母さんと拗れてしまい…気持ちがとことん落ちました。
内容としては、息子が保育園の頃から一緒の女の子Mちゃんとのトラブル。
Mちゃんとは保育園の頃から仲良くしていて、小学校入学時は同じクラスで放課後の学童保育も一緒だったので
よく一緒に遊んでいると息子から聞いていました。
2年生になるとクラスが別クラスになりましたが、Mちゃんとは変わらず学童保育で遊んでいる様子でした。
息子は学校や学童での話をしてくれるので、私は息子が誰と仲良くしていて、時には喧嘩をしてしまったことなど聞くようにしています。
基本的には、子ども同士で解決できる問題は学校や学童で解決してくることが多く
大きな間違いがなければ、親の私が表に出ることはせずに見守っています。
そんなある日、Mちゃんが学童に行きたくない。と、
Mちゃんが親に話をし、
Mちゃんが学童に行きたくない。と言った理由が、
息子が原因だと話をしたようです。
その内容が聞いてびっくりな内容でした。
【Mちゃんの理由】
①学校で息子に呼び出されて「死ね」「殺すぞ」「先生には言わないで」と言われた
②学童では毎日「あっちへ行け」「なんで体が大きいの」と言われ続けた
③3ヶ月間、息子に酷いことを毎日言われ続けて辛くなった
Mちゃんのご両親は学校に相談した為、担任の先生は息子とMちゃんと話をしてくれました。
そこで、息子は覚えていない。と言ったそうですが、息子は子ども達同士でふざけて「死ね~」と言い合うことがあることを思い出しMちゃんには謝ったと。
問題が発覚した夕方に、担任から電話で私は聞きました。
電話で聞いたときは、息子がMちゃんに!?と正直驚き、戸惑ってしまいました。
だって、仲良くしてたのに…むしろ保育園の時は好きだった子です。
私は、担任から聞いた話を息子に聞いてみると、息子は「覚えていないんだ。だけど、言ったのかもしれない。」と言いました。
息子が覚えていない以上、話が進まなく、Mちゃんのお母さんの連絡先を知っていたので謝罪の連絡をすることにしました。
Mちゃんのお母さんは電話先で怒っており、今回の件以外の息子の保育園での態度や、周りから聞く根拠もない噂について指摘してきました。
息子が「死ね」と言った言葉が事実であれば、Mちゃんには大きな心の傷をつけてしまったのでMちゃんのお母さんが怒るのも当然かと思いましたが
私や息子に対する誹謗中傷は止まることがなく、私がMちゃんのお母さんと議論出来るような状態ではなかったため、
Mちゃんと直接お話をし、私からもMちゃんご家族に謝罪をしました。
Mちゃんのお母さんの口から出た言葉の暴言は酷く
「どんな風に育てれば、息子のような子に育つのよ」
「2年生なのに冷酷すぎる」
「Mちゃんが自殺したらどうするつもり」
「誠意をみせた方がいいいんじゃないの」
「先生も迷惑しているお手上げだよ」
と出てくる出てくる。
私は涙をこらえて、体中を縛り付けられるような痛みに耐えました。
という反面、冷静に心を落ち着かせながら、
ここで、Mちゃんが話をしたこと、Mちゃんのお母さんが話をしてことは事実なのか?
息子が覚えていないのは何故なのか?
という疑問と、ここまで言われたからには、しっかり考えないと。と思いました。
自分自身で答えを出すことも、一方的な情報しかなく事実確認もできないので、改めて関係者に確認をすることにしました。
そして、息子の記憶にないのは発達に障害があるからなのか?無意識に、衝動的に、毎日「死ね」という言葉を言ってしまうことがあるものなのか?を調べたく
ADHD専門外来の小児科を受診することにしました。
翌日…
- 【学校】事実確認できない。もめている様子もみられなかった
- 【学童】事実確認できない。もめている様子もみられなかった
息子とMちゃんの友達も、Mちゃんと息子がもめている様子はなく、息子が一方的にMちゃんを虐めているのを見たことがない。と言うことでした。
息子本人とも沢山の話をする中で、日常の子供同士の会話の中で、息子は思ったことを相手にはっきりと伝えてしまう事があり
Mちゃんが友達を罵ることが多かったので、息子が注意をしたことがあるという話をしてくれました。
息子としては、子供同士で解決できる内容だし、Mちゃんも友達だから、嫌なことは嫌だと伝えたそうです。
安易に考えてはいけないが、幼心で友達同士でふざけていて「死ねよ~」と言い合うのは男女関係なくあり、クラスメイト全員ではないけれど、ふざけて言うことがあるようだ。
また、Mちゃんが、輪を乱してしまうことが続き、Mちゃんはだんだん他の子と遊ぶようになり、学童では年下の子たちと遊んでいたようです。
女の子同士でも、Mちゃんは友達がいないから。と言っていたようです。
結果、息子の記憶にない理由は、言っていないから。
Mちゃんが話を誇張してしまったのではないのかな?と分かってきました。
ADHD専門外来の小児科も、1年生の時に診断してもらった病院ではなく、別の医院を見つけて受診してみました。
息子のカルテの整理、問診のため、問題が発生した翌日と翌々日の2回に分けて相談にのって頂きましたが
多動の傾向はあるが大きく治療するまでではない状態だと診断されました。
ただ、生活改善した方が良い部分など、改めて、息子の健康や発達に対して向き合うきっかけになり
今回の新たに受診した病院はセカンドオピニオンとしてもっておくことにしました。
Mちゃんのお母さんには、直接謝罪をしたいという意志も伝えていましたが断られてしまい直接お話をすることは出来ませんでしたが、Mちゃんは大丈夫なのかな。と言うことが引っかかっています。
今回このような形で、息子は傷つき、私も傷つきましたが、
学校や学童保育での先生達から、息子は1年生の頃に比べて著しい成長をしていると言っていただけ
第三者からの言葉に臆病になっていた私にとって、息子の成長を肯定的に見てくれる人たちがいるというのは救いでした。
結論・解決
今回の件で、推測ではありますが、Mちゃんも悪気はなく、事実を誇張してしまい息子の名前を出してしまったように感じます。
息子は今もMちゃんの事を友人だと思っているので、親の私がこれ以上、Mちゃんのお母さんと話をするのは子どもにとって良いことではないと考え一歩引こうと決めました。
ただ、なぜMちゃんが息子のみを攻撃してしまったのか。Mちゃんが学童に行きにくくなってしまったのかを考えると、
Mちゃん自身や、Mちゃんの親御さんが、根本的な原因を考える必要があるのではないか?(大きなお世話かっ)
子どもは成長するにつれ、トラブルも増え、 多かれ少なかれ困難に突き当たった時に
子ども自身が、どのように対処するかは、ひとりひとり、日々積み重ねた経験で対応するのかと思う。
今回、Mちゃんのお母さんの他者に対する中傷を聞き、お母さんの言動が、少なからずMちゃんにも影響したのかもしれない。
親の何気ない言葉は、親の意思にかかわらず、子どもに大きな影響を与える。ということ
例えば、お子さんの友達や、周りにいる子に対して「あの子は駄目だなあ」というようなことを言ったとすると?
一見、自分の子どもには関係のない言葉のように思えるかもしれないが、ここから子どもたちは2つのメッセージを受け取るそうです。
1つは、「あなたは失敗しちゃだめよ」というメッセージ。
そしてもう1つは、「あの子は尊重しなくていい子。排除してもいい」というメッセージ。
前者のメッセージは、子どもに不要なプレッシャーを与えてしまい挑戦できない子にしてしまうし、
後者のメッセージは、いじめの原因になりかねない。
子どもに問題があるのではなく、大人が問題を作り出してしまう可能性があるといことを大人は理解しないといけません。
各家庭で、何気なく第三者を否定していないか?
子どもたちを道徳などで正しても、家庭で道徳心が養われていなければ
子どもは世の中で人が従うべき道や倫理が破綻し、思わぬ時に正しく実践できないと思うのです。
学びに溢れた学校の中で、息子含めた数十名の子どもたちが心身ともに健康に成長していく為に
保護者同士がいがみ合っている場合ではない。
家庭それぞれの問題や他者に対する怒りは大人同士で対話し、子どもには伝えないのが賢明かと思います。
息子の場合、周りに多大なる迷惑をかけてしまっているが、
息子には、生きる上で迷惑をかえていない人はいない。他者を許せる心を身につけて欲しい。と伝えています。
貴方が許してもらってきた分、貴方も誰かを許せる人になるように!
はぁ。今回の件は、勉強にもなりましたが、つかれました~。
【2022年】今年の目標10個!優先順位を付けた目標設定
年が明けてから、早半月がたちました。
2022年も「今年の目標」「新年の抱負」を決める人も多いと思います。
我が家も、新年に息子と一緒に今年の目標を掲げてみました。
優先順位(プライオリティ)を付けた目標設定
今まではひとつ。目標を決めていたのですが、
今年は少し手法を変え、10個の目標をあげてもらいました。
更にあげた10個の目標の優先順位を付けることにしました。
なぜ、優先順位を付けたかというと、
目標を現実的に実現させるには?と考えた時に、
問題解決を効率的に進めるうえで必須の考え方である「重点指向」を意識してみようと思ったからです。
重点指向とは、あらかじめ結果に及ぼす影響の大きいものを予測して、
効果の大きいものから優先順位を付けて対処することで改善を効率的に進める考え方
「重点指向」は、ビジネスにおいて効果的な考え方でもありますが、
ADHDの息子の目標は『問題になっている事を改善させたい』と願う内容も多いので
「重点指向」の考え方でクリアーにしていく事は効果的だと思いました。
【2年生男子】2022年の目標
- 研究者になる
- 時間を守る
- 絵が上手になりたい
- 絵で金をとる
- 空手で紫帯をとる
- 妹をたたかない
- 友達をたたかない
- 早起きをする
- 九九を覚える
- 字を丁寧に書く
こんな感じで、息子自身が10個の目標を掲げてくれましたので
本人と一緒に3つの軸をつくり優先順位を付けていきました。
優先順位に分けるための3つの軸
- 毎日やれそうなこと
- 一年でやれそうなこと
- ずっとのもくひょう
毎日やれそうなこと | 一年でやれそうなこと | ずっとのもくひょう |
時間を守る 妹をたたかない 友達をたたかない 早起きをする 九九を覚える 字を丁寧に書く 絵が上手になりたい |
空手で紫帯をとる 絵で金をとる |
研究者になる |
優先順位の付け方はお子さんでも分かりやすい方が良いのかなと思いましたが、
実際に息子の目標を分けてみると結果の出しやすい物は何なのか分かりやすくなりました。
毎日意識する必要がある目標ばかりだったのは、息子が改善させたい事なんだろうな。と感じましたし
一年後に叶えていたい目標には、一年後の自分への希望が見えたように思います。幼児期からの夢である「研究者になる」と言う目標も、大きな夢の欠片が2022年の毎日に散りばめられていて、息子はまた大きく成長してくれるのだろうと、母である私の心がワクワクしてしまいました。
目標を家族で公言する意味
何歳まで一緒にやってくれるか分かりませんが、
新年に目標を掲げ公言することはとても有意義なことだと感じ、やってよかったです。
目標を掲げて満足していてはいけないのですが…笑
運や縁や様々な要因で日々変化しているのですが、
未来を勝手に想像して諦めてしまったり挑戦する前にブレーキをかけてしまうのは勿体無いと思うのです。
毎日実践できる「毎日やれそうなこと」の目標を実践していく事で、
目標は現実になり未来を作っていくのではないでしょうか。
ただ、ADHDの息子は、ブレーキがないところが良いところでもあるし悪いことになってしまう時もあるので
第三者を傷つけてしまうような言動はブレーキしてくれるようになるといいな。
と本人と寄り添っていくのは変わらずに、見守りたいと思います。
私自身も10個の目標を掲げてみたので、年齢関係なく挑戦し実現していく2022年にしたいと思っています!
【ADHD小学生の冬休みの過ごし方】幼児・小学生向けコンクールに挑戦する
クリスマスが終わりクリスマスツリーを片付けると部屋が寂しく感じますが、
世間は一気に年末モード。
そして、我が家は小学二年生の息子がいるので、冬休みがスタートしてしまいました!
短い冬休みとはいえ、気を緩めてしまうとADHDの特性かイレギュラーに弱いため
学校再開時に情緒不安定になりライフバランスを崩すことがあるので慎重にスケジュール立てて過ごすようにしています。
主に、勉強する時間、遊ぶ時間、起きる時間、寝る時間は規則的にする!くらいですが…
ダラダラと過ごしてしまう日は基本的にないようにしています。
また、長期休みの学習については、苦手な学習を復習し苦手なままにしないようにしているのと
お休みにしかできないことに挑戦するようにしています!
息子・小学二年生の冬休みスケジュール
今年の息子の冬休みは、17日間あるので半月ほどです。
年末年始と祝日を除く平日は両親が共働きのため、学童保育に預けているため集団生活の中で過ごせる時間は確保できます。
本人も学童が一日ほぼ遊べるので(おいっ!笑)大好きで、学童の日は足取り軽く出掛けていってくれるので、いろいろな意味で助かっています。
学童保育ではお昼はお弁当持参ですが、おやつは必ず出してもらえ、軽食のようなおやつが多く助かっています。
息子の話によると、たこ焼きや唐揚げ、焼きそば、豚汁、など手作りの物も多いようで温かいおやつを用意して頂けるのは嬉しい限りです。
また、午前中に1時間は学習時間があるので、各自勉強する物を持参していくのですが
大半の子ども達は、学校から用意された冬休みの宿題を持って来ている子が多いです。
我が家は、この学童の学習時間(1時間)に学校の宿題を終わらせてくるようにスケジュール立てています。
週末や年末年始は、学習面の苦手な部分や漏れがあるところの復習に集中して学習時間を設けています。
息子の場合は、目標学習を親が決め提示し、自分で学習する時間を考えて取り組んでいるため、朝一で終わらせることが多いです。
理由は、あとでおもいっきり遊びたいから。笑
その考え方で十分だと思うし、そこは息子の気持ちに任せています。
無理強いしても続きませんから。
とはいえ、学習時間内に毎回習得できるほど集中出来るわけではないので、
短時間学習サイクルで、実は一日にちょこちょこ勉強していた!と
本人に負担にならないようにする工夫は必須です。
【小学二年生・冬休みの学習内容】
学校から配られた宿題
- 計算ドリル(30ページほど)
- 漢字プリント4枚
- 日記2枚
- 読書プリント1枚
- 書き初め
- 音読
- けんばんハーモニカの練習
- なわとび
家庭で用意した学習
- 進研ゼミ ⇒ 全国テストにも挑戦
- 5分プリント ⇒ 不得意なところを復習
- Think!Think! ⇒ 思考力を育てる知育アプリ
- オンライン英会話
- 空手自主練
短時間学習サイクル
時間 | 学習内容 |
起床後すぐ | ・Think!Think!(思考力を育てる知育アプリ) ・5分プリント |
午前中(1時間ほど) | 【学童】冬休みの宿題 【休日】進研ゼミ |
正午まで | 外遊び(散歩・サッカー・なわとび など) 飼育している生き物の世話 |
午後 | 【学童】室内遊び 【休日】オンライン英会話or絵画or日記or書き初め テレビなど30分 ※自宅前のじぃじの家に遊びに行く事もある |
夕方 | 【学童】帰宅し宿題チェック・音読 【休日】空手自主練 |
夜 | お風呂で九九暗唱 |
充実した冬休みに
他に、長期休みだからこそ挑戦できるコンクールなども、息子がやる気があれば。笑
息子は絵を書くのが好きなようなので、チャレンジしてみてほしい!
息子は夏休み中は毎年、市内の絵画展に出品していて、一年生の時に描いたイリエワニは銀賞。二年生はアロサウルスを描き佳作でした。
2000名参加する絵画展で、入選者は200名。入選は息子にとって大きな自信になったようで毎日のようにお絵描きをするようになりました。
評価されなくても自信をもって好きなように描く楽しみを知ってほしい!という気持ちでいますが
成功体験は自己肯定感を高め、自分自身であらたな自分を発見し自己を認められるきっかけになると思います。
そして、空手にしても絵画にしても、過程がとても大切で、そこに大きな学びがあるため、実体験した人にしか分からない事がたくさんありますよね。
他は、寒い冬でしか遊べない遊びで学んでほしいと考えています。
バケツに水を入れて、気温が何℃まで下がれば凍るのか調べてみたり。
水に葉や花を浮かべ置きっぱなして、氷のオブジェ作ったり。
霜柱を見つけに散歩したり。
寒いけど、自然の中での発見をし、今でしか感じられない体験をしてほしいと思っています。
息子しかり、子どもたちにとって素晴らしい冬休み・年越しを迎えられますように願っています!
【小学2年生・小学校の個人面談】2021年最後の教育相談
息子の通う小学校では、年に2回ほど「教育相談」といった個人面談があります。
文部科学省でも「教育相談」を行うことは義務づけられていているようで、
下記のような意味合いで公立小学校では実施されているようです。
学校での教育相談は、一人一人の児童生徒の発達と、教育にかかわる諸問題をめぐって、本人及び保護者などに、必要な心理的・教育的援助を行うものです。
本人及び保護者が、自分の課題をとらえ直し、主体的に解決できるよう、側面から援助することを基本としています。
我が家の息子の場合は、発達や問題が生じた時に、定められている「教育相談」以外に、イレギュラーで個別に相談の場を設けてもらうこともあり
一年生の時は一ヶ月ごとに面談していたんではないか…と記憶が飛びそうなくらい学校に行かなければいけないことが多かったのですが、
二年生では「教育相談」を含め個別面談は一回で過ごすことができました。
私(母親)は、フルタイムで仕事をしているため、一年生の時のトラブル多発でお呼び出しは、私の精神がついていくのがやっとでした。
息子の場合、軽度の発達障害なのかもしれませんが、同じように悩んでいる親御さんがいたら心中お察しします。
ただ、現場(小学校)にいる子供の方が、本当は想像以上のストレスを抱えて過ごしているのかもしれませんし
どうしても周りと同じようにできず、叱られたり、注意され過ぎてしまい、悪循環で二次障害を起こしてしまっているお子さんも多いのではないでしょうか。
一度冷静に落ち着いて考えてみれば、小学校に行く事が絶対ではないし、集団の中で適応できないことは異常ではないので
周りと違う子どもを否定したり阻害する方に欠陥があるのです。
本来、100人いたら100人とも同じ人間なんていなく、それぞれの価値観や意思で生きているので
考え方が違うことで行動が違ってくるのは当たり前のことだと思います。
システムが子どもを考えたものであれば、息子と同じような症状がある子どもたちはもう少し生きやすくなるのかな?
と考えてみたら、息子をサポートするのが私の役目なんだと気がつきました。
周りからの理解が得られない時に、私が全力で息子をサポートする。
と決めると、学校からの意見や申し出に対して、苦しさはなくなりました。
個人面談での指摘は、子を否定されているわけではなく『保護者と先生の情報交換・相談の場』で、
子どもを生きやすく過ごしやすくする為の貴重な時間の場なんだと親が理解することで大きく変わります。
おそらく戦後からつづくシステムに、ハマれることができた子どもたちは数知れずいて、システムにハマれた一人に私も入っています。
日本でつづいているシステムだから正解とは限らないし、皆同じ道を通ってきているのだから出来ない方が弱い・間違いではないんだと成人した大人は気がつかないといけない。
我が子が通う学校規模(100~1000人)であれば、意見を申し出すことは難しいことではないのかと思います。
日本人はイノベーションに抵抗があり、変化を嫌う傾向があるように感じますが、
日本人は慣れてしまえば真面目に継続できるだろうと期待の念を持つと、
未来ある子どもへの教育や支援に対して大人が変化することは自然なことだと思います。
と、大口を叩きましたが、学校と家庭が『子どものためであること』からズレなければ個人面談は意味のある時間です。
二年生の息子の成長
今回の面談では、息子の成長した部分を担任から聞くことができました。
二年生当初は、一年生の時のような手がつけられない事が多く、嫌なことがあると教室から飛び出してしまったり、地団駄を踏んで不貞腐れてしまうという指摘がありました。
時折、友達を叩いてしまうといこともありました、ひとつひとつ担任と息子と家庭とで話し合いを続けている中、
夏休み以降から徐々に変化があり、他者を許せるようになったり、折り合いをつけられるようになってきて嫌な事があったときに我慢するようになった。と、嬉しい報告を聞くことができました。
そして、授業中に座っていらえるようになった。ということを、担任が褒めてくれたことが、親の私としてはとても嬉しかったです。
つまらない授業は、体を横に向けてしまうような姿も見られるそうですが。笑
一昔前だったら、先生に失礼でしょ!なんて怒られてしまったのかもしれませんが、周りに流されない息子の主張は私は好きです。
親の私がこんな考えだから、親も親なら子も子とも言われてしまいそうですね。
衝動的や感情的に友達を叩かなくなったり、授業中に座っていられるようになったのを聞いて
夫も私も手をとって喜び、息子を抱きしめました。
悩みや問題は日々ありますが、子どもの成長がただただ愛おしいです。
個人面談は長くても15分程度で終わってしまいますが、
子どもの心の成長を支える大人の行為全般が、教育相談に含まているのです。
我が家の場合は、出来る限り父親にも同行してもらい共有する事で、我が子の「個」に向き合ってサポートしていきたいと思います。
【ADHDと運動神経】多動なのに運動神経が良いわけではないのはなぜ?
息子は幼児期からADHDの主な特徴と言われている「注意欠陥」「衝動性」「多動性」の症状がありますが、幼児期から「多動性」が強く動き回っていて外遊びが大好きです。8歳になっても公園や外で遊ぶと永遠に遊んでいます。笑
そんな破壊的な運動量のある息子の姿を見ていると、この子は運動神経抜群なんだろうな!と思っていましたが…
ずば抜けた運動神経ではなく、むしろ小学校に進学すると体育が一番嫌いな授業だと言うのです。笑
あんなに走っているのに?
外遊び大好きじゃん!
と、親の私は思ってしまいます。
ただ、そもそものADHDの特徴を紐解いていくと息子の「体育が嫌い」な理由が理解出来るのです。
ADHDの身体的特徴
ADHDの症状として、立ったり、歩いたりという簡単な運動には問題はありませんが、同時進行する複雑な行動が苦手です。
そのためもあり、指を細かく動かしたり、なわとびをするなど、複数の筋肉を同時に動かすスポーツが苦手です。
更に、平衡感覚も悪く、片足で立つとすぐにバランスを崩してこけてしまう子もいるようで、息子の場合は、毎日といっていいほどケガが多く、足はアザだらけです(涙)
アザの主な原因は、階段にぶつけたり、階段を踏み外したり、柱に衝突したり、転んだり…だそうです。
毎日、傷やアザを見るのは痛々しくて胸も苦しいので、クリームで保湿したり日々成長や発達をきにかけています。
下記のような根本的な身体的特徴は、以前にも記事にした家庭療育で感覚統合のトレーニングを行っているため、
息子は平均的な運動能力ではあります(本人は体育の授業を嫌ってはいますが…)
主な身体的特徴
平衡感覚が悪いADHD
自転車に乗れない、まっすぐ速く走れないなど、バランスを必要とすることがうまくできない。
ADHDの運動障害
ボールをキャッチできない、跳び箱や逆上がりができないなど、スポーツ全般を苦手とする。
手先が不器用なADHD
手に持った物をたびたび落とす、なわとびの使い方を覚えられないなど、複雑な動作に対応できない。
身体的特徴が原因で、学校生活でうまくいかないことが増えて居心地が悪くなってしまったり
ちょっとした失敗やミスが重なり嫌になってしまう。といことは年齢関係なく大いにあることだと思います。
まだ、息子も低学年なので親の介入やサポートを嫌がっていない様子なので
根本的な原因の対処になるサポート(家庭療育)をする事で、授業が嫌いでも…
運動障害をおこさないサポートをしていってあげたいと思うのです。
※本人が望む場合です
年長の冬からはじめた空手
6歳の冬から習い事として始めた空手は、今年の冬で2年経ちました。
空手の流派で帯の色の取り決めが異なってくるそうですが、
息子は無級(白帯)から、5級の緑帯まで昇級し切磋琢磨。稽古に励んでいます。
級 | 帯 |
無級 | 白 |
8級・7級 | 黄色 |
6級 | 水色 |
5級・4級 | 緑色 |
3級・2級 | 茶色 |
3級・2級・1級 | 茶色 |
初段 | 黒色 |
諦めずに、2年で緑帯になるまで続けると思っていなかったので親としては嬉しいです。
十五の形を軸に、決められた動きを正確に身につけていくのは簡単な事ではなく
当たり前なのですが何となくでは絶対に修得できません。
息子は、全身を使った複雑な運動や、人の動きを真似することも苦手なので、
周りの同学年の子に比べると、上達には時間がかかることも少なくありません。
家庭内での自主練習は必須で、毎晩夜に形を忘れないように繰り返し繰り返し練習したり。
人の話を聞いて真似るのが嫌なので不貞腐れる。間違いを指摘すると不貞腐れる。なんて日常茶飯事で、親の私たちもイライラしてしまうことも勿論あります。
さらに、稽古中に隣の子にちょっかいを出して怒られたりもするし
市内の大会に、満を持して出場しても大会に集中できなくて毎回ボロ負けしている息子です。
ただ、他者と比べても意味はなく何も変わらないので、息子自身も親自身も『心を強く己との戦い』ができるので
周りに気をとられることなく精進できる空手道は息子に合っているのかもしれません。
息子の空手に関しては、本人の目標は『黒帯をとること』です。
黒帯をとるためには基本の型を修得し練習するしかありません。
練習を怠ったり、途中で意志ががなくなれば目標は達成できません。
もしも、途中で諦めてしまう日がきたら、達成できなかった原因を考えることが大事かと思っています。
ただ、起きてもいないことを心配したり危惧しても仕方ないので
身を任せながらプロセスを大切にしていきたいと思うのです。
ADHDの子を好きになったADHDの息子
息子に好きな子ができました。
6歳くらいから、〇〇ちゃんが好き!○○先生と結婚する!と言うような、おませな息子なのですが、
8歳になり夏休み明けくらいから、ひとりの子(以下Aちゃん)を気にするようになり、お手紙のやり取りが増えたり、Aちゃんの名前を頻繁に口にするようになりました。
Aちゃんとは1年生、2年生と、一緒のクラスで、1年生の頃の脱走が激しかった頃の息子でしたが、Aちゃんもよく一緒にいることが多く…
一緒に悪さをしたり脱走したり、暴れたり。する友達?でした。
Aちゃんのことは息子から話を聞くだけで、Aちゃんのお母さんとも面識がなかった為、直接お話をする機会がなかったのですが、
Aちゃんの言動や学校生活の話を聞くかぎり…息子のお仲間?かしら?と思ってはいた子でしたが、
息子のハチャメチャっぷりに日々追われていたので、
Aちゃんは必ず一緒にいて、いつも仲良くしている子なんだな~という認識ぐらいでした。
また、Aちゃんから1年生のころからラブレターのような手紙をもらってきてはいましたが
何故かモテル息子は、Aちゃん以外の女の子からも手紙(好きだよ!とか書いてある。笑)をもらっていたので
息子は深く考えている様子はありませんでした。
ですが…最近はAちゃんの気持ちを受け止めるように特別な感情をしっかり抱いているのが分かります!
2年生男子の恋心
とはいえ、8歳の男子なので、わたし(母親)に何でも話をしてきてくれて、話す内容が可愛すぎて微笑ましい!
何故か数人の女の子からラブレターのような手紙を頂いてきますが
Aちゃんにだけ返事の手紙を書くようになったのです。
苦手な折り紙も、ハート形やお花、ダイヤ、を折ってあげたくて折るようになりました。
毎日Aちゃんの事を考えているよ。
とも言うので、かわいい…。。
そして、家族以外の誰かを大切に想う気持ちの変化からか、息子の学校生活の態度も変化してきました。
Aちゃんに嫌われたくない。という感情。
Aちゃんを喜ばせたい。という感情。
Aちゃんを傷つけたくない。という感情。
などが生まれ、息子自身が自分の行動を意識するようになり
教室を飛び出してしまったり。教室でグズってしまったり。友達を叩いてしまったり。する事がなくなりました。
たまに悪ふざけや遊びがいきすぎて、友達トラブルはあるし、不注意で間違った方向にいってしまう事はあるのでゼロではありませんが。
1年前の息子と比べたら、ものすごく成長していると感じられます。
Aちゃんありがとう!涙
Aちゃんと息子
幼いふたりは、お休みも一緒に遊びたい!とお互いの母に言うようになりました。
私はAちゃんのお母さんと面識がなかったので連絡手段がなかったのですが、偶然お会いできる日があり、
勇気をだして話しかけて連絡交換をし!週末に遊ぶ約束をしました。
積極的になりすぎて、自分がこわい。笑
早速、お休みに公園で遊ぶことになり、息子は大喜びしてくれたので頑張ってよかった。涙
Aちゃんのお母さんとも話ができるのは嬉しいし緊張するし、、
わたし自身が息子に振り回されてしまっていますが、この流れに身を任せてみました。(考えすぎ)
息子とAちゃんは、公園で再会すると、犬のように(失礼)足りまわって遊んでいました。
2人が楽しく遊んでいるので、私はAちゃんのお母さんといろいろ話をしました。
お互いが探り探り…の会話の中で。お互いが気になっていた本題は…発達のこと。
結局。
息子もAちゃんも、ADHDと診断を受けている同士でした。
Aちゃんのお母さんも、やっぱり!と言った感じで。笑
ADHD同士の会話・行動
Aちゃんの存在は、私はとても興味深く。Aちゃんのお母さんも、息子に興味津々。
まだ、幼い子どもたちなので、走り回って遊ぶ姿は想像できるのですが
息子とAちゃんだけ運動量がすごい。笑
はじめて公園で遊んだ日は4時間ほぼ休憩なしで遊んでいました。
遊び方も、少し遊具で遊んだら次。次。次。と、落ち着きがない。
楽しい?と感じてしまいますが、2人はモメルことなく、次々と遊びを展開し
お互い意思疎通していなくても楽しそうで居心地が良さそうに見えました。
ふたりの会話も、どちらも同じような会話傾向があるためか、説明よりも答えや結論が先にきがちです。
理解できなくてもOk。話したいことが話せれば良いらしく、お互い理解しあえるようです。(実際、理解しあえているのかはなぞ)
Aちゃんも、衝動性、多動性、攻撃性があるので、乱暴な会話も息子にとっては居心地が良いようで会話がはずんでいるようでした。
そして、他の情報に興味を引っ張られることがないため、空気が読めない発言も減っているように感じます。
「類は友を呼ぶ」良い相乗効果に…
「類は友を呼ぶ」という言葉があるように、何故か発達障害を持った人は同じように発達障害を持っている人を引き寄せる傾向にあるそうです。
ただ、必ずしも相性が良いかと言うとそうではないようで、多動っけが強い男の子とは対立関係になってしまいトラブルになってしまう事が多い息子です。
Aちゃんの場合は、ADHD同士だからもあるのかもしれませんが、いろいろな事が複合してお互いが居心地の良さを感じているのかもしれません。
まだ、幼いふたりなので、お互い成長しながら変化していく事が大いにあると思いますが、今の二人を温かく見守っていきたいな。と思っています。
Aちゃんのお母さんとも情報交換もできるし、お互いの実体験を話すことで心が救われる瞬間があります。
お互いの生活環境も、考え方も違うけれど、同じ悩みを抱えた母親同士。理解しあえることがあるのも私は発見でした。
依存ではなく、お互いにとって良い相乗効果が生まれたらラッキーだし、
ふたりの子どもたちの成長が楽しみです。
【思春期のADHD】8歳の息子はプチ反抗期・中間反抗期かもしれない
子どもの成長過程において、反抗期は2回あるとされています。
2歳頃の「第一次反抗期」と思春期に入る小学校高学年から中学生頃にかけて訪れる反抗期が「第二次反抗期」です。
近年、思春期の少し手前、小学1~3年生に訪れるプチ反抗期を「中間反抗期」というそうで、子ども時代は、ほぼ反抗期じゃないか。と思ってしまいますが。笑
子ども時代は、それだけ精神発達の過程が多く「子供から大人へと成長するため」の大切なものなのだと思います。
我が家に関しては、3歳になった娘の「第一次反抗期」と、8歳の息子の「中間反抗期」なのではないか?
と思わせる日々を過ごしています。
息子については、「中間反抗期のはじまり」を感じる出来事が続いていて、
息子さんの態度や表情、発言に「あれ?」と思った瞬間がありました。
中間反抗期の5つの特徴
中間反抗期の特徴としては、次の5つが挙げられます。
1 口答えをする
2 反抗的な態度をとる
3 なんでも自分でやりたがる
4 注意されても聞かない
5 親よりも友達を重視するようになる
一般的には、反抗期と同じような特徴が挙げられていますが、息子の変化は以下です。
1 抱きしめられるのを嫌がるようになった(触るな!といった)涙
2 毎日好きだよ。と言ってきたのに言わなくなった
3 異性への感情の変化を話すようになった
4 明らかに私(母親)への当たりが強い
具体的なのですが、私への反抗頻度に「あれ?」と思ったため、中間反抗期の序章なのでは?と感じています。
子供から大人へと成長する過程で誰もが通るものとされていますが、
息子の反抗的な態度(きっと序章なのに…)にADHDの言動もプラスされ、
ついムキになって怒り返して状況を悪化させてしまい、どうしたらいいの!と叫びたくなります。笑
ですが、一端落ち着いて『反抗期は子どもの成長の証』と理解をして、冷静に対応していきたい!
中間反抗期の時期にある子どもは、
これまでの親や身近な人だけの家中心の狭い世界から、学校や友人を通して広がった広い世界に適応しようと努力しているようです。
それらのストレスや、疲れ、葛藤が、時に反抗的な態度にもつながると考えれば、子どもの発達の過程として、温かく見守れるのかもしれません。
発達障害の二次障害「反抗挑戦性障害」
ADHDタイプの子どもの反抗的な態度を放っておくと「反抗挑戦性障害」と言い、
発達障害の二次障害になってしまう可能性があるようです。
反抗挑戦性障害とは、9~10歳未満の子どもに見られることの多い障害で、
症状は「かんしゃくを起こしたり、イライラしやすい」、「権威ある人や大人と口論したり、規則を破る」、「執念深い」の3つに分けられるようで
最近のプチ反抗期の息子の様子を見ているとイメージできてしまう「反抗挑戦性障害」…。涙
子どもが発達障害の二次障害になってしまうと、専門的な対応が必要になり、改善するまでの時間がさらに長くかかるようで、
ここは反抗的態度を様子見せずに、状況の改善のために対策を講じて実践することが必要のようです。
反抗的な子どもに有効な対応3つ
特にお母さんにだけ反抗的な子どもへの「正しい対応」で、有効な対応が3つあるようです!
①感情的にならず、冷静に対応する
②お父さんに状況を理解してもらう
③子どもには約束を守りきらせる
①感情的にならず、冷静に対応する
発達障害・グレーゾーンの子どもは、お母さんの感情的な態度に敏感です。
お母さんが感情的な態度で接してくると、さらに反抗的な態度で言い返したり、無視したりします。
お母さんは、子どものこのような態度にさらに腹を立てて感情的になってしまうため、子どもの態度がさらに悪化していきます。
そうならないために、子どもの反抗的・挑発的な態度に対しては、決して感情的にならないことです。
お母さんは冷静な態度を保ち、子どもが冷静になるまで待ちましょう。
一時的に、子どもの反抗的・挑発的な態度がエスカレートすることもありますが、ここでもお母さんは冷静な態度を貫きます。
冷静な態度を続けていると、次第に反抗的・挑戦的な態度で接しても無駄であることを、子どもが自ら学習し、態度も落ち着いてきます。
お母さん、お子さんともに冷静になれたら、お子さんの気持ちをたくさん聞いてあげると良いようです。
②お父さんに状況を理解してもらう
お父さんには、「子どもが母親の言うことをきかない」という状況を、理解してもらいましょう。理解してくれる人がいることで、お母さんも安心できます。
お父さんに子どもの反抗的な態度について説明するときも、お母さんは冷静な態度で接することが重要です。
お父さんに説明するときに、お母さんが感情的な態度だと「お母さんが感情的だから、子どもも感情的になるんじゃないの?」と言われる可能性があります。
子どもが、どのような状況でお母さんに暴言をぶつけ、反抗的な態度を取るのかを具体的に説明して、理解してもらいましょう。
③子どもには約束を守りきらせる
約束したことをなかなか守れないのが、ADHDタイプの子どもです。これが繰り返されると、大人の方に「仕方がない」とあきらめの気持ちも出てしまいます。
ただ、こうやってあきらめていくと、子どもはどんどん約束を守れなくなっていきます。
大人になったときに約束を守れないままだと、さらに困りごとが増していきます。
約束は、守りきらせることが大切です。また、約束を守れたらご褒美をあげるなど、ルールを明確に決めておくのも重要です。
約束を守れなかったときに、大人が子どもの弁解や屁理屈にとりあわないよう心がけます。大人が決めたことを破ったのでは、子どもは約束の大切さを学べません。
ただし、約束を守れなさそうな状況の時に、感情的にならないことが大切です。冷静に、普段と変わらない口調で
「そろそろゲームの時間が終わりだよ。ご飯を食べようか」
「時間オーバーだよ。次は何をするんだっけ?」
といった風に、子どもに声をかけます。最初はなかなか言ったとおりに動きませんが、
穏やかな口調で何度か言い続けることで、次の行動に切り替えられるようになります。
①②③は、反抗期への対処法だけではなく、子育てをしていく上で大切な教訓だと改めて考えられました。
イヤイヤ期の娘については、『共感する』と言うことを大切にしているのですが、
頭にきても『否定をしない=共感する』というのは年齢関係なく親が必要なスキルかと思いました。
「子育て四訓」で学ぶ親のありかた
以前、「子育て四訓」というのを紹介しましたが、
目を離せ、心を離すな。というスタンスはADHDの息子への見守り方に大きな影響をあたえた言葉です。
「子育て四訓」
1 乳児は しっかり肌を離すな
2 幼児は肌を離せ 手を離すな
3 少年は手を離せ 目を離すな
4 青年は目を離せ 心を離すな
子どもたちが成長していく過程には、大事なポイント(タイミング)があるということがわかります。
それぞれの時期に意識してやらなければならないことがあるということです。
子育てとは別の面から見れば、「親離れ」、「子離れ」の実現=「独り立ち」を手助けすることといっていいのかもしれません。
そのためには、「離さない」ことも大事だけれども、それと同じくらい「離す」ことが大事である。
と、「子育て四訓」はそう教えています。
小学生の息子は、とりわけ上の3 少年は手を離せ 目を離すな は、よく肝に銘じておかなければならないことだなと感じます。
1から10まで、なんでもすべて口うるさく教えていては、子どもは受け身になるばかりで、自ら進んでやろうとする意欲や自主性は育ちません。
主体的な態度を育てるためには、その子に寄り添いながらも、そっとヒントを与えて気づきを促したり、自分の頭でできるだけ自力で考え、
解決しようとする姿勢を後押ししていくことが大事なのだと思います。
今回、プチ反抗期中と第一次反抗期の息子と娘と毎日格闘…していますが、
成長中の子ども二人は、親の行動や言葉をよく見て聞いているので、子どもだから。大人だから。ではなく、
ひとりの人として行動し、息子と娘と接していきたいと考え過ごしています。
また、息子のプチ反抗期で嬉しかったことがあり、
『親よりも友達を重視するようになった』『異性を意識するようになった』ことです。
家庭だけの世界ではなく、自ら交友関係の世界に入ったことや、好きな女の子への特別な意識が芽生えたことで、
他者への想いを口にするようになったのはとても嬉しかったです。
好きな人を喜ばせたいという感情や、友達との関係性で、恥をかいたり、傷ついたりすることで、精神的な成長と実践的なコミュケーションを経験できることは、ADHDの息子にとって療育だと思うのです。
親の私がヒーヒー、ワーワーと、嘆いたって意味がない。笑
冷静に落ち着いて対応し、成長を見守りたいです。
【ADHDの息子と学校生活】小学校からの呼び出し
息子の学校は2学期制なので10月中旬で前期が終了するということで、
久しぶりに担任からのお呼び出しがありました。
1年生の頃に比べて、担任からの電話や呼び出しが減っていましたが
最近の息子は、衝動的な暴力・暴言が度々勃発してきたため
担任からの呼び出しには合点がいきました。
以前、ADHDの子どもの暴力・暴言について記事にはしていますが
『原因のない衝動的な暴力・暴言』には、ずっと頭を悩ませてはいて
何らかの要因があると考え推測したところ、
夏休み明けは3度目の緊急事態宣言で学校は半日授業で開始し、
緊急事態宣言解除に伴い10月から通常に戻り5時間授業が開始したのですが
5時間授業になってからも掃除の時間や休み時間に
『原因のない衝動的な暴力・暴言』が起こるようになったことに気がつきました。
2年生になってからは授業中の脱走、出歩きは徐々になくなり、
椅子に座っていられるようになり授業中に我慢ができるようになったのは大きな成長ですが
40分ほどの授業を1日5回受けるのは息子にとっては大きなストレスなのかもしれません。
実際に、息子本人に、授業中は辛くない?と聞いたところ
息子自信は自覚がないのか「辛くないよ!」「時々、授業がつまらない時は違う本を読んでいたり、落書きしちゃってるけど!」と
ケロッとしているので、良かったのか悪かったのか…笑
担任にも上記の話をしたところ、
「確かに!5時間授業になってからですね!」と理解して頂けました。
息子の学校生活については、担任(学校)と出来る限り情報共有するようにした方が
お互いにとって良いと1年生の生活で学びました。
担任の考え方や力量でも生徒への対応は変わってはきますが
まずは対話する事で、お互いを理解し合い信頼関係をつくっていくことが大切な事だと考えています。
2年生の担任については、2年生進級の頃は、息子と衝突することが多く
息子の言動に苛立ちがあったと率直に話をしてくれて、
私は我が息子ながら担任の気持ちが理解できるので。笑
同調する気持ちと、私も素直に息子のADHDに関する想いを先生に伝え、
家庭で出来る限りのサポートをするので学校での様子を共有させてほしい事を伝えました。
小学校の教員は特に多忙で、教員の労働時間については頭が下がります。
その多忙の中、ADHDの息子のフォローは先生の負担になると承知で、感謝しています。
そして、息子の学校生活は「安全第一」を目指しているので
担任が大半のことを大目に見てくれるようになったのは、家庭と担任が都度コミュニケーションをとっているからかもしれません。
もうひとつは、家庭で当事者の息子とも話をする時間を作ることを大切にしています。
担任と息子、親と息子、親と担任。
が、それぞれの時間で対話し意思疎通していると
すれ違いがあった時に、互いの意見をすり合わせることができます。
実際、心の内は分かりませんが、
学校からの呼び出しは、大切な対話の時間だと考えるようにしています。
周囲からの意見やアドバイスにきちんと耳を傾けることで
相手もこちら側の意見を聞き入れてくれることもあります。
当事者の子どもを守るために、サポートをするために
どんな時も私は飛んでいける人でいたいと思っています。
2021年10月に読んだ 育児本&育児に役立つ本
育児や発達障害に関する情報は、インターネット上以外にも書籍を通して体系的に学ぶことができます。
今月も様々な本を拝読しました。その中でいいなと思った物、オススメの物をいくつか紹介します!
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なぜきみは生きるのか 10歳からの人生哲学 [ 大坪信之 ]
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1. 子どもはみんな問題児
著者は、中川李枝子さんです。
中川李枝子さんといえば、童話『ぐりとぐら』シリーズを思い出す人が多いかと思いますが、
中川さんは保母として働きながら執筆活動をしてきた方で、アニメ映画『となりのトトロ』のオープニングテーマ『さんぽ』の作詞を行っていてマルチに活躍されています。
代表作は数知れずではありますが、個人的に、実妹の画家・山脇百合子さんの絵を見ると中川さんをイメージしてしまい、優しさに溢れたご姉妹の感受性は温かなご家庭で育ったのではないかと感じます。
今回の『子どもはみんな問題児』を読んだときは、中川さんの「思想」に感銘を受け涙が出ました。
人間の本質を理解しているから、子どもを大切にしているし、生きる上で大切な考えや行動を示してくれている本でした。
この本の帯には、「この本こそ、子育て中の新米ママの味方だと思いました」という言葉を、宮崎駿さんが書いていますが、まさに私の育児バイブルになりました。
悩んでいるお母さんには是非読んでもらいたい本でオススメです。
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2.なぜきみは生きるのか 10歳からの人生哲学
著者は、大坪信之さんです。
大坪信之さんは、自身の子育て中の経験から幼児教育に興味を持ち、1992年に徳育教室(現コペル)を設立されていて、自身もADHDだと公言されています。
子ども達に読んで欲しいと書かれた著書なので、大人であればあっという間に読めてしまう内容ですが、独自の感性論が面白く世代関係なく読み進めることが出来ると思います。く
私が大坪さんの本を手に取った理由は、息子の思想と大坪さんの思想が似ていると感じたからでした。
一読してみて、まだ語彙力の低い息子の言葉を大坪さんが翻訳してくれたような感覚になり、この本を読んで良かったです。
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また本は紹介したいと思います。